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2010.07.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類


   中国は、上海万博が最多入場者数を誇っていた‘70年大阪万博の6421万人を上回る、70百万人位の入場数(多分)達成?と、今年度中のGNP世界2位躍進を武器に、サッカーワールドカップへの出場常連国を目指すだろう。水面下では、英国イタリア有名監督等の中国代表監督招請に動いているのではないかと思う。2014年ブラジルW杯アジア最終予選には、日本代表も心しておかなくてならない。
   ベスト4にオランダ、ウルグアイ、ドイツとスペインが名乗りを上げた。此の準々決勝第1、2試合目は、前半に押し気味にワンサイドゲームで展開していたブラジルやガーナが、一寸とした出来事で、後半相手に主導権を渡した試合だった。後半から結束しチーム戦略を組み立てたオランダやウルグアイ(違法な気合いのハンド)に雰囲気で押されて負けてしまったと言う印象だ。サッカーとはこのように試合の流れが簡単に変わると言う象徴的な2試合だった。
(1)準々決勝第1試合 オランダVsブラジル戦 (2:1)
ブラジルのドゥンガ監督が、オランダFWアリエス・ロッベン選手に対するDF対応を後手にしたのが響いた。ロッベン選手は、後半8分スナイダー選手のシュートをアシストし、ブラジル側司令塔MFフェリペ・メロ選手のオウンゴール(OG)(後でOGではなくオランダMFスナイダー選手の得点に切り替った。)を誘発するキックをした。OGのフェリペ・メロ選手も忠実に、執拗にロッベン選手の動きを止め、その高ぶった感情が、ロッベン選手をスパイクで踏みつけた。日本人西村雄一主審は見逃さずレッドカードで一発退場、11名⇒10名の戦いとなった。メロ選手退場後、ブラジルは司令塔を失い、チーム現場DFはロッベン選手1人に守備が集中して他が手薄になったまま時間が過ぎた。一方、オランダは後半サイドアタックに方針転換し、MFウエスレイ・スナイダー選手に‘’スナイパー(射撃手)‘’の様な動きを許し、2得点目を献上してしまった。
   手練手管の経験豊富なブラジルだが、司令塔を失った後に緩慢な対応が目立った。 攻撃陣のMFカカー選手に前半終盤やっとエンジンがかかり、ゴール枠捉えた痛烈なシュート等異才を放った。しかし時既に遅かった。
    オランダVsウルグアイの準決勝戦は、ロッベン選手のドリブル攻撃をウルグアイのサイドバック守備陣等が他スナイダー選手等を手薄にしない様に、確実に止めるか、ウルグアイのGKスレラ選手やBBKとロッベン選手等オランダ攻撃陣のせめぎ合いが見ものだ。

(2)準々決勝第2試合 ウルグアイVsガーナ戦(1:1、延長PK戦ウルグアイ)
前半はガーナが主導権を取ったが、後半からウルグアイ FWルイス・スアレス選手とフォ


(3)準々決勝第3試合 アルゼンチンVs ドイツ戦:(0:4)
点取り屋 アルゼンチンFWリオネル・メッシュ選手、FWカルロス・テべス選手、FWゴンザロ・イグワイン選手らの得点シーンが見られると思ったが、ドイツの完璧な守りで封じ込ま
れた。一方ドイツの15大会連続のベスト8進出は当たり前のような雰囲気だ。ドイツの若き
司令塔MFメスト・エジル選手(21歳)の俊敏さ、サイドアタッカーのMFトーマス・ミュラー選手BKジェローム・ボアテック選手(21歳)の攻撃と守備のバランスには目を見張った。世代交代が確実に進んでおり、理論派のヨハヒム・レーウ監督(50歳)が、個人技を駆使したアルゼンチンに、ゾーンディフェンス(防御)でメッシュ選手を孤立させながら、FWクローゼの絶妙なゴールで度々速攻を成功させた。ドイツに技ありの試合だった。スペインとの準決勝が面白くなった。個人的には、1次リーグ初戦のスイスVsスペインで1:0の衝撃の敗戦をした試合、後半スペインが息も付かせぬ攻撃をみて心揺さ振られたので、スペインが決勝に残り、オランダ(多分)と世界一を争って欲しいが。

(4)準々決勝第4試合 パラグアイVsスペイン戦 (0:1)
パラグアイは、日本戦でも活躍した活け面FWロケ・サンタクルス選手の活躍が目立った。 スペインは、早い正確なパス回しが絶品だ。ポルトガル戦でも大活躍したFWダビド・ビジャ選手の得点が試合を決めた。ボール支配率がスペインの60%で、全般にスペインに王者の風格が漂っていた試合だ。 準決勝ドイツ戦は、スターFWフェルナンド・トーレス選手、MFアンドレス・イニエスタ選手のキラーパス、MFシャビ・アロンソ選手のシュートに期待する。

