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今週、またアメリカから上司たちがやって来ていて、面接以来、初めて生でお会いしました。その中のひとり、ハーバード大卒です。アメリカ人と仕事をする機会はこれまで意外に多く、出身大学を知らずにお付き合いさせていただくケースがほとんどだったので、実際は初めてではないかもしれないのですが、モノホンのHarvardian、初めて見ました。しかし、佇まいというか、迫力がちゃいますです。この方、性格も良さそうでしたが、なんか、キレが違いますね。気さくな雰囲気は身につけておいででしたが、ちょっと下界に降りてきて下々に合わせている感が随所に出てました。それからちょっと、変わり者…の気配も。はあ、いるんですね、こういう人って。正直、若干タイプでしたが、もう帰っちゃったので残念。
2010年01月29日
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先日、3ヶ月ほど前のレッドカーペットを見ていたら、土下座がやたらにうまい芸人さん(最後に肘まで地面につけるのがコツなんだとか)が出ていて、今田耕司が「日本の素晴らしい伝統、土下座」とコメントしていたのが妙に面白かった。そういえば数年前、電話会議かなんかで親しくなった、私のチームの日本人女性の同僚(日本在住、仮にH子さん)とスペイン人の同僚(J君)が個人的にメールのやり取りをしていて、H子さん、日本の携帯で使う顔文字の説明をしたらしい。で、J君、その中で意味が判らないものを私に聞いてきたのだが、それはこれ↓m(__)m「土下座」…。そうだろうねえ。外人は土下座しないもんね。(ちなみに顔文字って、私、今、生まれて初めて書きましただ。)これも↓外人には判りづらいかも。私は個人的に好きですが。_l ̄l○海外で頻繁に使われる顔文字は、種類も貧弱。せいぜい、:-) 「笑顔」:-( 「困った…」;-) 「冗談よ」:-0 「ビックらこいたぁ。」くらいなものではないかしらね。 今の会社のイギリス人に土下座の顔文字、使ってみようかなー。日系の会社ですからね、それくらい勉強してもらわないと。
2010年01月21日
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日本食料品店に行くと、ついつい買ってしまうのが、カップ麺。母が専業主婦だったので、子供の頃は毎食手作りの食事を食べて育ちましたが、うちは、インスタントものも子供たちには抵抗なく与える家風で、インスタントラーメンは昔からよく食べていました。そのせいでしょうか。ラーメンやカップ麺が棚に並んでいると、ついついカゴに入れてしまいます。昨日行った日本食料品店で、珍しいカップ麺が安売り(1.48ポンド)されてました。これ↓です。「昭和50年代のカレーヌードルの味を再現」とのこと…。ニュータッチ。聞いたことのないブランド。興味はあったのですが、食べるのはこわ過ぎです。結局、昭和50年代の味を再現していると書いていない、同じメーカーのこちら↓の方を買ってみました。家に帰ってこの「野菜盛りネギ醤油ラーメン」を食べてみたのですが…、昭和50年代の味でした。これ、茨城の方のメーカーのようで、それで私は見たことなかったのかもしれません。同じようなローカル系のメーカーとして、何故か福岡の「マルタイ」のカップ麺や「ちゃんぽん」、ロンドンの日本食良品店では、よく売られています。名古屋出身東京育ちの日本人の友達は、「マルタイ」、ロンドンで初めて見たって言ってましたね。(ちなみに「マルタイ」は美味しいですよ)こちらで日本のものを買うと、大体、日本の2倍近くの値段になっちゃいますので、カップ麺の王道、スーパーカップや日清のカップヌードルはちょっとした贅沢品です。で、仕入れ価格が安い(のかどうか知りませんが)こういうローカルな商品が参入してきているのでしょうか。仕入れルートなど、とても興味深いです。
2010年01月13日
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イギリスでは相変わらず雪が消えていませんが、今日から皆さん、通常出勤のご様子。学校も再開されたようです。私は、時々お出掛けしたほかは、この間ずっと家に閉じこもっていました。いかん、いかん。「引きこもり」は良くないです。自分に関係ないことまで分析してしまったり、実際に起きていないことを頭の中でシミュレーションしてしまったり。まったく無駄ではないにしろ、生産的とは言えませんね。そしてうちのボイラーから水が漏れ出しています。下に住んでいるおばさんから、天井に水が染み出していると苦情を言われました。ここ数日、タッパをタンクの下に置いたり、漏れているところにキッチンペーパーを詰めて新聞紙に繋げ、お手製の水路を作ってみたりしてます。地味過ぎ…。水がH2Oであるとかそういうことより、こういう江戸時代並みの生活にも対応できるようなノウハウを学校では教えて欲しかった…と、つくづくそう思いました。村に最初に水路を引いた人が銅像になっちゃったりするの、よく解ります。明日は久し振りにロンドンでミーティングです。英語もここ数日の引きこもりですっかり錆付いちゃってるので、少々不安。そんなこともあるんです。こんな時、英語を日常的に使う環境にない日本の方が、電話会議に出てきてそれなりに英語を喋れる、その凄さを改めて思います。
