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2005/11/04
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カテゴリ: 舞台&YOSAKOI
 本当にこんなことあっていいんだろうか?と驚きと興奮の中にいた。これが最大のエネルギーで実現出来たら、もう今生これで終わりでもいいなとさえ思った。本当に求めていた夢が今現実になりつつある。

 今日の稽古は清水さんの演劇の稽古だったが、この前グループごとに分かれて行った2~3幕の部分を立ちで、セリフも憶えた上でやって貰うということを聞いていた。私は前回ト書きを読んだのだが、その際清水さんに「どうせト書きを読むなら効果的にやって」と言われていた。
 正直、「効果的」ってどうやればいいのか結構悩んでいた。全部に演技を付けてしまったらある程度笑いを取れるかもしれないが、それは方向性が違うようだ。結局、詩的な表現を加えて、場面を情感豊かに想像出来るようにと語りを少し長くした上で、「ラジオからは音楽が流れている」というナレーションの後に実際に歌を入れようかと考えた。
 カラーテレビが8万円というキーワードが出てくるので、ちょっと調べてみたのだが、カラーテレビが発売されたのは昭和35年で、当時各社40万円くらいだった。だからエアの物語は多分昭和40~45年くらいの話になると思う。ただし、厳密にその当時の日本というわけではないようで、架空の世界であるようだ。
 そしてその当時のヒット曲を検索してみると、昭和41年に西郷輝彦の「星のフラメンコ」や、布施明の「霧の摩周湖」があった。この2曲ならさわりくらいは歌える。BGMとして流れているものだからサビの部分を歌い上げるより、導入部を押さえ気味に歌った方がいいだろう。でも、どっちにしても笑いの方向性になってしまうことは否めないので迷っていた。
 いざ、稽古が始まってなんと私達はトップになってしまった。やはりなんだか緊張して、折角今日一日車の中で繰り返して憶えたト書きのセリフを結構忘れてしまったし、歌も雰囲気がちょっと違うなと感じてやめておいた。どうにか最後までいったものの、なにか盛り上がりに欠け、終わった後清水さんに「一番見せたかったところはどこですかと聞かれて」も、ゆうじが「まんべんなく」と答えて笑いを取るのが精一杯だった。ウレイ役のゆきちゃんも落ち込んでしまっていた。でも彼女はとっても自然な情感の籠もった声を出せる子で、落ち込む必要はないよと声を掛けておいた。
 全4グループを見たが、それぞれに個性はあるものの、まだ見て面白いというか、響いてくるお芝居にはなっていない。やはり簡単なもんじゃないなというのが正直な感想だ。

 驚きは休憩をとった後の稽古で起きた。いきなり、エアの新しい脚本を渡されて、本読みをすることになったのだ。しかも出演者は20人近くに増え、またお手本のようなものなので、私は呼ばれることはないだろうと思っていたらお声が掛かった。

 今までの脚本は雰囲気はスピリチュアルなものの、少々盛り上がりに欠けるかなというのが正直な感想だった。ところが今回のは物語としてめちゃくちゃ面白い。笑って、泣いて、ドキドキして、最後に感動出来る最高にエンターテイメントな脚本だ。物語の雰囲気をたとえれば、そう、「天空の城ラピュタ」に通づるものがある。アニメ的な展開なのだ。
 ウレイの父は物語の最後で命を懸けてエアに祈るシーンが出てくる。詳しいことは敢えて伏せておきたいが、全体として非常にメッセージ性も高いし、私が思い描いていた最もやりたい夢の舞台そのものだった。もちろん配役決定は12月10日なので、私がこの役を貰えるかどうかは全くわからない。しかし、どうしてもこの役をやりたいと思った。私が表現したいものを全てこの役に投影することが出来る。そして恐らくこの役は踊りでも中心的な役割の一つを担うことになるだろう。
 こんな胸踊る感覚は久し振りだ。まさかこんな展開になるとは思いもよらなかった。そしておまけに曲までほんの一部だったが聞かせて貰ったのだが、これがまた久石譲を彷彿とさせる実にいい曲なのだ。もう、嬉しくてたまらなかった。今日は来ていなかったが、この物語、この曲で特にじゅんこさんと踊れるならこれ以上の喜びはない。彼女の踊りとなら私の踊りは絶対に噛み合う。そして何よりも踊りの中にメッセージを込めることが出来るだろう。
 ついにここまで辿り着いた。私は自分の選択で最高の夢と幸せを引き寄せた。2月まで、全てのプロセスを楽しみきろう。





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Last updated  2005/11/04 11:36:31 PM
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