くるくるどぉなつ情報館

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2004/12/05
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ヤオイまたはBL苦手な方は要注意です。






君とぼくと不思議なお話。
  ~5.5歩目~

―Hiragi side―


突然足元が光りだしたから、ぼくはびっくりして目を閉じた。
目を開けた時には、ぼくは宙に浮いていた。

ふと上を見上げると、見慣れた町並みが見える。
ぼくのいた世界。これから戻るべき世界。
元の世界に戻れるかと思うと、とても嬉しい。
けれど―
何故だか、胸が苦しい。
嬉しいのは本当なのに、胸が苦しくて苦しくて仕方がない。
上に上げていた顔を、真正面に向けるとカルがいた。
カルは、今にも泣きそうな顔をしていた。
ズキンズキンと、ぼくの胸が更に苦しくなって痛くなる。

ああ、そうか。そうなんだ―
ぼくは、カルのことが『好き』なんだ。

抵抗してしまったのは、ただの照れ隠し。
胸が、どうしようもなく苦しいのは君と離れてしまうから。
あの時、涙を流したのは伝えたい気持ちを伝えられなかったから。

今更、遅いのかもしれない。
でも、最後に届けよう。ぼくの気持ち。


「カル!!」
と、大声で叫んだ。
カルは、ぼくの方をびっくりした顔で見ている。
一呼吸すると、ぼくは話し出す。
「昨日は・・ごめん。
 ぼく、どうして良いのか分からなかったんだ・・・」
「ヒイラギ・・・」
カルは、何て言えば良いのか分からないみたいで
ぼくの名前を取り敢えず呼んだんだと思う。
ぼくの目頭が熱くなる。
でも、泣きたくなる気持ちをぐっと堪えてその先を言う。
「ぼくも・・・ぼくもカルと離れたくない。
 だって・・・だってぼくは・・・・・・・・
 ぼくは、カルが好きだから!!」
ポロポロと涙が零れだした。
ダメだな、最後は笑顔で言おうと思ったのに。
でも、やっぱり離れたくないから・・・好きだから。
悲しくて悲しくて、泣いてしまう。
カルは、どんな表情をしているんだろう?
驚いてる?嬉しくて笑ってる?
もっと・・・もっと、一緒にいたかった。
ううん、ずっとずっと一緒にいたい。

「カル・・・嫌だよ・・・・お別れだなんて・・・
 ずっと・・・・一緒にいたいよぉ・・・・・・・
 カル、カル離れないで!!ぼくも、絶対離れないから!!
 お願い、カル・・・・おねが・・・・い・・・・・」
何時の間にか、ぼくは泣き叫んでいた。
もう、前が見えない。
でも、自分の世界に自分が戻りつつあることははっきりと分かった。

意識が、だんだんとなくなって行く・・・・
意識がなくなる前に「ヒイラギ!!」
と、叫んでるカルの声がすぐ近くに聞こえたけど
多分、近くに聞こえたのは気のせいだなって思って
ぼくは、苦笑したまま意識が途切れた。


沢山の思い出を有難う。
好きって言ってくれて有難う。
そして、ごめんなさい。
ずっとずっと、この世界の出来事は忘れないよ。




―サヨウナラ―









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Last updated  2004/12/05 03:05:44 PM
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キタキタ@ イヤッホォォォォォウ! やべーこの女やべー! 終始そんなこと考…
にこにこ@ がんばれ かこういっぱい
信兵衛9107 @ こんばんわ^^ 頑張って続けてくださうね^^

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