はあと・めもりいず

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2009/04/09
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カテゴリ: 読書録。
「冷たい校舎の時は止まる」辻村深月


冷たい校舎の時は止まる(上)


冷たい校舎の時は止まる(下)


学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください―。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。~


雪が降る日の建物の中は、暗く静かで、それだけで、閉塞感がある。

そこに文字通り閉じ込められてしまった高校生たち。彼らはなぜ、閉じ込められたのか、脱出できるのか。

高校生にしては、落ち着いていて大人びた印象があるのは、彼らがそろって進学校の優秀な生徒たちだからだろうか!?
ただ表面的にはわからない、それぞれの悩みや不安などが、事件をより複雑に思わせ、解決への糸口を見失わせてしまう。

自殺したのは誰なのか!?彼らはどのように関係しているのか!?

かなりのページ数の作品だが、結末を知りたくて、読み進めていってしまう、いわゆる徹夜本だ。
登場人物の名前を列挙していくとちょっとした違和感があり、後半、彼ら以外の人物について考え始めると、事件の真相がちょっと見えてくるのだが、最後まで、ドキドキ感と緊張感が続く作品。死を扱ったストーリーなのに読後感が悪くないのもいい。。。

★★★★★





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Last updated  2009/04/09 02:21:28 PM
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