欲張り?!4足のわらじを履く私の日々の事

欲張り?!4足のわらじを履く私の日々の事

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ぷーげん

ぷーげん

Calendar

Favorite Blog

le chat blanc ニャンタウロスさん
キューピーちゃんの… hawaiianキューピーさん
Ruuの徒然日記  Ruu323さん
苺熊 くまこ(´・ω・`)/~~さん

Comments

無料@ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…

Freepage List

2012.09.09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
この頃うちのキジちゃんは、甘えたちゃんで困ります。
一人で居る時はちゃんと自分でお水飲むみたいなんですが、ほんの少ししか飲まなくて
心配で顔の前に水を持って行っても飲まないので
私の指を濡らして鼻先に持って行くと凄い勢いで舐めたので何回もしてたら、
その日から日課になってしまいましたバカ私、仕事進まんやろ!!

では、今回も始まりますぅ

 扉を開けて昨日と変わらず永田が歩いてきた。
 清水から距離を置いて立ち止まった。

 この時点で清水が昨日と違って拒否反応を示さないのを見て
 「よし、キヨ、この状態で後ろを向いてみなさい」絃冶が言った。
 永田に背中を向けろと言うのだ、清水は胸の前で拳を握り締めて、恐怖に耐えた。
 一歩足を後ろに引いて回れ右をしようとしたが、どんなにしかりつけても
 体が言う事を聞かない。

 背中を見せたが最後、殺されてしまうのではないかという程の恐怖が襲う。
 皆が黙って清水の動きを見守っている。
 気持ちばかりが焦る。背中を冷たい汗が流れ落ちた。

 「…よし静也君、清水との間に入ってくれ。」絃冶が呼びかける。
 無言で背中を壁から引き剥がすと永田と清水の間に割って入った。
 実際には長身とは言え、中学1年生の静也と永田では身長差がかなりある。
 静也の向こうに永田が見えるのだが、静也が間に入ると大きな壁か何かが
 出現したように、永田の気配が全く感じられなくなった。

 そこでようやく後ろを向くことが出来た。
 静也とは不思議な人だと、その時初めて実感する。
 なぜか全てを預けられるような気がした。

 そこで絃冶は静也を清水にそうと気付かれない様に、永田の後ろに移動するように
 指示する。
 静也は足音を殺して横にスライドする。と、永田の後ろに回り込むまでも無く、
 清水は昨日と同じ気配を感じてしゃがみ込んでしまった。

 静也は思わず、また元の位置に戻り、後ろから清水に近寄って両肩を掴んだ。
 はっと振り返った清水の顔は血の気を失い紙のように真っ白だった。
 静也の顔を見た途端また清水の周りに感じる結界めいたものは消えた。
 だが、また膝から崩れそうになる。

 目配せした絃冶は由紀に昨日の部屋へと連れて行かせようとした。
 しかしそこで、今日は永田が退出していないことに気づく。
 永田をじっと清水が見つめていたのだ。

 どうしたというのだ。絃冶はキヨに声を掛けようか迷った。
 「…つっ…!」(何…これ)まるで心臓を鷲摑(わしづか)みにされたような痛み。
 最近自分が感じた痛みとどこか似ている気がする…切なくて、苦しくて、どうしたら
 良いか分からなくなる程の慟哭。

 周りを見回すと永田が胸の辺りにそっと手を当てている。
 (永田さん?)
 (これは、永田さんの痛み?)共鳴しているのだろうか。
 何がこんなに苦しいの?「…くっ…。」自分の胸を押さえる。
 「清水さん?!大丈夫?」由紀が怪訝そうに声を掛けながら急いで駆け寄る。
 清水は由紀を手で制し、下を向きながら
 「もしかして、あの事?」悲しそうな顔をして清水が本当に小さく呟く。
 永田は僅かに眉を動かしたが、それはとても小さく周りにはそれまでと変わらず
 無表情にしか見えなかった。

 これ程までに社長の近くに居る人物だ。
 肉体的にも精神的にも特殊な訓練を受けている。
 必要とあらば喩え仲間が目前で殺されたとしても、顔色一つ変えずにいる事が出来る。
 喩え身の内ではのた打ち回っていたとしても、表面的には感情の回路を遮断できる。
 まるで兵士そのものだ。

 清水は目を伏せ由紀に付き添われ道場を出て行った。
 「どうしよ…。」清水の呟きは声にはならず、誰の耳にも届かなかった。
 永田はじっと清水を目で追っていたが、怪訝そうに見ている絃冶の視線に気付き
 目礼をすると道場を後にした。



ソルジャー永田!君は良くやっている!私は君が好きだ!
という事で永田さんの活躍をもっと描きたいのでどうぞポッチリお願いします

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.09.09 09:08:31コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: