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2015.04.09
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テーマ: たわごと(26923)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は笑っちゃうほどツイてない一日だったのだけれど、まだ笑えるところまで昇華できてない。

先月応募していたとある映画の試写会が嬉しい事に当選となったため、今日は事前に仕事を調整して休みをとり、子供の下校から習い事までの手配をして、ウキウキでおめかしをして東京都心へと向かった。

東京の電車は細切れに止まり、ネットワーク状に広がる各線への接続も複雑なため、油断をすると予定した時間内に目的地につく事ができない。
また客の乗降にも互いに気を配り合わなければいけない。
常に一定以上の緊張が求められる。
東北本線のように読書に集中したり隣り合わせたおばあちゃんからみかんをもらって食べたりぼけーっとしていてはいけないのだ。

さて、ようやく目的地に降り立った私は「今日は美味しいものでも食べよう」と事前に場所とメニューを調べておいた湖南料理店へと向かった。
しかし残念ながら満席とのこと。
仕方なく他の店を探す事にしたが、既に中華料理の気分だった私は「ザ・中華」な店構えの料理店に吸込まれるように入ってしまった。

ご馳走を頂く予定が、何故か油っぽいテーブルでそんなに好きでもないラーメンをすする羽目に。
向かいのテーブルの客が「これ、味がしないよ」と店員に文句を言っているのを横目に。

味はともかく満腹になったことだし、試写会の時間まで食後のコーヒーでも…と気を取り直しカフェを探す事に。

さすが都会。
カフェだらけ。

しかし、どこもかしこも満席で行列ができている。
こんなにたくさんのカフェがありながら、一杯のコーヒーにありつく事も困難。

レストランや定食屋の外にもサラリーマンの行列。
私が入った台湾風ラーメン屋が空いていたのは奇跡ではなく、皆が意図的に避けているからなのだなと悟りつつ歩き回る事15分。
ようやく一軒の喫茶店のカウンター席が一つ空いて入る事ができた。

ところが、そこは分煙化されていない喫茶店で
街の喫煙ルーム として機能しているようなお店…
煙草を吸わない私は、座ったとたんに「しまった!」と思ったが他に行く場所もないのでとりあえずブレンドコーヒーを注文。
何故か秒速で出て来たブレンドコーヒーは香り低く、味わい浅く、熱くてちょっと苦い汁とでも言うべき代物だった。

それでももうすぐ始まる試写会の事を思えば「ついてない日もあるよね☆」くらいで自己消化できるというもの。

タバコの煙で全身をくまなく燻されつつ黒い苦汁を飲み干した私は、試写会場へと向かった。


「こちらにお並び下さい」というスタッフに促され、おりこうに並ぶ。
エレベーターから次々と降りて来る招待客。
「申し訳ありませんが、前にお詰め下さい」というスタッフの指示に、おりこうに従う。

出演者も監督も年配のためか、列にはお年寄りが多い。
杖をついている人も列に並んで立っていて、大丈夫かしらと心配していると若いスタッフが何かをボソボソと言い列が動き始めた。

列の先頭に並んでいた招待客が何故か追い返されている。
「招待券、忘れちゃったのかな?すごい気の毒・・・」と思っていると私の前の人の番に。
私が握りしめている招待券と同じ招待券をを差し出した。
すると、その若いスタッフが「マスコミ関係者で満席になってしまったため入る事ができません」と言うのが聞こえた。

え?・・・えっ、え!?

前の招待客が追い払われた後
私も同様の説明で追い払われる羽目に。

杖をついて並んでいたお爺ちゃんも、みんなみんな、一般の招待客はみんな
門前払いされたのだ!


