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寒さ厳しいこの季節。旬の野菜に乏しく不足しがちです。しかし,冬のこの時期だけの色々な「冬野菜」があります。 冬野菜の一つ「雪菜」は,お隣の山形県米沢が産地として有名な,全国でもめずらしい雪の中で育つ軟白野菜です。一時収穫した雪菜を一ヶ所にまとめ雪室を作り,雪が降り積もった雪の下で雪菜にとう(花茎)が立ったら収穫します。 仙台では,伝統野菜として「仙台雪菜」が栽培されています。「仙台雪菜」はツケナ類の一つで小松菜と似ています。江戸時代後期から仙台地域で栽培されており,カルシウムやビタミンAなどが豊富に含まれています。霜にあたってから収穫するとほろ苦みと甘みが調和し雪菜独特の風味が出ます。 これとは別に,「ちぢみ雪菜」という雪菜も栽培されています。仙台雪菜とは別のもので,肉厚で濃緑色のちぢれた葉が特徴の寒さに強い典型的な冬野菜です。霜や寒さに当たると甘みが増し,一層おいしくなります。β―カロチン,鉄,骨を強くする作用のあるカルシウムが多く,特にカルシウム,鉄は加熱にも強く,冬の温かな料理に最適です。 この他にも,寒い気象条件を利用して栽培され,冬季限定で出回る「ちぢみほうれんそう」があります。ちぢれて肉厚の葉と糖度10以上の甘みが特徴で,寒さが強くなるとさらにおいしくなるため,別名「寒締めほうれんそう」とも呼ばれています。栄養素が豊富で,鉄・鉄の吸収を助けるビタミンC・β―カロチン・カルシウム・カリウムが豊富に含まれています。柔らかい食物繊維は胃腸の働きを助け,消化もしやすいです。寒い冬,「冬野菜」で不足しがちな栄養素をしっかり補いたいものです。
2009.01.26

2009.01.05
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