お正月気分とはほど遠く、またしても暗~く、重た~い
凌辱の人生を生きてきた主人公の女性の
悲痛なまでに強い母性から生まれるしたたかさが描かれてゆく。
子供を愛するために、邪魔なものを手段を選ばず排除してゆくエネルギー
・・・・それこそが母性であるという極限状態の心情表現。
フラッシュバックで繰り返し映し出される主人公のおぞましい過去、
物語の中に散りばめられた伏線の数々・・・
それらが、観ているうちに一本につながってゆく。
映画の冒頭、監督からのメッセージとして
“この映画のラストには、ある仕掛けがあります。
まだ観ていない人のために、話さないで下さい。”
という内容の文が流れたが、これはむしろ無いほうが良かった。
この映画は、安っぽいサスペンス作品なんぞではないのですから・・・

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