2010年01月11日
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すっかり3ヶ日も終わってしまいましたが、あけましておめでとうございます。ご訪問いただいている方、いつもありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。イギリスの2010年はこんな感じで明けました。不景気の関係で、規模も時間も縮小バージョンだったようですが、私もテレビで楽しみました。London Eyeを中心に打ち上げられるこの花火、どうも美的センスが私のものとは違うようです。観覧車から噴出す花火って、どうなんでしょうね。お正月はお雑煮↓を食べながら、とりあえずのんびり過ごしました。去年のクリスマス明けからお正月にかけて、ダウンタウンの「絶対にわらってはいけない…」シリーズを2004年分から2008年まで一挙に見ました。2009年の大晦日の分は、母が送ってくれるまで、もう暫く我慢です。で、昨日夜8時くらいまで仕事をして、お腹がすいたので中華のテイクアウェイでも買いに行こうと表に出てみると、こ~んな事になっていました。玄関を出るまでまったく気付いていなかったので本当にびっくり。車を出してみたものの、勿論、テイクアウェイのお店はお休み。意地になって(というか面白くて)隣町まで行きかけましたが、タイヤがズルズル滑って怖ろしい。途中で引き返して来ました。庭の木↓は、クリスマス気分を満喫です。この雪の影響で5000世帯ほどが停電になっている模様。雪の中、家ではろうそくを灯して、まさにクリスマスでんな。さっき見たBBCニュースでは、「さて、明日もあさっても会社休んじゃいますか?それとも、金曜日までそのままズル休み?」というトピックで、皆の意見を募集していました。アホか。
2010年01月06日
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年末年始食べ物シリーズ、その二。ついに大晦日です。私も今年一年、まあ、いろんな事がありました。来年は是非とも良い年にしたいという意気込みから、明日の元旦、久し振りにお雑煮を作ることにしました。手前ミソで申し訳ないのですが、うちの母のお雑煮、美味しいんですよね。(あ、誰でも母親のお雑煮は好きですよね)。お正月の時期以外に帰国しても、作ってもらったりしてます。私の福岡の実家では、お雑煮はブリを使います。ということで、今日、ロンドンにある日本の魚屋に、ブリを買いに行きました。閑静な住宅街にあるActon店に行った訳ですが、店の前は長蛇の列。お客さんが外まで溢れていて、びっくり。そのスポットだけ、リトル日本と化していました。寒風吹きすさぶ中、並んでいる方に聞くと、これはお刺身を買う行列とのこと。そうか、在外日本人の方ってお正月にはお刺身食べるんですね。まったく知りませんでした。狭い店内なので仕方のないことですが、きちんと一列に並んでいる様子はさすが日本人です。美しいです。すでに手かごを持っている人達の買ったものを見ていると、大根と白菜は必須アイテムのようです。「私はお刺身は買いません」と(つい)大声で言いながら、店員の方に入れてもらった店内。魚をさばいていたお店の方が「へい、らっしゃい」みたいに声をかけてきます。あー、日本だ。ブリの切り身を見せてもらいながら、値札を見て「あ、10ポンドですか?!」と、頭で考えるより先に声が出ちゃってました。これ↓ですよ、2切れ10ポンド(約1500円)のブリ様。紀文のかまぼこ1個、約5ポンド。お雑煮作るのも大変です…。母のアドバイスに従い、現在、ブリ様たちは塩まみれになって冷蔵庫でお休み中。しかし、脂がノッていて、相当おいしそうだわ、これ。明日、失敗しちゃったらどうしましょうね。
2009年12月31日
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年末年始食べ物シリーズ、その一。少し時期が外れてしまいましたが、イギリスのクリスマス・ディナーといえば、七面鳥または鶏のローストに、同じオーブンで焼いたじゃがいもと人参に、茹でた芽キャベツを添え、グレイビー・ソースをかけていただくといったところでしょうか。今年は、私もこの時期おいしく芽キャベツをいただきました。日本でも芽キャベツって売っているのでしょうかね。私が初めてこの野菜を見たのは、多分、アイルランド時代だったと思います。キャベツのミニチュア版のような様子がもうかわいくて、思わずよしよしとしたくなった事を覚えています。<↑うちで茹でた芽キャベツ>キャベツのような、ブロッコリーのようなお味で、いくつ食べても意外に飽きません。キャベツのように土から直接生えて育つのかと思っていたら、これが意外に枝に鈴のように生るんですよね。不思議。最初にスーパーでこの状態で売られているのを見たときは、何故かショックでした。クリスマス前には、スーパーでの売り場も大々的に拡大して、イギリス人の皆さん、せっせと袋に詰め込んで大量に買い込みます。一年のある時期、皆が同じ食べ物を同じように買い込むのって、その売り場にいてちょっと気恥ずかしい気がするものです。
2009年12月31日
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昨日、食べ物を温めようと電子レンジのドアを開けたところ、刻みネギのたくさん載った小皿が当然のようにそこにあってビックリした。隣の冷蔵庫のドアと間違えてレンジのドアを開け、そのままネギをしまい込み、ドアをクローズ…みたいな事らしい。勿論、やったのは私。最近、ボケが進んでいるようで怖い。流れでそのまま温め…まではしてなくて良かった。
2009年12月29日
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なんだかんだ言いながら、クリスマスも終わっちゃいましたね。イギリスでは、クリスマス当日、すべてのショップ、レストランはお休みです。結局、テレビの映画やDVDを見るとか、ゲームくらいしか、する事ないんですよね。今年はお天気が良かったので、散歩に出た人も多かったのではと思います。今年、普通のテレビ放送では、不況のせいかはたまた娯楽が増えてテレビ視聴者の絶対数が減っているのか、放映権のお高そうな最近の大作はあまりやっていませんでした。そんな中、ITV(日本でいう「テレビ朝日」的な民放)が午後の時間帯から夜まで頑張って映画を放送してました。私もテレビにかじりついていた訳ではないので100%確かではないのですが、この局の映画番組はすべて、日本のトヨタと家具屋がスポンサーで、もう家具とキッチンのセールのコマーシャルを死ぬほど見せられました。で、その家具のコマーシャルなんですけどね、客が土足でソファやベッドに乗るのがもう気になって仕方ありませんでした。西洋では家の中でも土足ですから当然と言えば当然なのですが、今更のように嫌だった次第です。そのうち、やってる映画でも、登場人物が靴を履いたまま子供のベッドにもぐりこんだりなんてシーンが気になっちゃいまして。「おいおい、靴、靴」なんて突っ込んでしまっていました。こちらに住んでいる日本人は家の中を土禁にしている人がほとんどですが、外人とハウスシェアしてる人の家ではそうもいきません。それでも家の中では靴を脱ぎたい日本人。当の日本人だけが土禁を決行している場合もあって、そんな家に招かれた日には、友達に遠慮して、呼ばれた私もつい玄関で靴を脱ぎ、床に座り、その横を同居のイギリス人が靴を履いたまま歩いているなんてコトもあります。そんな家に遊びに行って帰ってくると、着ていたものを上から下まで全部、洗濯機に放り込みます。長いこと海外で暮らしていると、いろんなことが日本の感覚とズレてくる訳ですが、衛生に関することはその最たるものかもしれません。イギリス人と暮らしていて、あまり掃除をしない習慣が身についてしまっている人もいますよね。そんなお家に行くと、食器はちゃんと洗っているのかしらと、余計な心配をしてみたり。そう言う私も、一旦家の外に出てから忘れ物に気付くと、土足でリビングまで戻って物を取ってきたりしてしまいます。外では地面や階段に直接座り、土足の家なのに仕事の書類を床に広げて仕事をしたり、疲れるとベッドの上に靴を履いたまま倒れこんだり、映画によく出てくるシーンです。外人がやると絵にはなりますが、不衛生ですよね…。なんて事を考えてしまいましたよ、まったく。
2009年12月29日
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いよいよクリスマスです。今年は、ちょくちょくロンドン中心部に出掛けてイルミネーションを眺める機会があったり、思いがけなくクリスマスらしいチョコレートの贈り物をいただいたり(残念ながら、仕事関係でおます)と、静かな生活の中にももそれなりに気分が盛り上がっていたのですが。先週末以来の大雪、といってもわずか数インチの積雪ですが、ここ数日は家に篭もりがちです。出掛けようにも、道はこのありさま。高速道路は大渋滞。渋滞にはまってしまって、「もう、嫌」と泣いている女性ドライバーの映像(しかし、泣くかね)なんかニュースで見た日にゃあ、お手洗いのことなんかもありますし、車に閉じ込められるのが怖くて外にも出られません。あ~、退屈。