マックの文弊録

マックの文弊録

2005.10.28
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カテゴリ: 小言こうべえ
◇ 金曜日:旧暦九月二十六日 乙酉;速記記念日

釣船草
会 社を出る時に携帯電話を置き忘れた。
駅へ行く途中で気が付いたのだけれど、気付いた場所から駅までの距離と、会社までの距離は二対八位の所だったから、「まぁいいや」とそのまま帰ってしまった。
翌朝は所用があって会社に寄らずにそのまま会合の場所へ行くことになった。

僕 は携帯の「電話機能」よりも「メール機能」をよく利用する。電話は携帯でも固定でも原則一対一のやり取りになるが、メールには「一斉同報」という機能がある。特定の仕事の関係者をグループとして登録しておくと、一回の送信で全員に連絡することが出来る。「今から戻るけれども、予定よりちょっと遅れそうだ。A君はお客さんのお相手をしていて欲しい。B君はあの書類を準備して。C君は客先のXさんに、これこれこういう情報を送っておいて。」という連絡を一回で送れるのである。おまけに携帯メール同士だと、相手がどこに居ても構わない。これを電話でやろうとすると、三度電話をする手間がかかる。
こういう連絡は僕の場合大抵移動中にするから、携帯電話は今や僕にとっては必需品なのである。

し かし会社に忘れてしまった携帯では何もすることは出来ない。それに出かけている間に何か連絡が有ったとしても、僕には分からない。なんだか世の中に見捨てられ、孤立してしまったような気分で、随分不安で落ち着かなかった。

考 えてみると、始終持っていないと大いに不自由で行動に支障をきたし、不安な気持ちにさせられるようなものなど、身の回りには余り無いなぁ。外出時に携行していないと本当に困るものは、まぁお金位のものじゃないか?
つまり、ここ何年かの内に携帯電話はお金と同程度の必需品と看做されるまでに普及してしまったのことになる。これはすごい事だ。

午
ふん。世の中なんて大体そんなものなんだ。





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最終更新日  2005.10.30 06:38:52
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