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池内紀 編訳『ウィーン世紀末文学選』岩波文庫、 1989 年。
16 人の文筆家による作品を収めた一冊。シュニッツラー、ホフマンスタール、ツヴァイクについては、小説を読んだことがあるが、他のかたがたは、これまで名前も知らなかった。
特に気に入ったのは、ヘヴェジー『地獄のジュール・ヴェルヌ/天国のジュール・ヴェルヌ』と 、 アルテンベルク『小品六つ』。
本書末尾の解説で、池内さんは「これだけの仕事に、まる二年かかった。」と書いている。たいへんな労作である。また、この一冊の題名、「文学選」となっている点が、いい。「傑作選」では安物風になってしまう。
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