ちょっと雪と戯れてみようと外に出てみたりもしてますが、雪って冷たいんですね(笑)。3秒ほど触って、さっさと家に戻って来ちゃいましたよ。根性なしです。昨日、ようやくスーパーに食料を買出しに行って来ました。大変な混みようではありましたが、まだクリスマス3日前ということもあり、皆さん、まだカートで通路を譲り合う余裕を見せていました。混みあう店内で、「あなたはここに居なさい!」とカートの番をさせられていたお父さん達、何を食べるかで揉めていたご夫婦。この時期の風物詩です。うちの近くのエリアは、イギリスの中でも今回特に豪雪地帯だったのですが、家に帰れなくなった人のために、デパートが売り場を開放して100人ほどの人を泊めたあげたニュースをやっていました。寝具売り場で、売り物のベッドで寝かせてあげたそうです。食べ物の配給もあったそうですから、きっと食料品コーナーの商品を食べさせたんでしょうね。「テレビもおもちゃもあるし」(と言っていたと思います)、と、子供は大喜びだったようです。売り物なんですけどね。満室のホテルも、遭難者のためにホテルのロビーを開放して泊めてあげたんだとか。大雪の中での助け合い、心温まるエピソードとして紹介されていた話ですが、ここ、ロンドンから30マイルくらいしか離れてないんですが。無理をしないというと聞こえはいいですが、ちょっとお間抜けというか。パニクリ過ぎです。
2009年12月23日
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しばらくお休みしていましたが、この間、イギリスではこ~んな事↓や(手前に停まっているトラックが、積んでいた棒で2階建てバスを突き飛ばしてしまったらしい)こ~んな事↓が起こっていましたよ。(イギリスは先週から大雪なんです)そんな中、昨日テレビで観た映画、「34丁目の奇跡」がとても良かった。「信じる、信じない」の話ではなく、子供の世界と大人の世界の接点を見事に描いていると思いましたです、はい。子供と大人の境界があいまいな日本の事を、ふと考えさせられました。
2009年12月21日
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ご存知の方も多いと思いますが、これ、「パイント」と読みます。19世紀初頭、British Empireで設定されたimperial unit(計測単位)のひとつです。Imperial unitには、その他、ゴルフなどでよく使う長さの単位yardや重さをあらわすstoneなどがありますね。他の国はとっととメートル法に切り替えているというのに、古式豊かなイギリスではこうした古(くさ)い単位がいまだに使われています。例えば、「○○まで後どのくらい(距離)」の表示はyard。これは1yard=ほぼ1メートル(1yard=0.9144メートル)なので、高速道路で車線減少まであと800 yardと書いてあっても、「あ、800メートルね」と、今ではあまり驚かずにすんでいます。未だに困るのはstone。体重はstoneを使用しますが、知り合いに「具合が悪くて2 stoneも体重が減った」と言われても、一体何キロ減ったのかまったく判らず。「へえ、大変だったのね」と判った顔して頷くのがとても大変です。(今調べたら、1stone=6.35キロ。あら、相当痩せていたのねと、気付いた次第)。Pintは量をあらわす単位で、私の知っている限りではパブでビールを頼むときくらいしか使いません。「A pint of Heineken, please」と言えば、568mlのグラス入りHeinekenビールが出てきます。日本に帰るたびに、日本の大ジョッキとpint、どちらが多いのかしらと考えますが、ほぼ同じような量でしょうか。Pintの半分だけ飲みたい人は、イギリスでは例えば、「Half pint of Heineken, please」、アイルランドでは「Glass of Guiness, please」となります。「飲みに行かない?」は、アイルランドでは「Fancy a pint?」。慣用句として、どうせ1pintじゃすまんだろの意味をこめて、「Fancy a pint or two or three ?」なんて言いますが、この表現は相当使い古されていて、逆に親父ギャグ的な空気を持っていますので、実際に言うのは止めましょう。(笑)ま、どうして今頃こんな事を思い出したかというと、先日のBBCニュースで、交通事故にあった人が「30パイントも輸血した」と言っていたから。「輸血量もパイントかいっ」と、思わずテレビに突っ込んでいる私がいました。
2009年12月14日
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今日のBBCニュース。London南部に住む女性が「Pink stinks campaign」なる運動を始めた模様。要は、「小さい女の子へのプレゼントにピンクのものを選ぶのは止めましょう」という主張。で、ピンク色のおもちゃを売っている店のボイコットを始めたらしい。小さい頃(特に3歳前後らしい)から、ピンクのものばかり与えるのは、女性差別の原因、将来的には、外見ばかり気にする既成概念にとらわれた女性を作り出す元凶なんだとか。そうでしょうかね...。言ってる意味もロジックも判りますが、原因はそこにはないような気がします。このニュースに寄せられたメッセージを見ていても、「アホらしい」、「子供には好きなものを選ばせるべき」、「この女性(キャンペーンの主謀者)は、こんなくだらない事より、アフリカの貧困とか幼児虐待とか、もっと深刻な問題について考えるべき」などの意見が。激しく同意。うちの姪っ子も確か3歳か4歳くらいまでは、自分のことをシンデレラだと信じ込んでいました。すっかり大きくなってしまった現在、先日一時帰国した際、ピラピラした薄手の花柄のトップをお土産に買って行ったら、「お、洒落てる」と一応喜んでくれたものの、実はもっとシンプルなものがお好みであったことが何となく会話の端々から伺えて、ちょっぴり残念な思いをしたばかり。そういう意味でもこのキャンペーン、ちょっと考え過ぎだと思います。上の写真の子、多分3歳くらいだと思われますが、インタビュアーに「好きな色は?」と聞かれて「Pink! Nice colourだと思うから」と、こんなに小さいのに堂々と受け答えしていた様子から見ても、そうそう弱い女性に育つとは思えません。しかし、聞いている側が威圧感を与えずに、子供には伸び伸びと自分の意見を言わせる風土ってとっても大切ね、と改めて感じましたです。もう少し年長のこの子↑なんかは、「その時によって好きな色は違うわね」などと(まだ親と一緒におもちゃ屋に来ている分際で)言っていて、こちらも心配ご無用。20年後は、立派にmarketing managerなんかやっていそう。このキャンペーンの発案者、どこからどう手を廻したのか、どこだかの大臣からも賛同を貰っているらしい。「私の税金で養っている大臣が、こんなくだらない事に時間を費やしているのは我慢ならない」、「国営放送がこんなくだらない話題を取り上げるな」という、相変わらずのご意見もありました。はいはい、ごもっとも。
2009年12月07日
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ひっさびさ、何もしなくてよい週末。たまっていたadminを片付けました。まず、気になっていたLondon Flamenco Festivalのチケット予約。今年は以下のスター様がいらっしゃいます。私は、Eva la YerbabuenaとRafaela Carrasco、それから相当悩んでManuel LinanとRocio Molina見たさに最終日のGala Flamencaのチケットを予約しました。Nuevo Ballet EspanolEva la YerbabuenaRafaela CarrascoMaria PagesGala Flamenca : Pastora Galvan, Manuel Linan, Belen Lopex, Rocio MolinaRafaela Carrascoのステージが今からとっても楽しみです。London Flamenco Festivalの会場であるSadler's Wellsからは公演の案内が3ヶ月か半年に1回届くのですが、来年6月、市川海老蔵の歌舞伎が予定されているのを発見しました。昨今、婚約などでニュースになったこともあり、ついでにこちらも予約。歌舞伎見るの、初めてでおます。嬉しい。しかしチケットお高いですね。Flamenco Festivalなんて一番良い席でも38ポンド(私はこれでも、スペインなんかに比べると高いと思いますが)、Kabukiは52ポンド。予約サイトに行ってみると、今の段階で週末の良い席なんかは結構予約で埋まってました。日本から「海老さまツアー」なんてことで、ファンクラブの方が大量にいらっしゃるのでしょうかね。それにしても結構な人気です。ぶふふ。
2009年12月07日
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下の写真は11月半ば、クリスマスの飾りつけが終わったCarnaby streetの様子です。ちょうど Libertyデパートの真裏あたり。「LOVE」だなんて、ざっくりした言い草ですな。ロンドンでは、いよいよクリスマス・ショッピングシーズンが思いっきり本格化しています。先週の日曜日、ロンドンのユーストン駅に行くのに2時間半もかかりました。ヒースロー空港辺りからロンドン市内まで、延々渋滞。暇にまかせて廻りの車のナンバーを見ていると、地方からの買い物客がほとんどです。ま、そう言う私の車も「田舎レジ」ですが。平日朝夕の通勤ラッシュの渋滞も激しさを増しています。