いっしょにね

いっしょにね

2007/05/11
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カテゴリ: まーしゃんたち
夕日



海は漣を繰り返し

山は森を蓄えて

その存在を表現する

花は可憐に笑い

大地は静かに眠っている

誰も

海を山を花を大地を

何ものであるか問うたりはしない


ただそこにあるものだから




海を山を花を大地を

そして

それを見るあなたが

そこにそうしているということの素晴らしさを

感じるままに感じてほしい

聞いているままに聞かせてあげたい



怖がらないでほしい

この世に怖いものはないんだと

怖いものは自分の心が作るんだと

みんななんにも考えちゃいない

あるのはそれだけのもの



それがあなたの心に響いてくることの意味を

それがあなたが生きていると実感するということを

知ってもらいたい

一緒に

見たい



感じたい

泣きたいときには一緒に泣きたい

嬉しいときには一緒に嬉しがりたい

海のように
山のように
花のように
大地のように

何にも考えずに
ただ存在してるだけで
感じとられる
そんな存在になってほしい



ええっと。



去年のまーしゃんの落ち込みようは見ていてもかわいそうなくらいでした。


「オレ、こんなんできへんわ」
「(できへんことを)やりたくないわ」

保育所に行くのを嫌がりじっと暗い目でみんなが遊ぶのを眺めていた時期がありました。

自分のアンバランスさを自覚してしまったまーしゃんにとってみんなと共同生活をするというのは、かなりつらいことだったんじゃないかと思います。


私はまーしゃんを始め兄弟をよく夕日の沈みかけようとするのが見える田んぼへ連れて行きました。

みんなきゃっきゃと言いながら走り回ったり遊んだりしています。

私はみんなに「なぁなぁ、夕日が沈むで~、ほら」と指さすと

みんなは「あっ!ほんまやぁ」とその瞬間をじっと眺めいります。

私は「お日様って勝手に昇ったり沈んだりしよるなぁ。大きく見えたり小さく見えたり。でもだれもお日様がなんでそんなんやってお日様に訊いたりせぇへんよなぁ。お日様ってそこにあるからなぁ・・。」といいました。

兄弟は聞くことはなしに聞いていました。


「花だって一生懸命に咲いてるもんなぁ。でも誰も『なんでそんな隅っこに生えてるんやぁ』とか『なんでそんなに曲がって生えてんのやぁ』なんて花に訊いたりはせぇへんもんなぁ。」


「咲いているだけでいいやんなぁ。そこにあるいうだけでいいやんなぁ。生きているいうだけでいいやんなぁ・・。」


「人間って不思議やね。みんなと同じじゃないと『なんでこの子はできへんの』っていうもんね。『なんでみんなと違うん?』っていうもんね・・。」


「いいやんなぁ。できへんことがあってもできることもあるもんなぁ。お母さんなぁ、まーしゃんのすごいこといっぱい知ってんねん。すごいところってどこか知ってる?」

お兄ちゃんたちはしばらく考えていましたが、

「まーしゃんなぁ、車の名前全部覚えてんねん!」
「それとなぁ、頭突きがすごいパワーやねん!」
「あ!メロンソーダ、5杯もお代わりできんねん!」

とたくさん言ってくれました。

私はまーしゃんの顔をそっと眺めました。

まーしゃんは嬉しそうでした。
そして得意そうに「おれなぁ、何でも車のことは知ってるからな!」と鼻を膨らませました。


まーしゃんに怖いものはなんにもない・・自然はただそこにあり、人もその中で暮らしている、自然に怖いものなんてない・・『怖い』というのは自分の心が作り出しているものなんだ・・と教えたくて。

まーしゃんが、生きていることは「自然」なことなんだということも教えたくて。


まーしゃんが、自分の個性をあるがままに受け止めてくれたらいいなぁと思いました。





私はまーしゃんに感じてほしいことは「毎日が楽しい」「諦めなかったら願いはいつか(形は変わったとしても)かなう」ということです。

大きくなってしみじみと「生きててよかった・・」


そう感じてくれるように支えていけたらいいなぁと思います。











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Last updated  2007/05/11 01:06:52 AM
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