いっしょにね

いっしょにね

2007/05/17
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カテゴリ: 寓話
かまきり


ある時4つのとげを持つバラは、水辺でカマキリにであった


カマキリには鎌の部分がちぎれてなくなっていた


バラは「片手じゃなかなか獲物が取りにくいですよね」と訊いた


カマキリは笑いながらいった


「確かに獲物は半分になっちゃったな。でもおかげで逃げ足は速くなったよ。耳も鋭くなった。今はこれで満足してるよ。」




バラは自分の4つのトゲをそっと眺めてみた

確かに少し磨り減っている・・・

顔をそっと手で触ってみた




ちょっと寂しい気もしたが、カマキリの言ってた失われた代わりに新しく身についたものってなんなのだろう・・そう考えてみた


バラを可愛がってくれたワシの愛情

バラに風除けを持ってきてくれたクマの好意


今の私はみんなの好意の寄せ集めで生きているのかもしれないわ



新しく身についたもの・・自分に対する自信。


          ・・自分を愛しむ気持ち。


バラはそんなことを思った。







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Last updated  2007/05/17 11:31:06 PM
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