クリスマス休暇前のこんな時期にわざわざホリデーに出かける人はいない訳で。よって、道路はフルメンバーが走っていることになります。込むはずですね。ややこじつけ気味ですが、こんな時期、ラジオからの交通情報は10分おきくらいに聞いていないとどうも落ち着きません。こちらの交通情報では、渋滞が起こっていると、ま、いろいろとその原因を説明してくれるのですが、一番多いのは、「道路工事のため」や「事故のため」。あと結構頻繁なのが、「車が壊れて道路の真ん中で立ち往生している」や「トラックがひっくり返っている」、「壊れたバスが車線をふさいでいる」なんかでしょうね。そんな昨日、渋滞の理由として「A car lost a tire」(ある車がタイヤを失くした=タイヤの外れた車(が立ち往生している為))というのがありました。能動態だったので、そのキョトンとした口振りになんだか笑ってしまいました。
2009年12月05日
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父の一周忌で日本に一時帰国していたり、こっちに戻って来たと思ったら風邪を引いてしまい(幸い「豚」ではありませんでしたが)、なのにフラメンコの集中コースを取ってさらに体がガタガタになり、今週はアメリカからボスが来ていて振り回され(西欧社会でも、上司は「お殿様」気分であります)…というような日々を送っていました。「最近、日記の更新がありませんが…」とメッセージをくださった方、ありがとうございます。「大丈夫ですか?」と声をかけてきてくれた方、私は大丈夫です。(笑)そのうち過去日記、更新します。
2009年12月03日
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あー、忙しい。先週は50時間も働いちゃいました。銭ずら。ところで、海外で日本語ができる人の募集が常にあるように、日本でも英語ができる人材の要望はたくさんありますよね。先日、社内のそうした求人のお手伝いをしました。イギリスに居る私が何故…という気がしないこともありませんでしたが、日本での人探しです。最初の条件は「英語がネイティブで、日本語のビジネス会話もつつがなく行える人」でした。確かに、世の中いろんな人がいますし、私も過去数名、日本人並みに日本語が流暢な外国人には何人か会いましたが、硬い職場で日本の敬語を何の苦もなく使えるような、そんな人はそうそう見つかりません。例えいたとしても、そこまでできればサラリーマン稼業なんかやらんでしょうということで、その数日後には「帰国子女、またはそれに準ずる人」と条件が変更されました。昔、おフランスかどこかで生まれ育った日本人帰国子女の女性が何かのインタビューで「日本でOLやって海外に出てきたような人(私のこと?)とは、身についている文化が違う」と話していたのを見てから、私、帰国子女には相当な偏見がありました。ところが、今年の始めあたりに、海外赴任を命じられたご主人と一緒に海外に引っ越してきた女性のエッセイ(題名忘れた)で、彼女のお子様が、日本帰国後に祖国の環境になれるのに非常に苦労した話を読んで以来、幼少期を海外で過ごすことの影響力の大きさを改めて感じました。先日の友人の誕生日パーティーでも、こちらで育っているハーフの子ら見るにつけ、やはり日本で生まれ育った(例えばうちの姪っ子や甥っ子)との違いははっきりしてます。まあ、おフランスからの帰国子女が言うことも一理あるわねってことです。前述の求人、結局、知り合いの帰国子女に決定したようです。アメリカの同僚は「念願の英語ネイティブに限りなく近い日本人が入った」と大喜びの模様。要は、単語をたくさん知ってるとか、言葉がすらすら出てくるとかそういうことも大事ですけど、お互いに感覚が近くて、話していて違和感がないのもとても大事なことなのかと。15年海外に住んでいようが、日本で生まれ育った人の英語は日本人風ですものねえ。
2009年11月10日
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そういえば、先週、前の前に勤めていた会社から「正社員として帰っておいで」と連絡を貰った。声をかけていただいたのは非常に嬉しいかぎり。でも…やなこった。また私を奴隷のようにコキ使おうとしても、そうは問屋がおろしませんことよ、おほほ。景気回復の兆しでしょうか。いやいや、コキ使われて疲れ果てたプロジェクトマネージャーが、また一人辞めただけのことと思われます。
2009年11月06日
