全国の名物研究所

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2011.06.24
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テーマ: 北陸の旅(175)
カテゴリ: 北陸周辺の旅


 散居村(さんきょそん)ってご存知ですか?
 もしかしたら上の写真の風景を見たことがある方もいらっしゃるかな?

 普通の日本の田園地帯は「集村」といって、集落を1箇所に集めるところが多いのですが、集村に対して、「散居村」(散村)は家を1軒1軒点在させるもの。

 その成り立ちは地形的なものや検地のしやすさ、さらには水田の管理のしやすさを求めたなど、いろいろな説や理由があるようです。
 散居村自体はそれほど珍しいものではありませんが、富山県の砺波地方ほどの規模は全国一といわれます。

 写真のように展望台から見下ろすと、こんもりとした小さな森が無数に見えますが、この森1つが1軒の家で、森に見えるのは「屋敷林」(富山ではカイニョとも)と呼ぶ100本、200本ともいう家を囲む樹木のため。

 その木々は、防風林や防雪林にもなり、夏の暑い日ざしもさえぎってくれます。そして杉やケヤキは家屋の修理や建て直しの際の建材となり、柿や栗などの果樹は食材を提供してくれます。

 写真を見ると水田の中に畑が点在しています。これはもともとは水田だったものが減反によって転作を余儀なくされたものがほとんどだとか。


 今日は、そんな屋敷林のお宅を訪問しました。砺波平野の南、山際にある井波というところにあるお宅で、このあたりは「井波風」とよばれる強い局地風が吹くことでも知られてます。そのために、このあたりの屋敷林は他の地区に比べてさらに森が厚くなっています。

 そのお宅にはクーラーはありません。高い木が強い日差しをさえぎり、家々が密集していないから風通しもいいし、周囲の水田から流れる風は涼しく、だからクーラーは不要なのだといいます。扇風機でさえも年に10日くらいしか使わないとか。そんなめったに使わない扇風機ですが、今日は暑がりの私のために働かされていました(笑)。

 開け放たれた窓の先にある森。以前、有識者が調べたところ、ここからフィトンチッドが発散され、家にいながら森林浴効果が得られるのだとか。
 大音響で音楽を奏でようが、隣家とは離れているのでほとんど聞こえません。逆に行事で近所の人を集める際には、大太鼓を叩いて呼んだとか。今はさすがに使わなくなったその大太鼓が軒下にぶる下げられていました。これじゃないと隣近所の家には音が届かないというのもすごいなぁ。

 普段、上階の物音に苛立ちながらの集合住宅暮らしの身には夢のような世界。クーラーがなくても涼しいというのもすごい。
 庭が広く、樹木が多いので手入れは大変だそうですが、こんな家に住んだら、もっと人間らしい暮らしができるような気がします。

 そんなところに半日身をおいて、会社に戻ると、いつもにも増して社内の淀んだ空気が気になります。物理的にも精神的にもここは風通しが悪いの何の(笑)。

 クーラーといえば、節電でエアコンとかクーラーを使うことに罪悪感を思えていませんか?
 記者会見のバックのボードに「エアコン止めて節電」と掲げて自己満足しているどっかの知事や、意味なく「節電」というボードを掲げている政党の事務所、そして、「節電」「節電」と呼びかけながら、無駄に明るい報道番組のスタジオ(ほんと背景の小道具の明るいこと何の)など、地位や影響力のあるところが、物事をよく考えず、パフォーマンス交じりで過剰になっている気がします。これでまじめなお年寄りとかエアコンの使用を控えて熱中症にならないかが心配。

 肝心な問題をどんどん先送りして、どうでもいい問題を大問題のように扱い、そして違った方向に話しを進めていこうとする。世の中、どんどんおかしな方向に進んでいませんか? これって今までになかったレベルでかなりやばい状況なんじゃないのかなと思うのは私だけ??

