こんにちは。
突然の戦隊シリーズの制作休止の報せに、私のニチアサの楽しみは実に60%ほど削られてしまったような、大きな喪失感に苛まれました。
どうせ寂しいなら、ちゃんと寂しがろうと思い、これまで数々の感動とワクワクをくれた戦隊シリーズへの感謝と敬意を込めて、私がこれまでに見てきた作品たちの思い出を、大まかに振り返ってみたいと思います。
あの頃の興奮や、今なお胸に残る名作たちの魅力を、私なりの視点で紡いでいきます。
私が子供の頃の記憶
・秘密戦隊ゴレンジャー
私の戦隊の原点。見てたけど、内容は全然記憶になくって、カレーの人とボール(ラグビーボールみたいな形やったと思う)を5人で蹴ってたなぁ、くらい。
内容が難しかったのか、30分見る体力がなかったのか不明ですが、家にピンクの小さい金属製の可動式人形(フィギュアでよいのかな、あれ)があったのはしっかり覚えてます。
・忍者戦隊カクレンジャー
タイトルをハッキリ覚えているので、夢中で見ていたはず。ケイン・コスギさんが出演されていた、はず。黒やったかな。戦隊で英語聞くことになろうとは、というか、当時テレビであんなに英語聞く機会がなかったんじゃ……。
子供が子供の頃にチラ見した記憶
主題歌をなんとなく覚えてます。子どもが幼稚園か小学校の運動会で踊っていた思い出があるんですが、ウチの子の学年だったかどうか。当時PTA活動で、運動会にガッツリ関わってたので、その辺の記憶が怪しいですねぇ。
・魔法戦隊マジレンジャー
「5人兄弟で魔法使い」という設定が新鮮ですよね。魔法と言えば、女の子向けアニメの鉄板だったじゃないですか。物語の始まりも終わりも覚えてないけど、「あ、これまでの戦隊と何かが違う」と思った驚きはよく覚えています。
・轟轟戦隊ボウケンジャー
頼れるお兄さん的なレッドを中心に、冒険を繰り広げる姿をチラチラと観てました。オーパーツとかそういう類いミステリーも好きなもので。インディージョーンズとかね。そういうところ、大人の好奇心をもくすぐる、ロマン溢れる世界観でしたね。こちらも内容は全然覚えてなかったりなのですが。
子供と一緒に見た記憶(~2011)
・獣拳戦隊ゲキレンジャー
カンフー好きの私にはたまらない作品でした。ジャングルの樹海で育った野生児レッド(ジャン)の強烈なキャラクター、そして何より伊藤かずえさんの出演には驚き、しかもカンフーアクションまでなさるとは。めっちゃテンション上がりました(たぶんドラムスティック持ってなかったはず)。
後半、ロンという存在を軸に、ジャンと理央の幼少期からのすべての因縁が繋がっていくシナリオの作り込みは実に見事。「なんちゅう重厚な話を作るんだ……!」と感服させられました。
・侍戦隊シンケンジャー
殿よ、殿。時代劇ファンとして、刀の殺陣の美しさに惚れ惚れしました。寿司屋の追加戦士、歌舞伎を思わせるブルーなど、「和」の伝統文化をモダンに昇華した世界観がとにかく粋。
そして終盤の「まさかの影武者」という衝撃展開。あの張り詰めた空気感は、役者陣にもあらかじめ知らされていなかったからこそ引き出された、リアルな演技だったのではと感じます。演出、監督、プロデューサーといった制作陣の“職人技”の凄みを痛感した名作です。
・天装戦隊ゴセイジャー
大好きな「天使」がモチーフで、地球環境をテーマにするなど、個人的に刺さる要素が満載でした。
故郷(護星界)と断絶された見習い天使たちが、普通ならパニックになる状況のなか、「地球を護る」という使命感だけで奮闘する姿が健気で。次々と襲いかかる未曾有の危機に、「とにかくやってみる」の精神で立ち向かい、最後に見習いを卒業できたときは、我がことのように嬉しかったです。
・海賊戦隊ゴーカイジャー
いわゆるステレオタイプの正義感ではなく、己の「美学」を貫く義賊のようなかっこよさがありました。
彼らの旅は、一応の区切りは迎えたものの、むしろ「ここからさらに新しい何かが始まる」という予感を残す終わり方だったように思います。宇宙を巡る豪快な旅の、ほんの一幕を魅せてもらったかのような、贅沢な余韻がありました。
子供と一緒に見た記憶(2011~2014)
