古代のロマンをたずねて　part.3

登呂遺跡

彼女のお母さんはお腹の中に彼女がいるときに、登呂遺跡のすぐそばに住んでおられて毎日登呂遺跡を散歩していたそうなのです。
彼女の名前も稲穂に関係している名前なのですが、登呂遺跡の稲穂を見ていて思いついたそうなのです。

そんな彼女は、あまりに身近すぎて誰かを案内することになるとは思ってもみなかったようです。

『登呂遺跡』は弥生時代の水田跡がわが国で最初に発見された歴史的遺跡です。
私は、教科書で見た場所に実際に行けることが嬉しくてワクワクしていました。

竪穴式住居と稲作

遺跡は、戦時中の1943年、軍事工場建設の際発見され、戦後間もない1947年には考古学・人類学・地質学など各分野の学者が加わった日本で初めての総合的な発掘調査が行なわれ、8万平方メートルを超える水田跡や井戸の跡、竪穴式住居・高床式倉庫の遺構が見つかったのだそうです。

この他にも、農耕や狩猟、漁労のための木製道具や火起こしの道具、占いに用いた骨などが出土しています。

竪穴式住居や穀物庫などがあります。

遺構や遺跡です。

竪穴式住居の中には、古代人（登呂遺跡の職員さん）がいて色々な説明をしてくださいます。
火のつけ方も教えてくださいました。
昔の人は火をつけるのも大変だったのですね。

すぐ横に、静岡市立登呂博物館がありました。
新しく綺麗な建物です。
中には発掘された物があったり弥生体験展示館など楽しく見学しながら学べます。

さて、この登呂遺跡で今回の旅はおしまいです。
このあと、新幹線に乗るために静岡駅まで送ってもらいました。

2日間の充実した旅は本当楽しかったです。
ずーっと運転て案内してくれたお友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
今度関西に来た時は、是非私が案内したいなと思っています。

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