マックの文弊録

マックの文弊録

2005.06.11
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カテゴリ: B~C級グルメ
◇土曜日;旧暦五月五日 丙寅(ひのえ とら) 雑節の入梅 チャグチャグ馬コ

律儀なもので雑節で入梅と決められた今日、東海地方を含む広範囲の地域で入梅が宣言された。関東地方は、一日だけ早く、気象庁は昨日入梅宣言をなさった。
これから一ヶ月余りの長きにわたって日本列島は雨模様の日が続く。

梅雨に入ると、空はいつも鈍色(「にびいろ」と読んでくださいね)に雲が垂れ込め、周囲の風景もモノトーンに近くなる。湿度も高く、むしむしジメジメとメリハリのつかないこと夥しい。

こう云う時には、せめて食事くらいは色鮮やかにしてみたい。
そこで、例えばクラムチャウダーである。

クラムチャウダーには、ニューイングランド風とマンハッタン風の二種類あって、マンハッタン風では、ニューイングランド風のクリームの替わりに、トマトソースを使う。

僕は、若い頃初めて出張した時にボストン郊外のレキシントンという町で初めてこのクラムチャウダーに遭遇した。その時の感動と美味しさが未だに脳裏に残っているせいで、クラムチャウダーと言えばやはり、ニューイングランド風である。

作り方はどうということもない。というより、チャウダーは元来「洋風けんちん汁」のようなもので、クラム(Clam=二枚貝)さえ入れれば、後必須なのは牛乳(か生クリーム)だけ。基本は塩コショウ味。それだけである。


そこで、レシピのほんの一例を書いてみよう。これは、僕の好きな作り方である。
量はすべて適量。料理というものには計量カップや、秤などは元来要らないのだ。

1.今盛りのアサリを茹で、冷めたら身を外しておく。茹で汁は、無論チャウダーのベースになる。

2.みじん切りにした玉ねぎとベーコンを、オリーブ油かバターで炒める。この時絶対焦がさないこと。ニューイングランド風は、真っ白なスープが命。

3.1センチ角程度のさいの目に切った人参とジャガイモを(2)に加えて更に炒め、胡椒を振って、適当なところでアサリの茹で汁を合わせる。アサリの剥き身も入れる。

4.固形スープを一カケ入れ、塩で味を調整する。基本は薄味!水の量もこの時点で調整する。アクは随時取りながら。

5.好みではあるが、サワークリームを少量入れるとコクがでる。

6.牛乳を入れてもいいが、ホワイトソースか、固形クリームシチューのルゥを入れても良い。後者のほうが少しとろみがつくから、僕としては好みである。

これで余り煮過ぎないこと。野菜にちゃんと角が残る程度の方が美味しいと思う。
最後に、やはり今旬のグリーンピースを入れ、一回沸騰する程度で火を止め、生クリームを入れて少し蒸らす感じにする。

以上!


チャウダーだけでは寂しいから、パスタを茹でてイカスミのソースで和え、皮をむいたトマトを乱切りにしてオリーブ油をまぶしたのをパスタの中央に盛り付ける。

どうです。想像するだけで綺麗な彩りでしょう。
パスタの黒とトマトの赤。そしてチャウダーの白とグリーンピースの緑。人参のオレンジ色……!

ところで、イカスミパスタを召し上がった翌朝は、トイレで通便検査をくれぐれもお忘れなきように。ちょっとした驚きで、二度楽しめること請け合い。






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最終更新日  2005.06.12 17:00:25
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