2004年12月21日
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帰国後まもなく、私には「子どもができない」という悩みがありました。初めて知った私の挫折?感です。今までは自分がしたことは自分に跳ね返ってきましたが、こればかりは、努力してもどうにもならなかったのです。そんな苦しい理由もあったので、英語の学習をすることによって、そのような心の葛藤から逃げていました。年賀状が来るたびに、「生まれました」の文字と赤ちゃんがはがきいっぱいに微笑んでいるのを見るたびにどれほど落ち込んだものか・・・。子どもが集まる場所を避けるようにもなりました。ファミレスは絶対に行かなかったし、昼間外を歩くのもいやだった。ベビーカーの親子を見るのがつらかったから・・・。旅行は、子どもが絶対に行かないところを選んだり・・・ハワイの隠れ家やアフリカなど。私より後に結婚した友達にどんどん子どもが出来ていく。焦りました。世間は「子どもを産んであたりまえ」の風潮があって、私が何を努力しようとも、なにを達成しようとも、「子どもがいなくちゃね」という目で見られていたような被害妄想まで感じていました。この厳しい現実から逃れるためにもなにかをしていないとやってられない、というのでしょうか・・。英語を勉強している時だけが、悩まなくてすむ時間だったのです。





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最終更新日  2004年12月21日 21時11分39秒


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