ゆめが丘へ行こう

勉強終わって強いお酒を飲んだ。

マグカップ一杯に。

帰りたい場所

帰る場所

あるはずなのに私にはないんだ・・・って思って

ちょっと悲しくなった。

実の両親には感謝している。

ただそれは私をこの世に生み出してくれた感謝。

けど

だからといって実家はゆっくり休める場所じゃない。

むしろ気を使う。

心休まる家じゃない。

だからといって今の家が心休まるかというと

それもない。

義理の両親に気を使い

ほっと一息ついてもそこに待つのは孤独感。

寄り添える場所が欲しい。

ただ、それだけ。

温かい会話が欲しい。

ただ、それだけ。

同じものを見て

笑うだけでいい。

手をつないで

お散歩するだけでもよかったのに。

ただ、私を必要としているんだって

一言が

行動が

たった一言でいい　

たった一つのふれあいでもいい 

欲しいのに

欲しかったのに

ずっとずっと　もうずっと。

なんどもこうして欲しいっていって

なんども気持ちを伝えようとして

でも

もうほんとにだめだって

思ったんだ。

琥珀に埋まった

昆虫のように心は凍りついて

もう　伝えても無駄だって

今日思ったんだ

んん、再確認、かな。

もう迷うことない

温かい場所へ

温かい場所を作ることへ

心やすらぐ場所を作ることへ

飛び込んで行くことに

もう迷わないから。