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朧月夜7627

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2005年09月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今夜は十五夜。鏡のように明るいお月様が・・・今は雲の中。
玄関先にレジャーシートをひいて、お茶とおだんごでお月見をした。
3連休で娘はどっさり宿題を出されたが、バレエの発表会の練習も大詰めに入り、そちらも3連荘。
終わりそうにない宿題を前に泣きべそをかいている。
間に合わないと言うので、明日はレッスン休むかときけば
「そんなこと言ってない!どうしようと、泣き言いってるだけだよ!」
と開き直る。「どうしよう」は私に向かって言ったのではないらしい。
はいはい、そりゃすんませんでした。
まったく、難しいやつだ。


ハインラインの「人形遣い」みたいなインベーダーものの、SF小説だ。
月はいつも同じ面を地球に向けてまわっているので、月の裏側を見ることはできない。そこに何があるのか、だれも知らない・・・

いつのまにかひっそりと、隣人が、友人が、家族が摩り替っている。
どこが違うのか分からないくらいに。
分かるのは彼らが死んだ時、死体が残らないということだけ。

もう一つ印象的だったのは、主人公が図書館にいるときに、津波のような水が襲ってくる場面だが、なんとなく粘性をおびた水がじわーっとしのびよる様が、昔見た映画を連想させた。

中学生の頃、土曜日の夜に「洋画劇場」をやっていたのだが、これがアメリカのB級映画が主だった。
解説は高島忠男、エンドテーマ曲がホルストの「ジュピター」
そう、あの平原綾香が歌ってたやつです。
あれは「ジュピター」の中間部で、最初の出だしはまさに「全知全能の神・ジュピター」にふさわしく、ホルストの組曲「惑星」の中でも一番派手だ。
岡山の私たちの年代の人なら、一度は聞いたことがあると思う。


話がそれたが、とにかくそのB級映画のなかで、一番覚えているのが
「人食いアメーバの恐怖」というSFホラー映画だ。
真っ赤なスライムのような宇宙アメーバが、洗面所の水道管から街へ逃げ出し、(そんなものを、あろうことか研究者はジャムの瓶に入れて、家に持ち帰っていたのだ)人を食っては大きくなり、とうとうクライマックスでは、ボーリング場のずらっと並んだレーンのむこうから、ぞわわーっとこっちに流れてくるのだ。
(これを見てから、当分ボーリングに行けなくなった)
そのボーリング場は冬場はスケートリンクになる所だったので、主人公が機転をきかせて温度を下げて、アメーバを凍らせて一件落着!という映画だった。


恩田さんにもし会うことがあったら、「人食いアメーバの映画見たことありますか?」と聞いてみたいと、常々思っている。

月は地球から一番近い天体だ。
クラークの「2001年宇宙の旅」でも、月のクレーターの下から巨大なモノリスが発見されるところから、壮大なオデッセイが始まる。
どう見ても人工物としか思えないものが、なぜ、どうやって月の地中に埋められていたのか?
そしてそのモノリスは地上に出たとたんに、強い信号を発信した。
木星に向かって・・・

人類が他の動物、特に霊長類のなかでも飛び抜けた進化を遂げたのはなぜか?
立って歩き出したこと、道具を使い始めた事、それらが進化の跳躍を助けたというが、それは偶然なのだろうか?

昔から人は月を見て、はるか彼方へ続く宇宙を想う。
想像力というものは果てしないものだと、しみじみ想う十五夜の月であった。





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最終更新日  2005年09月19日 00時32分29秒
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