雨の日は音楽を

雨の日は音楽を

2020年01月04日
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カテゴリ: 言葉全般 日本
2020東京オリンピック目指して、皆が準備を進めています。でも心配なのは、ローマ字表記が一部の世代だけ不統一な事です。公共交通機関では現行の表記はいわゆるヘボン式ローマ字が使われているのでしょうね。いわゆる「ゆとり世代」の多くは別のつづりのローマ字を教えられてきています。手っ取り早く例を上げると

太い futoi hutoi
のように、私達日本人の中でも、ローマ字になると、一部つづりがバラバラになります。なぜこのような事を持ち出すのかと言うと、少なくとも地名などのローマ字表記はつづりを変更してしまうと、海外の地図や観光案内記載のつづりとずれてしまうからです。

この文のきっかけになったのは、T電鉄バスの行く先表示のローマ字つづりが、"Mishuku"から"Misyuku"に変更されていることに気づいたからです。うざいやつだと思われたでしょうが、T電鉄の方にメールで、こういう変更は、特にローマ字つづりの地名が頼りの、外国人の間で混乱を招くだけだという点を説明したら、T電鉄は大変対応が早く、あっという間にもとの "Mishuku" に戻りました。

更にメールで素早い対応への感謝と、あの表記を書いた方に、私からの謝罪の気持ちを伝えてくれとお願いしました。学校教育の課程で習ったとおりに綴っているだけで、本人は全く落ち度がないのに、お客からあれこれ言われるのは悔しいだろうと思ったからです。謝罪というのは、口を挿むチャンスが有ったのに、英語教員が「アホなことは止めろ!」と声を挙げなかった点です。ローマ字のつづりを改定するという話が伝わった時に、ほとんどの英語教員は、「へぇー、日本全国で看板などの手直しが大変なのにねぇ。でも文部省がからんでいるんだから、書き直すんだろうな」くらいに考えて、それ以上に注目はしませんでした。だから悪いのは国語関係者と英語関係者だと思います。

でももうちっと、深く観察していればよかったなぁと思うのですがね。小学校教育を終えて生徒たちが卒業してしまったので、今更遅いですね。それにつけても、国語関係者は、アルファベットが絡むと、失礼ながら、全くの無能者になってしまうのは何故?彼らの論理はこうです。例えば日本語の五十音表の中で、「さ」行は、Sだから、現行の sa shi su se so は間違いで、sa si su se so が正しいのだ。「た」行は、Tだから、現行の ta chi tsu te to は間違いで、ta ti tu te to ..... 以下同じ。そもそも「さ」行の「さ」は「たまたま」Sで始まっているだけだし、全く根拠なく「し」を si にしてしまう度胸は、英語教員が驚くほどです。『「S]だから』と断定するなんて。いや、私には理解できねぇ。

もともと、なぜ sa sa su se so にしなかったかという理由は、 si だと、多くの外国人は「すぃ」と発音してしまうので、不規則で凸凹な表になるにもかかわらず「わざわざ」"shi" にしたことに気が付かない国語関係者は大馬鹿だと思います。教員をしていたときには、この問題に関わる年齢層の学生には、上記のことを説明し、触れずに放っておいた罪が英語教員にあることは謝罪して置きました。ついでに、いつかこのローマ字つづりの改定を言い出したやつを見つけたら、2~3発殴っておくから、君たちは殴りかかったりしないでねとも釘を挿しておきました。もちろん以上は、ヘボン先生などのヘボン式ローマ字が出現する時に「すべきだった」議論で、一旦定着したつづりを軽々しく変更するべきでは無かったのです。

現在、胸を撫で下ろしているのは、公営交通などの表記は元のままの Shinjuku Funabashi .... ですが、会社名、名刺、メールアドレスなどの新しい?ローマ字表記を見るとだいたい年齢がわかってしまう状態なのです。でも詐欺なんかする奴が、「西銀座商事」という架空の会社で騙そうとしても、Nisiginza Syouji と書くと、「あれ?老舗って言ってるのにこのつづりは?」みたいなバレ方をしそうですね。






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Last updated  2020年01月04日 17時30分27秒
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