   流石に準々決勝の4試合は見応えがあった。 第1試合に、日本の大西主審、相良副審(+韓国の副審との組み合わせ)が抜擢され、日本(韓国)審判団として初めての準々決勝戦以降への登場だ。肉弾戦になっており、選手の感情が高ぶった局面では、大西主審が夫々のチームキャプテンに話かけ、キャプテンを通じて全体のチーム感情を鎮めさせる手法を取っていた。日本代表は既に関西空港へ凱旋済だが、世界のサッカーファンの注目を一心に浴び奮闘している日本人審判が、決勝戦等への起用を目標としているのが嬉しい。
それでは、ベスト8迄のW杯試合を通じて、気になっている3点を述べておきましょう。一つ目は日本人の様に「背丈が高くなくても世界のサッカーでは通用する」と言うこと、二つ目には、ナイキ、アディダス、プーマのロゴがユニフォーム上で闊歩したこと、三つ目は、欧州、アフリカ等海外チーム選手の刺青に対して、日本人視聴者は、まだ苦手な印象を持っていることです。
   一つ目の「背丈が低い」ことが、サッカーやる上で、決して不利では無いという事が、この決勝ラウンドでも証明された。アルゼンチンのFWリオネル・メッシュ選手が169cm、同FWカルロス・テべス選手が170cmと小柄だ。日本は、MF長友佑都選手が、170cmです。コーナーキックの攻防の際、背丈が高いことが有利であることは間違いないが、それが利点の全てでは無いということです。バスケット、バレーボール等では、低い背丈であれば、その競技ジャンルを当然の如く諦めざるを得なくなりますが、サッカーでは世界に通用する条件に、決して背丈は関係ない。日本人は充分に太刀打ちできる競技だということです。
   FIFAは欧州が中心に牛耳っている歴史から、広告スポンサー、放送・機器関連業界、スポーツ用品メーカー等、新商品・ブランドを認知させる格好の場として、欧州、仲の良い米国のメーカーが、W杯に喰い込んでいるのが良く判ります。二つ目のユニフォームですが、アディダス、ナイキ、プーマのロゴマークが、堂々と66億人TV視聴者に選手の服を通じて、これでもか、これでもかと潜在的に記憶に刷り込ませているのが、良く判ります。本大会では前大会以前と比べてこのロゴマークがしつこく迫ってきました。美津濃等日本勢はユニフォームに関しては出る幕が無かった。
   三つ目の選手刺青ですが、日本人の一般的な感情として、銭湯・温泉等で‘’刺青お断り‘’の看板が掲げられているのを、‘’安心材料‘’として受け止められているようです。今騒がれている大相撲でもお相撲さんが刺青をしていたら、神事にならなくなり、当面は‘’刺青お相撲さん‘’はあり得ないと思います。 刺青を‘’威嚇‘’と考えて銭湯や温泉の経営者が看板を掲げているケースが多いようです。実際には、事前に相談すれば入場が許可されているケースも多いように見受けられます。例えば「道後温泉本館」ですが、刺青お断りなどの掲示は無く、吾輩自身も刺青の客と一緒に温泉を楽しんだことがあり、他でもそのような話を聞いたことがあります。 なんとも大らかで、胆の据わった温泉・銭湯経営ではないでしょうか。

   その意味では、W杯では刺青が上塗りか肌に刻んだものかを問わず、日本人の多くが、視覚上は困りものだと、まだ受け入れ難い傾向にあるように思う。世界の他国で刺青入りの選手がプレーしようがしまいが、日本とは違うのだから関係ない話だと。ただサッカー試合終了後にユニフォームを交換する、その際に男子の場合は、ピッチ上で裸になるケースも多くなる。その刺青がただ単に上塗りした物か、肌を切り刻んだものかの判別は難しいが、どちらにせよ刺青シーンにはまだ抵抗がある日本人よ、どう考えておけば良いのか。海外有力リーグの生中継放送や、日本代表等の海外親善試合がTV放映され、お茶の間に届けられる頻度は多くなるだろう。
   大相撲で元横綱朝青龍始め海外力士の仕草が、母国の文化に起因する当人にとってはごく自然な事が、国技だから受け入れられないというような事柄が結構多くなっている。 力士を海外に求める以上は、どこかで折り合いをつけなければいけない問題だ。刺青も同様にTV放映上受け入れるかどうかの判断が必要な時が来ると思う。そんな刺青シーンの世界名選手が多くなった大会を振り返って感じた。 





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Last updated  2010.07.06 11:50:52 コメントを書く


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