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貧乏だけど わたしはスポーツジムの会員である。そして、わたしのスポーツジムに行く目的は、決して運動のためではない。
わたしにとってジムは、新聞や雑誌を読んだり(図書館なみにたくさん置いてある)、仕事をしたり(休憩室に机と椅子があり、勉強もできる)テレビを見たり(マシンルームで見られたりする)、お風呂に入ったり(ジャグジーが好きなの)・・・・のために行っている。何か間違っているけど、まっ、そんな感じのここ数年。
で、家のテレビが壊れ、ケータイのワンセグも映らない部屋に住んでいるわたしは、キムタクのドラマをどうしても見たくなり、久々にジムへ行った。バイクをこぎながら、初めて見てたよ、「 MR.BRAIN
いやー、テレビみながら1時間ちかくバイクをこいだのでお尻が痛い![]()
そして、ドラマを見ながら、わたしの脳はドラマのスジとは関係ないところに集中してしまった。
「この香川照之さんに似たこの役者は誰なんだろう」
ずっと考えてしまう。なんてことない、本人だったんだけど、ショックだった・・・。すごく好きな俳優さんだけれど、このアクの抜けた影の薄い存在感はなんだ。魅力がない。どうしてなんだ。らしくないよーーー。
水島ヒロさんも「あれ、こんなに演技が大根なの(すみません・・・)」と驚く。けっこう好きな役者さんだったのに。
というか、主役のキムタクもそうだけれど、出演者のキャラクターが際立ってない。あくまで こじつけて「脳」に絡めようとしている強引なストーリー展開で、ほかのディティールが弱すぎる。
大地真央さんとか脇役も贅沢なキャスティングなのに、まったく存在が意味不明で、ドラマにからんでこない。ああいう大物って、出番は少ないけどストーリーにからんで、最後、おいしいところを出すんじゃないのかな。じゃないと、別に大地真央さんじゃなくてもいいじゃん。いや、番組後半にむけての伏線?
ミステリーなのかサスペンスなのかもわからなかった。犯人は、ドラマがはじまってすぐにわかってしまったし、トリックも稚拙すぎるし(だいたい 犯人は、監視カメラに指紋は残さないように気をつけるでしょう)、犯罪にかかわった人の心情も伝わってこなくて、軽く混乱した。(それでいいのーーという感じ)
脳のスキャンでわかる、というのも、脳ってまだまだ未知の領域なのに、あんなに断定していいものなのか、また医療的に誤解をまねくような表現はないのか、かなり疑問にも思った。
まして、法廷では証拠としても使えないだろうし、裁判員制度が始まっているというのに、視聴者への影響力は考えているのか、と「ドラマなんだから」ではすまされない違和感も抱いてしまった。
警察の科捜研ものとか、プロファイリングものとか好きだけど、「脳」で展開させていくのは無理があったのではないかな。まして、脳障害で苦しんでいる人は実際にいるわけだし、そういう人たちへの配慮は考えているのだろうかな。
「脳」ブームだからって、脚本が頭でっかちすぎる気がする。茂木健一郎さんや養老孟司さんの意見を聞いてみたい。
もっともドラマを製作している人たちはいいものを作ろうと頑張っていると思うから、わたしなんかのわかってない人間が簡単に批判できるものじゃないと思うけど、脳=こころ なのだから、もっと丁寧に こころ を描いて欲しいなぁ、とドラマ好きなので思う。
一方で、天海祐希さんのドラマ「BOSS」は、2回ほど見たけれども面白かった。テレビがないんでなかなか見られないけど、今度はこのドラマの時間帯を狙ってジムに行こうかなっと思う。
なぜか急に読みたくなった小説。ラストのセリフにすごく泣いた、という記憶しかない。ディテールが思い出せない。もう一度、読もう。
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