なんだこれ。




あり得ない。




なぜ入る事を許されない我々一般人を招待したのだ。





マスコミ関係を名乗る人も門前払いされていたので
「マスコミ関係者を優先しているため一般の方は入場できない」というスタッフの説明からすると
おそらく入場できた一般客はいない ものと思われる。

チケットに同封されていた案内状には

とあったので、そういう可能性もあることはわかっていたが
これって 「場合もある」という範疇を超えてますよね? って話だ。

会場の収容人数なんて会場予約の際にわかってるはずだし
マスコミへの案内状と一般向けの招待券の数だって把握してないはずはないし
収容人数をはるかに超える人数の人々を招待しちゃったという事故ですよね?

後から来たマスコミ関係者の所に責任者と思われる年配女性が慌てて近寄り
「本当に申し訳ありません、もういっぱいで、物理的に無理なんです。また別の日をご連絡しますので。」と説明している。
私はその言葉に 「物理的に無理な人数を招待したのは自分たちでしょー!!」 と心の中で突っ込んだ。

「一般招待客は入場できない」
「他の日の試写会に振替はできない」
「一般客用の席の確保はしていない」
この一点張りで、全く納得はできないものの、入れないものは入れないのである。

「そうですか」と顔面で不服を表明するにとどめ、仕方なくエレベーターに乗ってビルの外に出た。


そういえば、JR東京駅の100周年記念Suicaの購入数の読みが甘くて長時間並ばされた人が怒って暴動にまで発展しちゃったっけな・・・
その事案に比べると、並んだ時間も環境も遥かにマシだけれど、招待客は自分たちが招待したわけだから、収容人数に対する来場者はSuicaの販売数とは比較にならないほど予測可能だよなあ・・・

そんな事を考えていたら、参加がほぼ不可能であることがわかっていながら 映画の宣伝の為に「試写会招待プレゼント企画」をしたのでは という疑念がわき上がってきてしまった。

私も、他の人も「そうですか」とあっさり引き下がっておとなしく帰ってきたけど、これってもっと声を上げて文句を言っても良かったんじゃないか!?

「不平不満を口に出すのは大人げがなく、恥ずかしい事」と、文句があっても黙って飲み込む事を良しとする日本人特有の妙な価値観に、我々は飼い馴らされすぎていやしないか!?

そう思うと、仕事を休み、家庭の都合をつけて各々数時間かけて足を運んだ多くの人が声を荒げる事も無く、若いスタッフに言われるがままおとなしく門前払いされる様子は、不気味にさえ思えてきた。
私もその一人なのでなおさら。


そんな憤懣やるかたない気持ちではあったが、私にできることは家に帰ってプレゼント企画をした広告代理店の問い合わせフォームから苦情をしたためることくらいしかないので、とりあえず来た道(地下鉄)を戻ることに。

乗り換えのため3線の中継駅となっている混雑する駅構内を歩いていると、背後から足に何か硬い物が当たって慌てて振り返った。
するとそこにはベビーカーが。
自分の不注意だと思い「すみません!」と頭を下げたものの、ベビーカーのお母さんはド無視でスルー。。。

こちらが痛かっただけであちらは何ともなさそうだったからまあいいかと、子供達のお土産の為シュークリーム屋の前に並ぶと、また背後から硬い物が打ち当たり、足に痛みが走る。
振り返るとまた再び同じベビーカー。

ベビーカーに当たる異物の衝撃はもはや手になじんでしまっていて気づかないかのようにものすごいスピードで立ち去るお母さん。

そんなに飛ばして・・・ベビーカーはキックボードではないのですから・・・

ベビーカー持ちの外出が想像以上に大変なのは私も経験しているからわかるけど、背後からでは避けようがないよ。
靴にも傷がついてしまったよ。




はぁ・・・、つかれた・・・



何も目的を達成できなかったのに・・・



仕事を休んでまで来なければよかった・・・



そんな脱力感で緊張が維持できなかったのです。

最後の最後に家の最寄り駅をうっかり乗り過ごしてしまった。




なんてツイてない日だったんだろう。





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最終更新日  2015.04.09 22:33:25
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