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2004年04月01日
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イギリスの庭造りが見て楽しめる121万平方メートルある、世界で最も有名な植物園であるイギリス王立キューガーデンに、今回は、私一人で行ってきました。 
昔、家族一緒に訪れた時は石楠花(しゃくなげ)が満開に咲いていた初夏。 西洋石楠花は背が高い大木となリ、花がとても見事でした。その石楠花の木々も冬の今は、何処にあるのか花が無いので、全く見当たりません。 2月の園内は人影も殆ど見えません。 

一人、池の端に立ち、泳いでいる鳥達を見ていると、足元に地上を歩いている、他の鳥達が近寄ってきました。 とても可愛い姿、歩き方に思わず見とれてしまいます、「そばに来てくれたのに、えさが無くてごめんね」と私。 

林の中を歩くと小鳥が枯れ枝に止まり、さえずり、飛び、などと戯れています。 美しい羽を持ったこの鳥は何という鳥なのかしら、とその鳴き声に耳を傾けました。

木々の根元にはスノードロップスが咲いて、芝生の中には白いデイジーの花も点々と見られました。 
冬のキューガーデンは冬枯れで寂しい感じがしましたが、歩いてみると針葉樹の球果だけを見ても、色々な形、大小の実、とてつもなく大きいのもあり驚きですがそれを見つけた時は、楽しくなりました。 
「わあ~こんなに大きい球果、マツボックリとも違うわ、珍しい」と思わず独り言。

今回の訪園で気がついたのは日本の植物が園内のあちこちで見られたことです。 

日本の植物が流行っているのかキューガーデンへ来る途中の民家の庭でも見かけました。
キューガーデンには日本庭園もあり、とても良く手入れがされていました。 日本庭園へ行く途中の小道には桜並木が日本企業のバックアップで作られていました。  お花見が出来るほどの数が植えられています。

かつての大英帝国時代のプラントハンターの拠点であり、世界の植物研究に大きな貢献をしてきた植物学の殿堂である、この園内で今、私が一番楽しんだのは、植物画、ボタニカルアート、を描いて世界各国を探検旅行した、Marianne North(女流探検植物画家)の作品を集めたギャラリーです。 
800枚を越える作品が、ギャラリー一杯に所狭しと飾られています。 

今日ではありとあらゆる植物を日本でも、ほかの国でも観察できるようになりましたが、Marianne Northが最初に世界旅行に出発した1871年頃には、絵に描きとめられた植物は、珍しく貴重であったに違いありません。 そのための彼女の旅行、でもあったのでしょう。

世界中の美しい花々、植物が今、東京でも鑑賞できるのはありがたいことですが、日本固有の花はどれで、原形は何であったかを忘れてしまうのは悲しくもあります。

キューガーデンは研究機関でもあり、解放されている庭園も大変に美しい広大な園地で、1日で見るのは無理なくらい広く、4万5千種に及ぶ植物が保存されている。
スケールの大きい見事な庭園が多くあり、ヴィクトリア王朝期に建設された大温室、パームハウスを始め多くの建造物もある。

大温室

大温室、パームハウス





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最終更新日  2004年04月01日 16時42分05秒
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