May 19, 2005
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カテゴリ: 哲学。
日夜、呆けたように、ブル乃助を眺めて居る。

しょわしょわの、生まれた時より少し減ってきた髪の毛、

頬ずりをすると、そのまま暖かく、頼りない程柔らかい地肌が触れる。


ご飯粒よりも小さい手の爪。

もう、二回も切ったけれど、まだやっぱり恐々。時間も掛かる。

左手にセロテープを粘着面を外にして巻き付けて、

それを上手く使いながら切ってはくっ付けると、飛び散らない、と読んで、

早速試してみたら、思ったよりも上手く行った。


激安の蒸し鶏のような脚。



足の裏は赤くてちょっぴり冷たい。

足の指は長くて、よく動く。


毛深かった背中や肩も、だんだん皮膚が見えて来て、今は透明の産毛に覆われている。

そう言えば、こういう毛を「産毛」って言うのは、理由が有るのかな、なんて思う。


夢を見ているのか、瞑って居ても良く動く瞳。

ついでに目の周りの、眉やおでこの筋肉も良く動く。

相変わらず、得意の表情は「おっさん顔」のようである。


ここ数日、口が引きつるように、一瞬、笑顔を見せるようになった。

前までは右か左のどちらかだけ、歪んだ微笑だったのに、

最近は口全体で「に~・・・」と笑うようになった。

まだ、これは筋肉の反射で、本当に微笑んでいる訳では無いとは解っていても、




二時間おきと言われている授乳時間に少し早く、わたしが降参して早めると、

「にやっ」なんて笑うからタイミングが良過ぎる。

「やったぁ、勝った!」って思ってるんじゃないか?なんて勘ぐったり。


わたし自身のボキャブラリーも、急遽変わった。

昨日は友達が3人程お祝いに来てくれたのだが、



プーとかピーとか、そんな事で盛り上がって居た。


もうオムツが無くなって、昨日の夕方はオフだったブルルと慌ててベイビーズアラスへ。

ハギーズは漏れたので今度はパンパースを買ってみたが、

迂闊にも香料が付いているのに気付かず、ちょっと失敗だったかも。

オムツなんて、どこでも一緒なのかしらん?


赤ちゃんが特に好きでは無かった昔から、

わたしは赤ちゃんの「首」とは呼べないような、頭と背中の境目の皺が好きだった。

そのすぐ上の、うなじの髪の毛も、柔らかい背中も。

授乳しながら、そこをナデナデして、剥けかかって居る手の皮をいじってみたり、

手首と肘、肘から肩の間に其々、「関節?」と思うような皺が有るのを、

指でなぞってみたり・・・。


こんなに撫で繰り回されて、みんな育ったのかな?

世界中のみんながみんな、こんな風に一度は無垢な赤ちゃんだったんだ、と思うと、

急に、世の中に悪人が存在するのすら、不思議に思えてくる。





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Last updated  May 20, 2005 05:07:48 AM
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