マックの文弊録

マックの文弊録

2005.08.19
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カテゴリ: 小言こうべえ
◇金曜日:旧暦七月十五日 乙亥(きのと ゐ)秋田花輪ばやし
夏の・・コスモス
昨日のブログの話の続きである。
巷間「痛風は男性しか罹らない」と云われる。かくして人類の三大疼痛は男性と女性に等しく公平に分配されるのだ、というのである。

「女性は痛風に罹らない」のは医学的にも根拠がある話だ。つまりは女性ホルモンが尿酸の排出を促進するために、女性は高尿酸血の状態にはなりにくいのである。先ずは世の女性諸氏のためにはご同慶の至りではある。

しかし、そうなると、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後はどうなるか。理論物理の訓練を受けたものは直ぐにそう考える。
実際閉経後もそれ以前と同様の生活環境や習慣を続ければ、当然ながら、血中尿酸値は増加する。それでも、女性にはやはり痛風発作は起こりにくいのだ。なぜか?

専門のお医者様によると、痛風発作の起きるのは、尿酸の血中濃度が7.0mg/dlを超える状態が数年続いた後だそうだ。
この尿酸の血中濃度の平常時の平均値は男性で約5.5mg/dlだが、女性では4.0mg/dlだというから、女性は閉経後日常の生活で放蕩の限りを尽くされてもまぁ10年くらいは痛風発作に襲われることは無いといえる。
つまりは、人によって閉経の時期は違うのだろうから一概には言えないが、概ね還暦以後になると女性にも痛風発作のあの激しい疼痛の洗礼を受ける「チャンス」が巡ってくるというわけだ。


僕が書斎派なのにカミサンは本質的に体育会系で、それもエアロビクスとかなんとか、つまりは健康志向系だから、体の代謝だとか栄養のバランスだとかやたらと詳しい。
自らの膝下に置かれるべき亭主が、食事でも仕事でも(彼女の目から見れば)放蕩の限りを尽くして、一向に自分の専門知識を実践できないものだから、一旦今回のような「生活習慣」にその原因が分類される病に倒れるや、あたかも鬼の首を獲ったが如く、その非難の舌鋒たるやまことに鋭いものがある。
悔しいが、甘んじて受けるより他にない。
何れ見ていろ、と密かに思っても、かなり年下の女性を娶ってしまったものだから、上記のように彼女が女性の痛風罹病開始年齢である還暦を迎えるまでには、こちらは古希になってしまっている。後十年以上も我慢の子なのだ。

・・・だから、八つ当たりだ。
今度の広島六区は、ありゃなんだ!あたかも自民党の痛風発作だな。
「純ちゃん」が自民党の首領の座について四年と数ヶ月。その間に過剰蓄積された尿酸がついにホリエモン・ナトリウムと結び付いて結晶化し、痛風発作状態になっちゃった。
正義の味方白血球になるつもりだったカメさんは、「無所属」という姑息な刺客の繰り出し方に再々にわたって当惑の体だ。県連と県の自民党議員の間も態度が分かれて、大混乱になっているように見受ける。

それにしても、幾ら衆議院議員の被選挙資格に、選挙区での住民票登録義務が無いとはいえ、何の地縁も無い選挙区からいきなり出馬するというのはねぇ。
それに自民党に行って相談して、その上で無所属から出るなんざ、幾ら先般話題の買収屋だからといっても、流石に けれんみ が過ぎるというものだろう。


国政参与を目指す政治家たるものは有言実行を旨として、地元世間の賛同を集めようとする。幸いにして国政の場に席を占めることができた暁には、選出地域と国家の間の利害を理念の下に昇華させつつ、立法と云う作業を進めるのがその使命・本分というものだろう。
この痛風発作、実に広島の選挙民諸賢を馬鹿にしているとは云えないか?

9.11の選挙は暑い。
そう思っていたが、あの尿酸結晶体の出現で、単に暑いだけではなくなった。不愉快にも暑苦しくなってしまったのである。





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最終更新日  2005.08.20 17:41:12
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