 それとテレビ。昔、私が子供のころ、オイルショックだったかで午後の1時間か2時間、テレビは一斉に休みになっていました。今もそれをやったらいいのにと思うのですが、誰もそんなこと言いませんね。


 散居村のお宅を辞して帰りの途中、ちょっと遅めの昼食に手打ちうどんの店に寄りました。以前入ってとてもおいしかったので楽しみだったんですが、うどんがふにゃふにゃで期待はずれ。「これじゃ手打ちうどんの良さがまったくない」とがっくりしながらうどんをすすっていると、後から来たお客さんに「今ゆでたてになりますのでしばらくお待ちいただいてもよろしいでしょうか?」と聞く。
 ということは……、私のうどんはゆで置きしていたヤツ? なるほど、前回との味の違いはこれで明快となりましたが、果たして客商売ってこれでいいのでしょうか? 私が店主だったら、こんな自分の首を絞めるような手抜きはしないだろうになぁ。
 この方面に出かけた時、寄るのを楽しみにしていた店ですが、まあ、たぶん二度と行かないだろうなぁ。残念。





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最終更新日  2011.06.25 00:42:24
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Re:散居村と散文(06/24)  
おはよう御座います

散居村 凄い眺めですね 最初何かな

と思いました 文書読みまして納得

でも夜道は寂しいですね 都会人では無理ですね

でもクーラーの必要無い 生活憧れます

うどん屋さん 悲しいですね うどんが好きでは

無いのでしょう 売れ残りが出ないようにしたいだけ

商売の基本は 味と値段ですから (2011.06.25 07:55:39)

Re:散居村と散文(06/24)  
T-ハルミ  さん
こんにちは!
富山の絶景、散居村を素敵に紹介下さり、ありがとうございます~^^
私は呉東なので、この景色には無縁なんですよね~。
ごみごみした小さな村です(笑)
一度訪問してみたい所です!
(2011.06.25 18:40:29)

Re[1]:散居村と散文(06/24)  
米スタア  さん
トンカツ1188さん、こんばんは。

 散居村は、隣との距離が遠い、そして家がでかいから家の中の物音もあまり聞こえないそうで、とってもプライバシーが守られた住環境なんだとか。
 自然の中で暮らしたいと思う都会人にはいいかもしれません。夜道は暗いけど(笑)。

 うどん屋さん、トンカツさんの言うとおり、「うどんへの愛情」が欠けていると思います。時間がたてばおいしくなるのは当たり前と思っているのでしょう。そんな考えじゃお客は去っていくでしょうね。
(2011.06.25 23:19:46)

Re[1]:散居村と散文(06/24)  
米スタア  さん
T-ハルミさん、こんばんは。

 そうですか、そちらでは見られない風景だったんですね。散居村は家の周りがマイ田んぼなので見回りが楽みたいです。歩いて行けるためか、農村の定番風景、「農道に止まっている軽トラック」をあんまり見かけなかった気がします。 それにしても富山は呉東も呉西も大きな家が多いですよね。確か日本一でしたっけ。広さもですが使っている建材がすごい家が多いです。ケヤキ一枚板の縁側とか、漆塗りの柱とか、まるで大名屋敷みたいな家が目立ちます。
(2011.06.25 23:35:00)

Re:散居村と散文(06/24)  
こちらでもこんなにひろいところじゃないですが、
散居村あります。それにしてもひどいうどん屋さんですね。
客商売とは?考えてもらいたいですね (2011.06.27 22:12:30)

Re[1]:散居村と散文(06/24)  
米スタア  さん
ララオ0181さん、こんばんは。

 散居村は全国各地にあるようですね。うちの母親の実家の埼玉にもこんなところがありますが、1軒1軒の大きさと数はかないません。
 うどん屋、前回がおいしかったので期待していただけに残念でした。これだったら、讃岐うどんのチェーン店に行った方がよっぽど良かったぁ。
(2011.07.01 23:00:47)

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