おっさんバギー

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2009年01月05日
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こういった懐かしい顔を見られるのも、お正月の良いトコロ。

しかし、すでに両親が他界している友人も居る。

そういう奴は、やっぱり帰って来ない。

そいつも昔は、盆、正月ともなれば、人並みに帰省していた。

んが、帰省したからといっても、ろくすっぽ親と会話なんてしていなかった。

会話しないどころか、父親の車を勝手に乗り回して、派手な交通事故なんかをやっていた。

それでも、毎年、お正月には帰省していた。

それが、両親が他界したとたん、パッタリ帰省しなくなった。



昔のニキビ面のアイツを知る一人としては、なんだかちょっと寂しい。

故郷って、歓迎してくれる人が居てこその、故郷なんだろうな。

そんでまあ、結局、集ったのは3家族だけ。

しかし、再会したのはイイけど、皆さん所帯が増えて、総勢なんと13名。

しかも、テンションの高い子供がたくさん居る。

さすがに、どっかのお宅にお邪魔するのは、気が引ける。

そんな訳で、どこかユルユル出来る場所が無いもんかと、無い知恵を絞ってみた。

特に子供達は、正月明けから、

「食っちゃ寝、食っちゃ寝、ボケーとテレビ」

みたいな、自堕落な生活を送っていたので、元気が有り余っている。

なんとかして、こいつらのパワーを外で発散させねばならない。



おっさんが子供の頃には、近くにアイススケート場が、ボツボツとあった。

冬休みには、暇を持て余した友達と、よく行ったもんだ。

しかし、今はほとんど無い。

いや、正確には全滅と言ったほうが、正しいような状況。

立派な屋内リンクはあるみたいだけど、屋外の安い手軽なリンクが無い。



そこで、ごく近所に公設のローラースケート場がある事を思い出した。

んで、3家族でゾロゾロと行ってみた。

場所は、伊丹市立ローラースケート場。

http://www.city.itami.lg.jp/SHISETSU/_8274/0003902.html

市立のローラースケート場と云うのは珍しい。

ここは、公営の施設だけど、お正月休みにも、ちゃんと営業している。

入場料は、大人2時間300円、子供2時間150円。

こ、これは、安い!

もちろん、貸し靴もあって、こっちは100円。

いやあ、素晴らしい料金設定だ。

スポーツセンターの卓球なんかと、一緒くらいの値段。

もちろん、敷地内には駐車場もあって、こちらは無料。

んで、事務所の横の自動販売機で、チケットを買う。

受付の窓口で、チケットと一緒に、靴のサイズを申告すると、貸し靴を出してくれる。

まあ、このへんは20年前のボウリング場なんかと一緒。

レンタルのスケート靴は、4輪のローラースケートじゃなくて、インラインスケート。

「光源氏」を知る世代としては、ちょっと時代の流れを感じたりする。

もちろん、おっさんはインラインスケートはコレが始めて。

ちなみに、総勢13名で訪れると、事務所のおっちゃんが、

「皆さん、ご一緒ですか?」

「へえ~何人で来てくれたんですか?」

「あああ、どの子から行きます?」

といった感じで、驚かれると同時に、一生懸命に対応してくれる。

マイナーな施設なので、日頃の来場者数が、伺い知れる。

しかし、その対応は非常に親切。

小さな子供には、スタッフのおっちゃんが靴を履かせてくれたり、手を引いてリンクまで誘導してくれたりする。

最初は、大勢に押し掛けて、しかも小さな子連れで、迷惑がられるかなあ~、と不安だったけど、そんな事は全く無かった。

とっても、親切な対応をしてくれる。

若い人達は面倒に感じるかもしれないけど、子連れのファミリーとしては、とってもありがたい。

そんで、コース脇のベンチに座って、インラインスケートを履いて、防具を着ける。

防具は、ヘルメット、膝あて、肘あてが、受付前のカゴの中に入っているので、適当に選んで装着する。

もちろん、防具を着けない人も居る。

事務所のスタッフも、無理に装着しろ、とは言わない。

んが、これらの防具は、恥ずかしがらずに、ちゃんと装着した方がイイ。

装着した方が、精神的にも安心感が増して、滑りに専念できるのだ。

常連っぽい人達は、手首に装着するハンドガードも、ちゃんと着けていた。

んで、それっぽい格好になったら、さっそくリンクへ。

リンクは、樹脂のようなモノでコーティングされており、とっても摩擦が少ない。

ドキドキしながら、記念すべきインラインスケートの初滑りをやってみる。

すると、あっさりとスイーと滑れた。

おお、オレって天才!

っと思って、周囲を見回すと、同行の各ファミリーも、さほど苦労する事無くスイスイと滑っている。

もちろん、まったく滑れなくても、リンクサイドに居るスタッフのおっちゃんに聞けば、丁寧に教えてくれる。

全然、カツカツした雰囲気は無いので、気軽に質問できるのがイイ。

んが、インラインスケートは、アイススケートほど難しくない。

1時間も滑っていると、皆さん、それなりに滑れるようになった。

それでいて、爽快感、スピード感はたっぷり。

う~ん、コレは楽しいぞ。

リンクの上で転んでも、アイススケートのようにビチャビチャにならないのがイイ。

昔の4輪のローラースケートだと、タイヤが横を向いた時に、ハイサイドを起こして、派手に転ぶ事があった。

しかし、インラインスケートだと、それが無い。

んで、結局、日没の閉場時間まで遊んでしまった。

「またやりたい?」

と、子供連中に聞いてみると、みんなやりたい!と言っていたので、よほど面白かった様子。

もちろん、親も楽しかった。

終わってから気付いたけど、全身に汗をかいていて、足がガクガクする。

どうやら、結構な運動量だったみたい。

大人も童心に帰って、夢中になって遊んでしまった。

帰りには、皆さんで近くの居酒屋に寄った。

いやあ、一汗かいた後のビールは美味いなあ。

こりゃ、しばらくはローラースケート場通いが、休みの日の定番になりそう。

そんな訳で、ローラースケート場はオススメですよ。





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Last updated  2009年01月06日 01時21分34秒


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