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2005.10.25
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
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【この映画について】
この映画はフランス映画界でもっとも注目される男?フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」以来の監督作品である。登場人物は基本的に一組のカップルであり、そのカップルの別れから成り立ちまでを追うという逆パターンの展開がユニークな作品だ。
早い話、この映画の結論はいきなりの冒頭で明かされるという手法を採用した。そこから遡る事で、何故、冒頭の結果に行き着いたのかというのを観客とともに探っていくという作品だ。従って、以下のストーリーも簡潔に記す。
【ストーリー(ネタバレなし)】
マリオン(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とジル(ステファン・フレイス)は、とある弁護士事務所で顔を合わせていた。そこでは弁護士が眼の前で離婚協定書の条文を淡々と読み上げている。書類にサインして二人は夫婦から他人へとなった瞬間だった。だが、次のシーンは何故か二人がラヴ・ホテルのような小さな一室にいる所。ジルにはまだマリオンに対する未練があり、彼女を翻意させようと部屋へ連れて来た。ジルは半ば強引に彼女を求めるが、既にマリオンはジルへの気持ちは失せているので肌を合わせても何も感じていなかった。行為が終わってから部屋を出て行くマリオンにジルが投げかけた言葉は?
ジルには同性愛者の兄クリストフがいる。或る日、兄とゲイの同居人マチューを夕食に呼ぶ。そこで酒が進んできた時に、ジルはマリオンと共に参加したパーティーがやがて乱交パーティーになってきたことを得意げに話す。だがマリオンは、最初は普通に聞いていたが、やがて表情が変って来る。では、マリオンなぜ表情が変ってきたのか?
幸せだったマリオンとジルには子供がいた。その子供を妊娠していた時に、マリオンは急に産気づいて帝王切開を行うことになった。マリオンの母から連絡を受けたジルは、病院に駆けつけるが何故か腰は重い。病院で我が子と対面するが出産直後で精神的に不安定なマリオンとは会わなかった。では、何故ジルはマリオンと会わなかったか?そのマリオンにはいつ連絡をしたのか?
幸せだった二人は友人等に祝福されながらリゾートホテルで結婚式をあげる。披露宴が盛り上がり二人はおどりあかしたが、すっかり疲れてしまったジルはベッドに戻ると酔いも手伝って寝てしまう。折角の「初夜」を過ごせないマリオンは、ホテルを散歩し風にあたっていると時差ぼけのアメリカ人男性に話しかけられる。さびしかった新婚のマリオンがこの時取った驚くべき行動とは?
ジルは仕事の疲れを癒す為にリゾート地カリプソで休暇を当時の恋人ヴァレリーと過ごす。二人は既に交際歴4年だったが、この地で偶然にも取引先の顔見知りだったマリオンとビーチでばったり会う。マリオンは友人と二人で来る予定が、友人の急な都合でキャンセルとなりやむを得ずに一人で来ていたところだった。一人でいるのをさびしそうだと感じたジルは、気軽に彼女を三人で夕食に誘う。ヴァレリーとは違い純粋なハートの持ち主だったマリオンに休息に惹かれるジルは、ヴァレリーのいない隙を見計らって行動を共にするようになる。出会ったばかりの幸せだった二人の結末がまさか破局するとは当時は考えも付かなかっただろうが…
【鑑賞後の感想】
映画の手法というか語り口として、過去に遡るのは何も珍しいことではない。だが本作でのオゾン監督は、最初にまず結論を示してそこから結論に至るまでの過程を過去に遡る事で観る者に示す。最後のシーンは本来なら最初のシーンなのが複雑だが、少しずつ5つの出来事を振り返ることで、主人公たちの崩壊の過程を見るものも探るという監督からの挑戦状とも思える。
作品全体に特にハッキリとしたメリハリを付けないのは、如何にもヨーロッパ映画的でもある。だがオゾン監督はそんな作品をこうした独自の視点での切り口で、観る者に結論が出た過程を考えさせながら、「もっと早く遡らないかな?」と観客の心理を見事にくすぐっている。流石だ!

8.8点。

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日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。
是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。
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Last updated  2006.06.13 22:07:24
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