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旦那氏はいつもと変わらぬ笑顔で、
"Good morning!"
(おはよう!)
とすっかりご機嫌な様子。
一方、マグノリアは、
ことの発端が息子のことだっただけに、
ついつい意固地になって、
前日の夜のこと
をまだちょっと引きずっていた。
大人げないなと思いつつ、
旦那氏に話しかけられても、
無表情で宙を見つめたまま
最低
限の返事だけ
して、
そのほかは 軽く無視
していた。
(↑ただ、 なんでもかんでもマグノリアがすんなりとあなたの言いなりになるって思わないでね!
ということを暗に伝えたかっただけで、 本気で怒っていたわけではない
。)
だから、旦那氏が、なんども
"Magnolia, I love you!"
(マグノリア、愛しているよ。)
と言っても、プイっとそっぽを向き、
"How come you are ignoring me?"
(マグノリアはなんで僕のことを無視するの?)
と聞いてきても、
(どうぞ、あなたのその賢い頭で考えてみてください。)
とか、
(無視されているとわかっている相手に対して、「なんで無視するの?」っていう質問はすごく馬鹿げていると思いませんか?)
とか、そういう 意地悪な返事
も一切せずに、
無視し続けていたんだけど、
そのうち、さすがのマグノリアも、
ちょっと自分が大人になって折れてみれば、すべてうまくいくのに、
些細なことで、剥きになっている自分
と、
せっかく家族3人が一緒にいられるのに、
こんなに感じの悪い時間を過ごすのがいやになってきて、
二人はなにしてるのかな?
と思ったら、
寝室のほうから、
なにやら旦那氏が息子に話しかけている声が聞こえた。
それで、寝室をちらっと覗いてみると、
息子(生後2ヶ月)を仰向けに寝かせて、
そのすぐ横に寝そべっている旦那氏が、
息子のほっぺたをつんつんと突っつきながら、話しかけていた。
いつものように二人が、仲睦まじくじゃれあっている
その光景はとても微笑ましくて
、私も仲間に入りたくなった。
そもそも旦那氏は、いやなことを引きずるタイプではないし、
マグノリアがちょっと折れて、素直にお願いすれば、
旦那氏も自分の意見を押し付けることはやめて、
マグノリアのしたいようにしてくれるし、
あとはきれいさっぱり、仲直りって感じになる。
「おたがい、どっちもどっち!というときは、自分が先に折れてみる。」
そうすれば、うまくいくってことは、
これまでの旦那氏との関係で、マグノリアが一番よくわかっていること。
だから、 これも仲直りのいいきっかけになるかなぁ~
と思って、とりあえず私も、息子を挟んで、旦那氏の反対側に寝そべったみた。
家族3人、こうやって過ごせるのは、本当に幸せなことだなぁ~
でも、旦那氏にはまだちょっとイラっときていたので、
旦那氏とは目を合わせずに、
ただひたすら息子の顔だけを満面の笑みで見つめて
、
息子に話しかけはじめると、
それまで 旦那氏の顔をじーーーっと見つめては
、
ニコ~っと笑って
いた息子もちょっと気がそれたみたいで、
どっちを見たらいいのかわからなくなっちゃったという風に
、
首をくるくる左右に振って、
私に微笑み返しては、旦那氏のほうへ、その次はまた私に、
それはそれは、嬉しそうに、手足をバタバタと動かしながら、
あっちを向いては、笑顔
こっちを向いては、笑顔
とやっていたんだが、そのうち疲れたのか、
無表情のまま、宙をじっと見つめはじめ
、
とうとう 旦那氏がいくら話しかけても
、
もう息子は、 無表情で、宙を見つめたまま
、
全然、旦那氏のほうに振り向かなくなった
。
すると、 旦那氏が息子に向かって、こう言って、ひとりでケラケラと笑っていた
。
"Ryota, how come you are ignoring me? You are just like Mom!"
(りょうた~、なんでダディのこと無視するんだい?ほんとに、りょうたはママにそっくりだな!)
それで、すっかり「自分から折れてみてもいいかな?」という気も失せてしまって、
近づけば、また喧嘩になりそうだから、気持ちが落ち着くまで、口を聞くのはやめることにした。
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