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グラフィックスプロセッサユニット(GPU)は数百にも及ぶ演算コアの集合体から成るベクトル求解器のようにも思える。そのGPUが有するアクセラレータ・パフォーマンスの高みを活用するためには、従来より色々な学習努力を要していた。しかしOpenACCの登場によって、並列処理させたい遂次処理コードに対してディレクティブに指定を加えるだけでGPUに対応したオブジェクトが得られるようになってきた。実に興味深いことである。
GPUを利用したアクセラレータ型の並列化プログラミングでは、CPUとGPUを協調させる方法への対応が重要です。CPUとGPUにそれぞれバイナリが必要となり、処理の分担やメモリ管理を別々に行わなければなりません。メモリ空間が論理的・物理的に異なるため、ポインタなどをそのまま利用できない点は特に面倒です。そのため、GPU対応のプログラムの開発をはじめるには、ある一定の短くない学習時間が必要でした。
そこに現れたのがOpenACCです。OpenACCは、OpenMPを使うような感覚で、逐次プログラムにディレクティブを指定するだけでGPU対応のプログラムへ変換できます。
本書は短い期間でOpenACCを習得できることを目指して執筆されました。単に、プログラミングの習得だけでなく、ヘテロジニアスなシステムの基礎などや応用にも言及し、非同期などを使用したプログラミングへも対応できるよう心掛けました。
発売日:2018年11月
著者/編集:北山洋幸
出版社:カットシステム
発行形態:単行本
ページ数:426p
ISBNコード:9784877834500
目次
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