マックの文弊録

マックの文弊録

2005.08.23
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◇火曜日:旧暦七月十九日 己卯(つちのと う) 処暑
夏の美ヶ原の花-4
今 日は二十四気の処暑。
処暑は旧暦七月の中気で、この日太陽の黄経は150°になる。

処暑の「処」の字の 扁 へん は「足を置く」という意味だ。そして右側の「几」は腰掛という意味で、二つ併せて「足を留めて腰掛けている」、ひいては「一所に留まる」という意味を成す会意文字が出来上がる。旧字の「處」のタレは「居」に同じで、「留まる」意味を駄目押しするものだ。
つまりは処暑とは「暑さに止めをさす」という意味になるというわけだ。夏も処暑の頃になると漸くその暑さも極まり、徐々に秋の気配を濃くし始めるということになる。

今、日本の南の洋上には台風11号が居て時速15キロで北上しつつある。現在の中心気圧は945hPaで、二十一日のブログの時点より更に発達して大きくなった。姉妹(台風は無論女性である。ご存知?)台風12号は進路を東に変更してしまったので、我が列島には影響を及ぼす心配はなくなったが、姉さんの11号の方は二十五日の午後辺りから四国~東海地方の太平洋岸に接近する気配だ。
姉御の威令がそろそろ届き始めたのか、今日の我が地方は曇天で暑さも鈍い。二十四気の通りだとすれば、姉さん台風が首尾よくお通りになれば、今週の土曜日には台風一過の秋の青空が期待できるかもしれない。

ホ モ・エレクトゥスに復帰しつつある今、足の炎症を 労 いた

いやぁ、驚いた。10時50分に受付を済ませて、11時57分にはもう新しい免許証を手にしていた。この時間の中には1時間の講習時間も含まれているのだ。講習は、講義を受けるのではなく、安全運転のためのビデオを見せられるのだ。

僕の場合は、2年ほど前に実家近くの高速道路で母を乗せて家路を急ぐ余りにスピード違反をやらかし(40キロはオーバーしたはずなのに、切符は20キロオーバーになっていた。ゴールド免許だったからお巡りさんは手加減してくれたのだろうか?)「軽微違反該当」になっているので1時間講習だったが、それすら無かった人は30分講習で済んでしまう。だから、ものの40分程で更新免許を手にすることが出来ることになる。

昨日の病院とはエライ違いだ。昨日は受付から、最終的に処方薬を手にするまで4時間近くかかったのだ。

それにしても、幾ら車社会になったとはいえ、凶器にもなり得べき車の運転免許が、痛風発作の薬を貰うより簡単に短時間で更新・交付されてしまって良いのだろうかと、却っていささか心配になる。

もう随分昔になってしまったが、初めて運転免許証を受取る前に係官が我々合格者の前でこうおっしゃったことを覚えている。
「本来、車の運転は禁じられているのだ。それを諸君の技量と、遵法の誓約に免じて敢えて許すのである。これから渡す免許証は、心して受け取るように。」
無論口調はこんなお代官様風ではなかったが、中身はまさに上の通りだった。
本来禁止されていることを、特別に免じて許すから免許。含蓄があるではないか。
中々立派な係官殿だと、今でも印象に残っている。

医師だって、弁護士だって、航海士だって、航空パイロットだって、免許が必要とされるのは、その生業が人間の生殺与奪に関わるからである。
最早日常的な道具のレベルになっているとはいえ、車の運転も人間の生殺与奪に関する点では同じだ。今後又五年間、「免じて許された」を肝に銘じよう。

多
運転免許の試験だって、同じ時に受験した中から成績上位者5人に免許を交付するなどというやり方はしない。相対尺度ではなく、あくまでも道路交通法の理解度という絶対尺度を以って合否が決定されているのだ。他の免許だって、これは同様だ。

最近の選挙には殊更妙な方々が出馬される。およそ日本の法令とか政治など全くご存じなかろうと思う方々が多い。あまつさえ自ら立法責任を持ち、遵守すべき法律に裁かれた(又は裁かれつつある)方も出馬される。
こういう方々が「有効票の中の獲得票順」だけで立法府に登院する免許を得られるのはおかしいじゃないか。

だから、選挙は「一次試験」として、「合格者」には二次試験を課すべきである。二次試験において、民草の代表としての人格・識見、わが国における政治と法律に対する基礎知識、そして何より国政にかける熱意を審査する。
この二次試験に合格したものだけに、国政への参与権を「免」じて「許」すようにすべきだと思う。


そうであれば、投票の際に来場した有権者にもう一枚紙を渡す。その紙には、全国の立候補者の名前が全部書いてある。そして、有権者は自分が「議員になって欲しくない」と思う人の氏名欄にチェックを入れるのだ。これは何人チェックしても良いようにする。(或いは「20人まで」と制限しても良い。)
そして通常と票の集計と、チェック欄の集計を別々に行い、通常の得票数の多寡に関わらず、「議員になって欲しくない」チェック数の多い順に機械的に消していく。
こういうやり方なら、いつかは衆議院の定数に達するはずだから、その時点で開票終了として、当選者を確定するのである。
どうだ!これなら一つの選挙区に同じ党から複数の候補者も立てられるから、公認、非公認ともめることもないし、陰湿に「刺客」など差し向けなくて良い。それに、何より立派な「国民交付の議員免許」になるではないか!





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最終更新日  2005.08.23 17:53:25
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