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…それにしてもこの病院の名前、もう少しキリッと短くならないものなのかしらん。
この日はまず新幹線に乗りしな、よく一緒に行くてんかん友達にメール。
「今、新横浜通過したよ~」
そうしたらどうやら私達が一本乗り逃がしたこだまに乗っていたようで双方ビックリ。
結局静岡駅でバス待ちをしている間に「おおーい!」 ←ルーち・叫ぶ(笑)
彼はめちゃくちゃ発作日記とか几帳面。
ダンさんは折角まとめた発作記録をこの日も忘れて先生に平謝り。
発作日記の元を書いているルーちにも謝ってくれ…
本題にはいりましょ。
ダンさんの見慣れぬ30~40秒続く発作がまた出たというと先生の顔が一天にわかにかき曇り。
うう~ん…それでは新薬を試してみますか?という事に。
新薬…というとマイスタンの苦い思い出が。
マイスタンを入れてエクセグランを減らした途端の発作の増加。
こくっと寝てしまう・切れやすくなるなどの副作用…
数瞬言葉のでないルーち達。
先生はダンさんのカルテをひっくり返し、「むむむむ~…いろいろやって来ているんだ。」
と髪の毛をかき混ぜながらしばし考え、
「それじゃあ上乗せで徐々に増やしていくというやり方でいってみましょう。」
ダンさんは現在、アレビアチン・エクセグラン・テグレトールの三剤を服用中。
量だって少なくはない。
これを減らさないまま新薬を入れていく。負担はより一層増える。
でも、この薬で発作が抑制されれば今の薬がどれか抜けるかも知れないと。
ルーち達の頭に「アレビアチンが抜ければ…」そういう思いが浮かぶ。
マイスタンで失敗した時に、「もう絶対欲はかくまい」…そう思った事を思い出す。
せめぎ合う。
得体の知れない新しい発作に消えて欲しい気持ちと、
新薬の副作用に怯える気持ち。
そしてダンさんは決断しました。
3/15から新薬をのむ。
先生からは『 重篤な副作用
』についてくわ~しく聞かされすぎたルーちは神経ハリネズミ。
あれこれと聞き返し、自分の中で反芻し、最悪場面を想像し… (←心配性)
それで3/15からのまねばならない薬の処方箋を調剤薬局にファックスし忘れる羽目に。
o(;>o<)o 「間に合わないじゃない~!ひぃ~!」
静岡駅の周辺でコンビニを探して三人でうろつき、コンビニには無く、
目に入った調剤薬局に助けを求めました。
親切な薬剤師さんは快く引き受けてくれ、処方箋を見るなり言いました。
「いや!こりゃすごい薬だね!」
…そうでしょうとも、こんなに一杯の種類を90日分も、しかも飲み方までこまごまと。
ファックスはつながり、どうにか薬は3/15からのめる事とあいなりました。
ああ~、名も知らぬ調剤薬局様、薬剤師様、ありがとうございます。
本当に、本当にありがとうございます。
電話代も取って頂けないのでパブロンを買ってきました。
虚脱状態のルーちを引き連れ、男二人は再び駅へ向かいます。
ルーちが我を取り戻したのは駅の喫茶店でエスプレッソを飲んでから。
ああ…美味い。終わった。どうにかなった…
もちろん迷惑パニックを起こしたルーちのおごりですよ~ん。
えっ?なんでそんなにパニくったかって?
それは例の『 重篤な副作用
』にびびったからに他なりません。
普通、これほど最悪の副作用の場合とその処置を詳しく聞く事は無かったですから。
患者や家族を不安にさせるような事かも知れないけれど、
万一の時、それを聞かされている・いないでは対応の早さが違ってくる。
びびりながらも先生には感謝しています。
帰ってネットで調べたら、今のんでいる薬にだって、いえ、抗てんかん薬だけではなく
他の薬でも出る可能性のある副作用だと知って少し落ち着きました。
それでも臆病なルーちはネットの情報もしっかり保存。
でも。
自分達の決断。
なにがあっても人のせいにはしない。
神様、どうぞこの薬と仲良くやっていけますように。
ダメな時はその兆候を見逃す事がありませんように。
ポチッとな ( ^ー°) b
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