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晩春から夏に、まっすぐ伸びた茎の灰緑色の葉のわきから枝分かれした花茎の先に、紫やピンク、白などの八重や一重の花が次々と咲きます。8月14日の誕生花は、花弁の先が柔らかくカールした優美なカップ形の花、トルコキキョウ(トルコ桔梗、トルコギキョウ)。花の名は、花やつぼみがトルコ人のターバンに似ていて、原種の一重咲きの花の色や形がキキョウ(桔梗)に似ていることから名づけられました。別名のユーストマは、属名のEustomaの音読みで、ギリシャ語のeu(よい)とstoma(口)に由来し、一重咲きの花の花冠筒の形からつけられています。 花言葉「よい語らい」は、英名のEustomaからで、一重咲きの口が開いたような花の姿からきています。花言葉「清々しい美しさ」は、すらっとした茎先にフリルのような八重の花を優美に咲かせた立ち姿からつけられています。 トルコキキョウは花色別に、花言葉と誕生花がつけられています。昭和の初期に渡来した一重咲きの紫色の小さかったという花も、今では日本で品種改良が進み、クリームやピンク、白に紫やピンクの覆輪など花色も多く、八重咲きやバラ咲きも見かけます。多湿の苦手なトルコキキョウが今年の長梅雨にも負けず、ねじったような独特の形のつぼみをつけて、白や淡い紫の花弁を幾重にも重ねて咲いていました。リンドウ科ユーストマ属(旧学名リシアンサス属)、半耐寒性一年草・多年草、原産地:北アメリカ別名:ユーストマ、リシアンサストルコギキョウの花言葉:よい語らい、優美、希望、深い思いやり、花嫁の感傷。トルコギキョウの誕生花:4月20日、6月13日、7月8日、7月18日、7月20日、8月14日、8月18日、9月1日、9月30日流通時期:ポット苗を春に、鉢花を初夏に見かけます。秋植え球根
2011.08.14
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夏に、幅広の線形の葉の間から、小葉(苞)を何枚も広げたかわいらしいパイナップルのような形をした花穂が伸びながら、白い星形の小さな六弁花を次々と咲かせます。8月4日の誕生花は、一度見ると忘れられないパイナップルのような形の花、パイナップルリリー。花の名は、英名のPineapple lilyの音読みで、花穂の形がパイナップルの果実に似ていることから名づけられました。別名のユーコミスは、ギリシャ語のeu(十分、良い)とkome(頭髪)で、花茎の先のパイナップルのクラウン(冠芽)に似た、何枚もの小さな苞(ホウ)を美しい髪の毛にたとえています。 花言葉「あなたは完璧」は、パイナップルの花言葉と同じで、パイナップルはたくさんの果実が一つに結合していることからつけられています。パイナップルは果実のかたまりで、外側のトゲトゲした一つの眼(eye)が一個の花の果実です。パイナップルリリーも茎の周りにびっしりつけたつぼみがすべて咲ききるので、そのまま花言葉「完璧」「完全」がつけられたのでしょう。 パイナップルリリーは高性種と矮性(わいせい)種を植えていますが、高性種は小さな星のような花がたくさん開くと、花の重みで花茎がおじぎしてしまいます。毎年、矮性種は花茎を出すのが高性種より遅く、花も遅れて咲きます。花色は淡黄色や淡緑色、赤紫、白などがあります。ユリ科ユーコミス属、耐寒性・耐暑性春植え球根、原産地:南アフリカ別名:ユーコミスパイナップルリリーの花言葉:完璧、あなたは完璧、完全。パイナップルリリーの誕生花:8月4日、10月5日、12月20日流通時期:球根を冬~早春に見かけます。パイナップル
2011.08.04
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