山田理沙のカナダ看護活動日誌。

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2008/01/05
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カテゴリ: 勤務。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

M氏とともに 元旦早々T氏宅にお邪魔して手作りのおいしい梅酒やらお正月らしい食べ物をたらふくご馳走になって、謹賀新年・迎春気分に浸らせていただいた後は、ひたすら新学期の準備に追われる。学校が始まるまでまだまだあるわ、なんて余裕をかましてて、気がつけば勤務の入った週末。これが明けたら新学期・・・てか、プレゼンの準備全然できてないんですけど(泣)。

本日の担当はこれまでたいした病気をしたことがなく90をすぎても元気にヨガ教室に通っていたと言うオズボーンさん(仮名)。入居している老人ホームで、ここ1週間ほど体調不良を訴えていたところ、昨日のお昼ご飯の時間に食堂で大てんかん発作を起こして救急外来(ER)に運ばれてこられ、抗てんかん剤と鎮静剤の大量投与で再度意識低下されたため、挿管され、当ICUにいらしたとのこと。

入院当初に行われた脳波も頭部CTスキャンも、てんかんの原因となるような以上は見られず。小さな脳梗塞が見られ、左半身のしびれや衰弱感が見られるものの、抜管されてからは、はっきり覚醒されて家族ともおしゃべりをされていた、と言うのが昨日の夕方。今朝早くに夜勤のジュリー(仮名)が、左半身のチック様の引きつりを発見。痙攣のように早くなったり、またおさまったり。抗てんかん剤が再度与薬され、それでも止まらないため、鎮静剤を投薬され、オズボーンさんが入眠されてからは引きつり~痙攣もおさまっている様子。

朝の全身評価で訪室するけれど、すっかり傾眠傾向で神経系の評価ができず。医師に報告して、2時間ほどすると、覚醒される様子がないもののまた痙攣が始まる。指示を受けてさらに鎮静剤を与薬するとまたおさまるけれど、このままじゃ昨日の二の舞でつまるところ挿管じゃないですか。

新規の入院でバタバタしている担当医をベッドサイドまで引っ張ってきて、痙攣の診察をしてもらうが、これ本当にてんかんなんだろうか?と言う疑いが深まるばかり。取りあえず、明らかなてんかん発作以外は鎮静剤の使用を抑えることになり、あとは一日中様子見モード。午後から再度頭部CTに行くが、昨日と変わりなし。冬休み中に見始めて結構はまってしまった米TVシリーズの病院もの、「ハウス」が頭にあるからか、なかなか診断がつけられない研修医を見ているとイライラしたりして。それに比べて、ありえない診断をズバズバズバっとたてて行くドクター・ハウスのカッコいいこと。いや、ほんと、ありえないんだけど。

オズボーンさんの既往歴にある高血圧が経口降圧剤の摂取不可で悪化傾向にあったため、点滴降圧剤の指示を受け、血圧のコントロールにかかり切りになっていたところ、脳神経観察病棟のベッドが空いたと連絡があり、勤務終了ぎりぎりに搬送を済ませる。忙しい仕事始めが終了。出だしはまぁまぁかな。





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最終更新日  2008/01/10 11:04:23 AM
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