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前の日記に書いたロンドン・Oxford Circusのスクランブル交差点、今週オープンしました。(その日記はこちらから)。日曜日の夜、ロンドン市内を運転してたら、「Oxford Circusは今夜8時から朝6時まで閉鎖」という表示が出ていたのですが、この為だったんですね。珍しく、予定通りコトが運んだようです。これが↓新しいOxford Circusの景観です。新聞では、「イギリスが発明した信号と、日本の優れた新しい発明スクランブル交差点が融合した21世紀の横断歩道」みたいなことが書いてありました。日本にはスクランブル交差点、20世紀からとっくにあるんですけどね...。しかし、信号ってイギリスで最初に設置されたんですね。1868年のことらしいです。やっぱり凄い国です、イギリス。でも多分、この時代にピークを迎えちゃったんだと思います。オープニング・セレモニーは、日本にちなんで和太鼓のグループや、日本のヲタクやマンガを象徴する異様な女装キャラ(こういうの、日本語でなんと言うんでしょうか)が招待されたようです。しかし、中国のドラもあったりして、何かイマイチ判ってないですよね。(笑)上↑の写真は、最初に横断歩道を渡っている人たちの様子。セレブっぽい人に混ざって、ヲタクちゃんもニコニコと嬉しそうに渡っています。かわいいですよね。こういうのを取り入れるイギリス人のセンス、好きです。
2009年11月03日
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昨日から気になり続けていた整形手術用語。Eyelifts目のまわりのたるみの改善、涙袋の縮小、目の吊り上げなど、目の廻りの手術全般を指す模様。しかし驚いたのは、目を吊り上げたい需要があること。広告には「Exotic eyesまたはAlmond eyes」を手に入れよう!みたいな謳い文句が。西洋人からバカにされるとき、目の両端を持ち上げて「目が吊り上ってる~」とからかわれる事の多い東洋人としては、価値観もさまざまねぇと思いました。目を吊り上げると、若く、自身に満ち溢れて見えるのだとか。そういえば、アメリカ人みたいにぽけ~っと無邪気に開いている目というのは若干アホっぽく見えますね。(失礼しました)。しかも瞳が青いし。Ear correctionやはり顔とのバランスを気にする人が多い模様。下の写真だと、私は、左のbeforeの方がかわいいと個人的には思いまする。コンプレックスは自分の問題。手術して自分が楽しく生きられるのなら、それもいいかと…。
2009年10月28日
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イギリスでは、男性が「おっぱいを小さくする」整形手術を受けるケースが急増しているらしい。なるほど。人種的に縦に厚みのある体型の西洋人。大胸筋をアピールする服装は、確かにポピュラーです。Tシャツをカッコよく着こなしたければ、胸板は厚く引き締まっているに超した事はありませんね。↓ま、私は人の体型をとやかく言う資格はありませんのでこのくらいにしておきますが、ちなみに、イギリス人男性の整形箇所トップ5は下記の通りとのこと。1. 鼻 (へえぇ~。あの人ら、そのままでも良さそうですが。)2. eyelifts (目の周りの皺取りなのか、たれ目の矯正なのか…。判らずじまい)3. ear correction (「耳の矯正」。え?とんがった耳を直すとか、耳タブ削るとか、耳をちょっと後ろに倒してみるとか、そういう事ですか?)4. 脂肪吸引5. おっぱいを小さくするなるへそ…。私のこだわり、「お尻」はランクインしていませんでしたね。
2009年10月27日
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暇でござる。今月分の稼ぎは達成しておりますが、金の問題ではないでござる。一緒に働いている日本人男性、パワーがない。統率力がない。推進力がない。人間力がない。積極性に欠ける。そんなフヌケ経由で仕事をしている今現在、そいつのダメダメオーラの影響をモロかぶり。とは言っても、生活が落ち着いているのは有難いこと。暇を利用して先週久し振りにイギリスの田舎町で行われたフラメンコのワークショップに行ってきました。先生は、Madrid在住(だと聞いた)のKelian Jimenez先生。いまどき珍しいINYのTシャツでご登場。今回はハーフターム(子供の学期の途中でのお休み。家族でお出かけする人が多い)で人が集まらず。ImproverとInt/Adv各1時間半の予定のクラスが、両レベル合同、通しの2時間レッスンに急遽変更。生徒のレベルがミックだったせいで、ま、難しい事一切なしの内容となりました。ロンドン辺りに招かれて教えに来る先生は、結構有名どころだったりするせいか「教え慣れ」している方が多く、テクニック中心(と私は思います)、クラスもきちんと構造化していてアカデミックな感である反面、割りに画一的。が、今回のクラスは、ラッキーにもKelianとのショーのために来ていたシンガーの方がクラスに参加してくださったこともあって、久々にフラメンコのアイレを感じることができる充実した内容でした。たまにはこういう雰囲気を体験するのも大切な事だと再認識した次第です。場所が遠くて途中で気を失いそうになりましたが、行って良かったです。Kelianのパフォーマンス、YouTubeに1件あがっていました。短いですが、興味のある方はこちらからどうぞ。
