わたしのブログ

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2010.12.26
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テーマ: SE2(177)
カテゴリ: カテゴリ未分類

・銀行の規制(BIS規制)

金融システム(金融のしくみ全体の意味)の安定のためには金融機関の経営の健全性を確保しなければなりません。金融庁は、銀行・保険会社・証券会社など各業態に健全性を確保するための義務を定めています。

その代表格がBIS規制(バーゼル合意)です。BIS規制とは、銀行の経営の健全性のために、1988年に国際的に定められた自己資本比率規制のことです。

銀行は預金者からお金を預かりますが、この預金は、銀行にとってはいずれ預金者に返済しなければならない負債(借金)です。銀行はこの預金をもとに企業や個人などに資金を貸し出します。貸し出した企業が破綻すると融資が焦げ付きます。もしこのような不良債権が増大し続けると最終的には資金の支払いができなくなり、預金者に被害が及びます。

洋の東西を問わず、古くから銀行は不良債権の発生とその処理に悩んできました。1980年代前半には南米諸国の債務危機が勃発するなどで、米国で銀行破たんが急増しました。1984年に米国のコンチネンタル・イリノイという大手銀行が倒産した際には、世界的に信用不安が連鎖するリスク(システミックリスク)が懸念されました。

システミックリスクとは、個別の金融機関の倒産が、他の金融機関、または金融システム全体にドミノ倒しのように波及していくリスクのことです。

もう少し説明すると、金融機関は決済機能を担っているので、恒常的に金融機関間で下記の図のように決済資金のやりとりを行います。

・決済資金のやりとり

銀行1

・システミックリスク

銀行2

これがシステミックリスクです。現代は世界中の金融機関が緊密に連携しているので、1か所で起きた決済不能が決済システムや市場を通じて世界中に波及し、金融システムそのものが大きなダメージを受ける危険性があるのです。

システミックリスクの発生を未熟に防止するためBIS規制が定められました。国際業務を展開する銀行は8%以上の自己資本を確保することが義務付けられています。日本では、地銀など国際業務を行わない銀行に対しては、自己資本率4%を確保することとしています。

では、また今度。






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Last updated  2010.12.26 22:09:01コメント(0) | コメントを書く


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