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2007年02月07日
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学校薬剤師として小学校の教室の換気、二酸化炭素と一酸化炭素量の測定に行きました。

四年二組の扉を開け中に入って行くと三十数名の朗読の弾んだ声が幾層にもなって打ち寄せて来ます。

「これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です。昔は、わたしの村の近くの、中山という所に・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

検知管を折り二酸化炭素を吸引器に設置。耳は知らず知らず子供達の読み声に浸っていきます。

「ごんは、ひとりぼっちの子ぎつねで、しだのいっぱいしげった森の中に、あなをほってすんでいました。そして・・・・・・  ・・・・・・・     ・・・・・・」

二酸化炭素1200ppm まずはこの位か。室温17度。

「ある秋のことでした。・・・・・・ ・・・・・・  ・・・・・・・」

なぜか 深いところで心なしか子供達の朗読の声に共鳴していく物がふつふつと蘇えってきます。

薄の穂が秋風に棚引いているのが浮かび上がってきます。ひがん花の咲き乱れている原をそう列が踏みしめて行くのが浮かんできます。



時空はグラリと揺れて小学生の私へと誘います。尚も子供達の朗読は続きます。何時しか小学生の私も固い椅子に座り一緒に声を張り上げていました。

「その明くる日も、ごんは、くりを持って、兵十のうちへ出かけました。・・・・・・・」

「・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・」

一酸化炭素 0ppm異常なし。


「ごんは・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・」

「兵十は、火なわじゅうをばたりと、取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」

朗読が終わると女の先生は子供達に

「ごんのお話を書いてそれに絵も描いてみましょうか・・・・・」

小学生の頃の私自身に返っていた私は、この先生の言葉を聞くとこれは、し忘れてた宿題の様に思われて『ごんぎつね』の続きを書いてみようかと

次回のブログには 期待せずに待っていてください。





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最終更新日  2007年02月07日 22時22分27秒
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