古代のロマンをたずねて　part.3

八大神社

今回のコースは八大神社→曼殊院→鷺森神社→赤山禅院→聖護院→行願寺です。

まず最初に行ったのは詩仙堂のすぐ横にある八大神社です。

この神社は pleさんの八大神社を見て、以前から一度行ってみたいと思っていたのでした。

八大神社・鳥居

八大神社の御祭神は、一乗寺の産土神さま・氏神さまとして「素盞嗚命」「稲田姫命」「八王子命」
が祀られています。

「八王子命」とは五王子・三王女で、

高御産霊神（タカミムスビノカミ）
神産霊神（カミムスビノカミ）
生産霊神（イクムスビノカミ）
足産霊神（タルムスビノカミ）
玉積産霊神（タマツメムスビノカミ）
大宮売神（オオミヤメノカミ）
御食津神（ミケツカミ）
事代主神（コトシロヌシノカミ）

以上の八柱の神様です。

高御産日神と神産日神は、天之御中主神（アメノミナカヌシノカミ）と共に「造化三神」と呼ばれる高天原の最高司令神です。

この神社に祀られる八柱の神々は「宮中八神」と呼ばれています。
元々は神祇官の八神殿に祀られた神々です。

現在は皇居内にある宮中三殿の神殿に、天神地祇と合祀されているそうです。

八大神社

【日本神話より】

素盞嗚命強く激しい気性で、田の溝を埋めたり畦をこわしたりなど粗暴な行動が多かったので、天照大神の怒りを買い、天照大神は天石窟に隠れてしまい、天地が闇になりました。

神々は、素戔嗚命につぐないを命じ、素戔嗚命は髪を切りひげを抜き手足の爪を抜かれて高天原から追放されました。

その後、素戔嗚命は、心から悔い改めて昼夜風雨の中を放浪辛苦を重ねたと言われています。

また、その後、出雲の国で八岐大蛇を退治して稲田姫とその両親を助けて、稲田姫と結婚されたとのことです。

京都で、こんなに素敵な神社に出会えるとは思ってもみませんでした。
場所は詩仙堂のすぐ隣でそちらに行く人の方が多いようで返って静かでそれもまた良かったです。