マックの文弊録

マックの文弊録

2005.04.28
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カテゴリ: 小言こうべえ
◇旧三月二十日 壬午 (みずのえ うま)川崎身代わり不動尊虫封じ

僕が通勤に利用する西武線でも、連休明けの9日から女性専用車が出来るのだそうだ。
朝7時半頃から9時半頃までの間に、都心のターミナルに到着する電車に女性専用車を一両設定するのだ。池袋駅に着く電車は最後部の一両、西武新宿駅に着く電車は最前部の一両がそうなるという。
今回の関西での惨事では、前方車両の被害が特に大きかった。又、西武新宿駅の改札は最前部の方が近いから、西武新宿線の方が女性を優遇しているといえるのかもしれない。

それにしても「男女7~9時台の間は席を同じゅうせず」だ。これは一種のSet backだな。
先の戦争が終わって、日本に進駐してきた米軍は、「日本国民は概ね六歳の子供と同程度である!」とほざき、そこいら中にDDTを撒き散らす以外にも色々お節介をしてくれた。
「富と権力が一部に集中しているからいけない」と、財閥を解体した。
「田畑が少数の人間に握られているからいけない」と、農地を解放した。
「産軍を束ねた少数者が権力を濫用したのがいけない」と、疑わしき連中を公職追放にした。

そして、「男女七歳にして席を同じゅうせずなど怪しからん」と、男女共学にした。
要するに、それまで「上下・左右に分けられていた」ものを「混ぜる」ことで、六歳の我が国民を啓蒙し開化させようとしたのである。

それが此処へ来て、「混ぜる」から「分ける」に傾向が変化した。今回の女性車両だけの事ではない。タバコもそうだ。
女性専用車両出現の背景には、チカン対策が主にある。又、「チカン濡れ衣」防止対策も有るようだ。これは分かる。最近、そういう誣告を敢えてする女性が結構増えているらしい。

女性専用車両の設置は、全国規模の動きだ。でもこれが遍く普及するとどうなるか。

1.鏡屋が儲かる
今でも、衆人環視の中で平気で化粧をする女性が多いのだ。やがて、ニ六時中女性専用車両が走るようになると、「パウダールームを作れ」とか「姿見を設置しろ」とかいう要求が出てくる。女性の要求たるや飽くなきものである。その要求貫徹の精神も堅い。だから、女性専用車両には大きな鏡を設置するのが常識になる。

2.女性の車掌が増える。
考えてもごろうじろ、女性だけが集まってムンムンする車両に、男の車掌が入っていけるものか。乗っている方からしたって、女湯に男の三助が闖入したような具合だろう。だから女性専用車両には女性車掌が必須になる。どこも人件費は押さえたいから、つまりは男性車掌はリストラの憂き目に会う。

3.女スリ軍団の流入が盛んになる。
女性方は何人か集まれば会話に興じて注意が疎かになる。傍見するに、如何にも無防備で心配になる。バッグの口があくびをして、中から財布が覗いていようが一向に構わない。これが、専用車になってオトコの不躾な視線を気にしなくてすむようになれば、更に輪をかけて無防備におなりだろう。はしっこいスリ軍団が目を付けない筈は無い。但しスリ軍団は全員女性であるべきである。


某国が拉致を狙うのなら、女性車両を丸ごと攻撃して略取すれば、効率のいいこと夥しい。こういう場合は概ね新潟の海岸から送り出されるようだから、県警には不断の警備警戒が求められる。関越自動車道の高速料金収入も増えるかもしれない。

・・・とか何とか云っても、大元は無理やり混ぜたからだ。
人間には基本的に「少数派になりたくない」、「大勢の赴くところに従いたい」、「有名なるものを正しいと考える」という、それぞれ根本では同じ源に発する考え方が染み付いている。
コンピュータのプログラム上で、多数の白い点と黒い点をランダムにばら撒く。この時は白も黒も均等に混じり合って、遠目には灰色に見えますね。
そして、「どの点も周辺の中で極めて少数派にはなりたくない」という条件を与えて、シミュレーションしてみる。そうすると、白は白同士、黒は黒同士固まるようになって、いつのまにか豹柄のような斑模様になってしまう。


有名になった商品は更に売れてもっと有名になり、大きなウェブサイトはどんどん巨大化する。
今回の女性専用車両の登場と普及推進の勢いは、女性への富と権力の集中に向けての第一歩なのだとしたらどうする!
だって、どう考えても「男性専用車両」なんてできっこないものなぁ。

それにしても女性専用車両からチカンの現行犯(無論女性)がでたら・・・一体どうするんだろう?





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最終更新日  2005.04.28 18:22:35
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