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今日は珍しくデジカメを持参しました。いつもは現地(山の畑)へ行くときは、デジカメを持って行かず、写真は携帯で撮ったり撮らなかったりしていて、携帯の場合パソコンに写真を取込む術がなく、写真のないブログになっていました。
上の写真は、3月19日と26日に消石灰水に浸けてから植菌した低中温種の原木です。
早くも木口から菌糸が噴出しているものがあります。木口に黒カビが生えた質のよくないクヌギ材で心配でしたが、木口の黒カビはあまりシイタケ菌のジャマをしないようです。
しかし、このグループは植菌した後、ブルーシートで包んでいて、湿気が多いのか他のグループに比べ黒カビも元気いいみたいで、カビの菌糸と思われる綿埃のようなものがたくさん付いています。

こちらのグループは、3月17日と19日と22日と27日に植菌した低中温種です。消石灰水に浸けないで植菌したものです。
こちらも木口に黒カビが生えていて、黒カビの菌糸と思われるものが付いています。消石灰に浸けたものよりは少ないです。湿気が少ないからだと思います。
残念ながら、シイタケの菌糸紋はまだ確認できませんでした。
底面にはブルーシートはなく、地面に枕木(太い竹)を敷いて、その上に積み重ねて、ダンボール箱を平らにしたものを上部に敷き並べ、毛布を1枚かぶせ、さらにブルーシートを2重に掛けています。
もう1つは、3月7日と13日と28日に植菌した高温種のグループがあります。写真を撮ろうとしたら、電池切れで撮れませんでした。携帯では撮影しています。
こちらのグループでは、早くに植菌した質のいいコナラ材の数本に薄っすらと菌糸紋が見られました。コナラ材には、黒カビは発生していません。
こちらも、地面に枕木を敷き、原木を積み重ね、ダンボールを敷き、毛布を敷き、ブルーシート2重に掛けています。このグループは、日中は日が当たる場所に置いています。最高最低温度計を置いて温度を測っています。4月14日から今日18日までの間で、最高17度、最低9度でしたので、まだ気温が低いので、保温材を掛けたままでいいようです。25度を越えるようになれば、保温材を取り除く予定です。
今のところ、シイタケの仮伏は順調にいっているようです。まだ分かりませんが、消石灰水に浸けてから、植菌し、シートに包んでおくと、菌糸の伸長が早いように思えます。
消石灰水に浸けても黒カビは死なないことが分かりました。
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