生存確認用になりつつある日記(仮)

生存確認用になりつつある日記(仮)

PR

カレンダー

コメント新着

Npapa @ どうでしたか? お友達 大丈夫だったのでしょうか? 今…
zencop @ あけましておめでとうございます(;^▼^A 今年もよろしくお願いします~♪
Npapa @ Re:お久しぶりです。(03/06) そういえば あけましておめでとう です…
沙和2489 @ Re:メリクリケーキ(12/24) 十分上手ですよd(^^) 彼と一緒に食べ…
やじさん上総ん @ Re:夕飯たべた。(12/24) 久しぶりの御飯のアップですね 相も変わ…
2008/11/30
XML
カテゴリ: 読書感想駄文


Wikipedia

仙台市で連続放火事件が起こる。
主人公は事件現場の付近に見られるグラフィティアートを消す弟・春と、遺伝子を扱う会社に勤める兄・泉水。
事件に隠された暗号とは?事件の真相とは?
放火と落書と遺伝子と、最強の家族の物語。

面白かった!
「砂漠」でも同じ感想だったけど、ちょっとニュアンスが違うかなー。
amusingとinterestingの違いみたいな感じ?本作はinterestingの方。

引用、比喩、ユーモア満載。
これが伊坂ワールドってやつですかね♪
あっという間の470ページでした。

謎解きについては・・・途中からなんとなく答えが見えてくる気がするんだけど
推理に終始しない、いいラストでした。
一番びっくりしたのは青葉山の橋の話の顛末。
放火のほうに気をとられて、こっちのことをすっかり忘れてた^^;

そしてやっぱり出てくる「神様のレシピ」というキーワードと喋る案山子の寓話。
もうこれはデビュー作読めって言う作者からの強いメッセージってことでおk?
最近、図書館とBOOK OFFでしか本を仕入れてきてなかったんだけど、
「オーデュボンの祈り」はどこにも在庫がないんだよーo(;≧A≦)o゛

あ、大学の生協なら10%OFFだ!(←ケチ)

余談ながら。
今まで読んだ伊坂作品の登場人物って、どうも無機質で人間臭くないなーって思ってたんだけど
巻末の解説読んだら、あーそういう見方もあるのかと思った。
スタイリッシュな小説であるための必然。

著者の作品には女たらしがよく登場するのにまったく生々しさを感じないのは、こういう客観的な書き方のせいなのかもなぁ。


来春映画化するらしいですね。
春役の子もなかなか可愛かったんですが(←重要)
何より父親役に小日向文世を抜擢した采配について、監督ぐっじょぶ!Σd(≧▽≦*)と叫びたい。
小日向文世は竹中直人・温水洋一と並んで私的名脇役ベスト3なのです☆いい味出してますよね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008/12/01 06:09:05 AM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


えらいわぁ  
えり さん
本当いろんな本読んでて偉いよね!!
私も見習わなくちゃ!!
いろいろBOOK・OFFで買いだめしたのにまだ何も読んでないって状況(´Å;q) (2008/12/01 09:50:31 AM)

Re:重力ピエロ (伊坂幸太郎 著)(11/30)  
びぃchan  さん
こんばんは(^▽^)
『重力ピエロ』というタイトルは耳にしたことがあったのですが、ミステリーだったんですね。
ミステリー好きなので、冬休みにでも読んでみようかな。

小日向さんは、私も名脇役だと思います! (2008/12/03 07:50:14 PM)

>えり  
エライってか・・・ただ現実逃避してるだけなんだけどね^^;
ホントは基本書のひとつでも読まなきゃいけない気がするんだけど、とてもじゃないけどストーリーのないやつ読む気がしなくて・・・orz

えりは何読むの?恩田陸のイメージしかないんだけど。 (2008/12/07 08:49:15 PM)

>びぃchanさん  
お久しぶりっスーヾ(o´▽`o)ノ
タイトルだけきくと、何?!ってかんじですよね^^;
おススメです♪

小日向さん、いいですよねー!冷酷キャラよりほんわか癒しキャラが好きですvv (2008/12/07 08:50:46 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: