美作的日々

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2016.05.22
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また開いちゃいましたが、
本ネタですー

ふくわらい    
book0376
西加奈子


あらすじ

25歳の女性編集者の物語。
主人公の鳴木戸 定(なるきど さだ)は幼い頃、
紀行作家であった父に連れられ、世界中の秘境を旅した経験を持つ。
そんな彼女がなぜ人と接することが苦手になってしまったのか?
そして人づきあいが苦手な彼女が、作家兼業のプロレスラーや、
イタリアと日本のハーフで盲目の男性など様々な人達との出会いよって、
少しずつ他人との距離を縮めていく。


西加奈子作品、2冊目です。
タイトルからあまり内容の想像が出来なかったけど、
そのまま、主人公の女性の趣味がふくわらい・・・
それだけでもちょっと変わってるんだけど
その父親がまた変わっていて、、、
母親が亡くなった後は、その父の秘境の旅に何度か同行している定は
実は土着民族の習慣にならい人肉も食したことがある、


そんな浮世離れした性格と育ちのせいか、
人を外見で判断することはないし
むしろ個性的な顔の人は、自分のなかでふくわらい方式に
目鼻の位置を変えて想像で遊んでしまう・・・

そんな定を、会ったその時から好きだ、と言ってしまう
盲目の男性は、困っていた自分ときちんと手をつなぎ、
希望する場所まで連れて行ってくれた定が美人だ、というのだが
人の本質って、視覚で本当は惑わされてるのかな、
と思えるんだよね、この男性の出現で。
最初はちょっと胡散臭いのか?
と思ったけど、

彼の出現で、定はふつうの?女性としての感情が
だんだんと芽生え始めたし、
悩みもする。

人の外見で中身を判断しない定はまた、
かなり個性的な顔のプロレスラーの作家を担当した時も

彼の書いた文章が好きだ、という。
この彼が、本を出版して連載が終わる、という件は
なんかちょっと切なくもあった。

同僚の女性の後輩とも、すこしずつ話すようになったり
だんだんと周囲をかかわるように変わっていく定の変化が
なんか嬉しくもあり、、、

でも、最終的にどういうふうに着地するのか(話が終結するのか)
イマイチ想像しきれず、
だからラストは結構、ええっ・・・・??
って感じだってけれども、、、
ビジュアルで考えたらええっ、かもしれないが
おさまるところには収まった・・・のかな。

不思議な感覚が残る話でした。



 ふくわらい (朝日文庫)[本/雑誌] (文庫) / 西加奈子/著


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Last updated  2016.05.22 19:17:32
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