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2018年06月29日
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カテゴリ: 読んだ本
以前にも感想を述べたかも知れませんが、藤沢周平氏の剣客小説”隠し剣”シリーズです。

「秘剣、外に語らず」の前置きがある様に、その”秘剣”がどんなものであるのかを知るのは使い手のみ。
研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たちは、また人としての弱さも併せ持つ。

剣鬼と化し破牢した夫のために捨て身の行動にでる人妻に翻弄される男(隠し剣鬼ノ爪)、まるで戦うことを定められ、共に滅びゆく運命を共にする二つの家の物語(宿命剣鬼走り)、ハニートラップに引っかかって真剣勝負に出向かなくてはいけなくなった男の胸に去来するものは?(邪険竜尾返し)、自分の父親を殺した男の元に嫁ぎ、子を成してしまった女の知る残酷な真実(暗殺剣虎ノ目)など、本当に面白いです。

池波正太郎氏もそうなのですが、私は藤沢周平氏の描かれる女性像が好きなのです。
どんな境遇にもめげないで、逞しく自立して生きていく!!と言う感じが

「必死剣鳥刺し」に登場した、ひたすらに主人公を愛して、献身に尽くしてその結果、愛した人は陰謀により命を落としたけど、その人の子供を産んだ里尾は周囲に支えられてその男の子を立派に育てて行くだろうし、「女人剣さざ波」に登場した美貌な姉に惹かれて妹を嫁にもらったけど不美人で、自分より剣の腕が立ってなんかムカつく!!ってご主人に思われていた女剣士もきっと幸せになれたと思います(主人公だって美人であるがゆえに、称賛されなければいけない自分がかつて惚れて女を辛辣にこき下ろしているんだからね)。


そんな中でどうにも好きになれないのが、「悲運剣芦狩り」に登場する、主人公の運命を貶める嫂の卯女怒ってる怒ってる怒ってる

私がこの女をどうにも許せないと思うのは、自分の行動が愛する人を苦しめ、人から軽蔑され、嘲笑される立場に追い込んだことです。
愛する人の立場を考えれば、未練がましく婚家に図々しく居続けず、違った形で愛を育めたんじゃないのかな?って思います。
散々、謎めいた笑みで愛する人を翻弄しておいて、自分にとって邪魔な主人公の許嫁の”兄”を殺させて、「いつかこうなる日があるのではないかと、思っていました」はないだろ
あんたはいいよ、自分勝手に恋愛して、好きな男と散々いちゃついて、さぞかし楽しかっただろうよ。
きっと、あんたは義弟が自分のことを「好き」ってことを見越して、散々好き放題しまくったんだから。
でも、あんたにはちゃんと死んだ旦那の間に娘がいたのに。
あんたは大好きな義弟が討ち取られたのを聞いて、自害したから関係ないかも知れないけど、あんたの娘はあんたのせいでしなくてもいい苦労を強いられるのは歴然。
絶対に「あの娘は例の〇〇の~」と後ろ指をさされ、きちんと結婚をできたのかもわからない。
この卯女と言う女は、母親である前に一匹の雌であることを選んだ最低の母親。
母性の欠片なんてちっともなくって、自分の欲望を満たすためだけに娘の将来を黒く染めた、欲望に忠実な、男にとってはとっても都合のいい女。


冒頭からこの話はどうしても好きになれません


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最終更新日  2018年07月01日 22時50分52秒
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