美作的日々

さて、映像化された作品の原作３冊、ラストに読んだのは
こちら。

告白　　　
湊かなえ
（2010年映画化）

これも怖かったなー
昨日の帰りの電車で読み終わりました。
古本屋で相当安く、しかも大量に出ていたので、
映画化前後で買った人が多かったのかな～って思います。

これまた、登場人物それぞれの立場で事件に関して、
また自分の生活や日々の気持ち、考えなどが語られますが、
最後のほうで、え、修哉は心理的・本的な制裁なしになってしまうのか？
と思ったら、そううまくいくはずはなく、
結果的に森口は復習を果たす、という結末でした。


イジメ、陰湿な心理、息子を溺愛する母親・・・と
いろんな要素があって、しかも語る人物がかわると
やはり物事の真実は、関わる人の数だけあるのでは、、、
と思ってしまいます。
私は、やはり森口の立場になってしまうんで、
事件の首謀者修哉や直樹はどんな個人的感情や事情があろうと
許す気持ちにはならなかったし、結果的に余計なことをした美月もなんかね。
うざうざのウェルテルが実は森口と繋がっていて、
諦めることなく計画を練っていた森口が、
最後の最後にきっちり落とし前？つけたので
本当は怖い話ですが、でも少しすっきりした。

で、映画は録画したまままだ見てないですが・・・
生徒役にいろいろ注目の役者が出てるんで、
改めて見てみようかと思います。
生徒役の一番の出世頭は、、、、やっぱ橋本愛？？？



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