美作的日々

ここ１週間くらい、集中して読みました。
湊かなえさんの、映像化された作品の原作３冊、
その２冊目です。

夜行観覧車　　　　　
湊かなえ
（ドラマはTBS系金曜日22：00～）

これは、ドラマを知っていてみようかどうしようか・・・
と思っていたら１話見逃したので、、、、
結局見るのをやめて、原作にした、というパターンです。
贖罪の怖さにちょっとハマり気味だった、というのもあります

これまた、登場人物がかわるがわる心情を語る、という形なんですが
はっきりした結論が出るような終わりかたではなく、
その後少しだけいい方向に進むのかな・・・という余韻のある終わり方でした。
途中は、どうなるのか、収拾つくのか？と思ったけど。

つい、自分は母親目線で立場を考えますが、
彩花の癇癪に何もいえない母って、どういうの？とか思っちゃったりする。
それを我慢するから、結局最後の最後で爆発するんだよなあ。
でも、だれでもどこかに、何かを我慢している鬱憤が
ふつふつと溜まっている感じがする。それは自分も。
だから、もしかして自分も？と考えるとちょっと怖い。
他人からみたら羨ましい家庭でも、家庭内では確執があるかもしれない。
そんなことをつくづく思う話でした。


なるほど・・・って感じでしたが、
やっぱ小説面白かったかな。



双葉文庫　み-21-04夜行観覧車／湊かなえ【Marathon05P02feb13】


日本小説（韓国版）夜行観覧車（洋装）


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