・特命戦隊ゴーバスターズ
「希望が見えたと思えば、また絶望が襲う」という、映画さながらの重厚な構成。メサイア感染から10年以上という歳月が、過酷な事実にリアリティを与えていました。
メイン3人の微妙な年齢差と、それぞれの背負った背景が絶妙で、余計に悲惨で過酷で、だから一層尊く見えました。戦隊ヒーローでありながら、仮面ライダーシリーズのような重みと深みのあるストーリーで、大人の鑑賞に堪えうる傑作。
・獣電戦隊キョウリュウジャー
変身のたび、子どもたちがテレビの前で真似して踊っていたのが懐かしいです。
この作品は、劇中に漫画が登場した影響か、あるいはアミィの視点によるものか、どこか「少女漫画」のような華やかさとロマンチックな色彩を感じました。メンバーも多く、歌も含めてとにかく元気でカラフルなエネルギーをもらえる作品でした。
・烈車戦隊トッキュウジャー
オレンジ色の作業員スタイル(トッキュウ6号)の彼がとにかくお気に入りでした。
戦隊史上初(?)の闇落ちレッドの描写や、お洒落な貴族風の敵側のデザインなど、新鮮でした。ヒーローが記憶喪失でも大概なのに、「実は全員子どもだった」という衝撃の展開。子どもの無垢さ、純粋な「イマジネーション」がなければ世界を救えなかったという設定は秀逸で、敵のボスであるゼットの存在理由も含め、深く考えさせられる物語でした。
子供と一緒に見た記憶(2015~)
・手裏剣戦隊ニンニンジャー
忍ばない忍び。妖怪VS忍者の王道バトル。表の主役が伊賀崎一族なら、裏の主役は九衛門だったと思います。
あの変化した忍シュリケンの色が、黒ではなく「緑」だったところに、じいちゃんの心意気が透けて見えるようで非常に粋でした。敵側のドラマがドロドロとしていて、昨今のネット小説で言う「不遇な悪役令息」のような切なさがあり、ついつい敵側に感情移入してしまう魅力がありました。
・動物戦隊ジュウオウジャー
「王者」の名に恥じない強さを持った作品ですが、何より印象的だったのは、異世界から地球に残ってしまったジューマン4人。あの奇抜な衣装を完璧に着こなしてしまう美形揃いの画面は、まさに眼福の一言。一方で、99個の星を滅ぼしてきた最凶の敵の正体が、実は小さな細胞の集合体だったという設定には、ゾッとするような恐怖と凄みを感じました。
・宇宙戦隊キュウレンジャー
これに出会った時点で、私の中で「戦隊一好きな作品」に決定しました。私の大好きな要素がこれでもかと詰め込まれた、宝箱のような作品です。
まるで『スター・ウォーズ』をポップでキュートにアレンジしたかのような壮大な世界観。ラッキーとスティンガー(彼の口笛が本当に格好よかった!)のW主人公という見せ方によって、大人数の人間関係がすっきりと、魅力的に描かれていました。キューレットで毎回出撃メンバーを決めるワクワク感も最高でした。
・騎士竜戦隊リュウソウジャー
地球を守る「騎士」と「恐竜」という壮大なモチーフ。この途方もない世界観を、現代の日本へと地続きに繋ぎ止めていたのが、ういちゃん、ナダ、カナロの3人(敵側で言えばクレオン)という、最重要キャラクターたちだったと感じます。
ちなみに、カナロ役の俳優さんがのちに結婚情報誌のCMに出演されているのを見たときは、「婚活の執念が実った……!」となんか妙に感動しました。
私が一人で見た記憶
・暴太郎戦隊ドンブラザーズ
私が最後に目撃した、**「最高の戦隊」**(もはや従来のヒーローという枠には収まらないかもしれません)。
何度も消滅するレッド、史上初の男性ピンクの度重なる闇落ち、昼ドラ顔負けの泥沼三角関係、終盤まで5人がまともに揃わない異例の展開、そして敵が敵でなくなっていくカオスさ。
ゲストを含めた全キャラクターの個性が濃厚で、出演者全員がフルスロットルで主役を張っているかのような、凄まじいエネルギーの塊でした。ストーリーの枠組みを理解しようとするのではなく、「とにかく浴びて、楽しむ」という、エンターテインメントの極致のような作品でした。
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