リタイヤ ガーデニング

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October 22, 2006
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テーマ: 22世紀の医療(12)
カテゴリ: 22世紀の医療
櫻井よしこ著 阿部先生、患者を蔑ろにしましたね を読んで。

 阿部先生とは、元 帝京大学副学長 故 阿部 英氏 のこと。事件のことは後日書きますが、阿部先生は40代後半まで、東京大学医学部で無給の助手として勤務していた。そうです。

 ここがどうしても引っかかる。無給とは、勤務していても給料が支払われないこと。現代では改善されているそうですが(確認していません)当時は当たり前のこと。以前努めていた病院で、ある医師が、「医局には、無給の医者がゴロゴロいる」といわれていました。彼らは、勤務終了後関連病院の当直または、休日(本人の休み)に同じく関連病院の外来で診療し生活費を稼ぐ。

 恐らく阿部先生も同様の生活を少なくとも20数年行っていたと思います。”苦労されたはず”の人が帝京大学に赴任したら、金のため、名誉のために人の命を蔑ろにしていく”さま”はを読んでいくと「人とはこうも欲の塊なのか」と奈落のそこを見る想いです。

 しかしそんな人ばかりではないのがこの世の中。グラミン銀行の総裁の活躍を描いたNHK教育テレビをみてホッとしました。貧しいひとが更に貧しい人を搾取する”さま”は自らの首を絞めているにもかかわらず、止めようとしない。そこへストップをかけたのがこの人。

 人間は、動物としての人と考えることのできる人が混在した存在なのでは?と





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Last updated  October 22, 2006 09:44:59 AM
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