2009年10月26日
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イギリスはもうすっかり秋。ここ数週間の日中最高気温は16度から17度。自宅勤務の私は、セーターを着込んで仕事しています。しかし、つまらん...。今日・明日と景気づけにフラメンコのクラスに行きますだ。
2009年10月22日
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先日、イギリス郊外に住む友人のお誕生日会に行って参りました。日本ではどうなのか知りませんが、イギリスでは誕生日の本人が自ら祝う形式が定着しています。自分でケーキを買って会社に持ち込んだり、知人・友人を呼んでパブで一杯やったりという感じです。「私の誕生日のお祝いなんかに来てくれるのかしら」なんて心配は無用。結構、皆さんカジュアルに集まってきます。親しい友達の誕生日をお祝いする気持ちは勿論、参加者は飲む機会があればどこへでも顔を出す人、イベントごとが好きな人などいろいろですが、立ち飲みのパブ形式なら事前に席の予約も必要もないし、参加する時間帯もそれぞれの都合に合わせてさまざま。他に予定があれば1時間だけ顔を出して帰ることもできます。気楽なもんです。こういうイベント、パートナー同士、友人同士が顔見知りになって、何気に交際の幅が広がっていくいい機会だったりもするんですよね。今回誕生日だった友人のお祝いは、大台に載ったこともあってか、彼女の地元のコミュニティー・センター(昭和風に言えば町の公民館)を貸し切ってのパーティー形式でした。誕生日のご本人がイギリス人と結婚している日本人女性であるからか、招待客の半数以上はイギリス人男性&日本人女性のカップル。そしてその子供っち達。しかしまあ、今更ながら英日カップルの多さには驚きです。場所はロンドンから高速を使っても車で2時間以上かかる田舎町ですが、こう言っちゃあ失礼ながら、こんな所にこんなにたくさんの日本人女性が嫁いで来ているなんて。パーティー用にドレスアップして次々に会場に到着する彼女らの姿は圧巻でした。この人数、それでも氷山の一角らしいです。やはりイギリス人男性と日本人女性、相性が良いのでしょう。(判るような気がしますね)。いろいろとご苦労もあったようですが、皆さんお幸せそうで何より。後半のカラオケ大会ではご主人と一緒に普通に英語の歌のデュエットあり、ここぞとばかりに日本の歌を披露する方もいらしたり。皆さん、誕生日の友人の為に数週間練習なさったとか。イギリスの田舎町の公民館で聞く「天城越え」やテレサ・テン、山本リンダは格別でした。日本に特に関係のないイギリス人招待客も、次々に繰り出される日本の歌に翻弄されることなく、自分のペースで好きな歌を歌ってました。イギリス人、普段は大人しいのにこんな時には相当はじけますね。パーティーの最初の頃に「歌わないの?」とフラレた時には、「いえ、私はちょっと…」と断っていたくせに。この辺の人間の行動パターンには国境はありませんな。皆が楽しめる雰囲気を作るのが得意な日本人。こういうミックスな面子でも楽しいパーティーに仕上げてしまうのは、日本人女性の人間力のおかげではないかと思います。
2009年10月20日
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先週末、フラメンコのお友達と久し振りにロンドンのレストランでお夕食をしました。郊外住まいの私は、外食と言っても普段は近所のパブが中心だったりするわけですが、やはり客の入れ替えなしで数時間かけてするレストランでの食事は特別です。今回は前回同じお友達と行ったアングロ・フレンチ(なんじゃそりゃ)レストランの姉妹店に行きました。2コース21.5ポンド、3コース24ポンドです。1コース取るか取らないかで2.5ポンドしか違わないというなんとも貧乏根性丸出しの理由で3コースにしました。姉妹店と同じくフレンチかと思いきや、これがまあ何とも節操のないメニューのラインアップで。前菜は、ムール貝のプロバンス風からイカの天ぷら(中華です)まで。本日のお勧めはポルトガル風チキン料理。メインも中華を思わせる北京ダックもどきからステーキ、ビーフ・ストロガノフまでと幅広くカバーしていましたね。う~ん。これじゃあ、パブと一緒ですね。(苦笑)このお店、ポッシュなロケーション相応に客層は落ち着いた中高年層が中心。興奮してぎゃあぎゃあ日本語で喋りまくる私たちが、隣の席のおば様たちから若干顰蹙をかう一幕もありましたが、ウエイターは英語があまり得意でなさそうだったり、途中でキッチンの方からもの凄く焦げ臭い匂いが漂ってきたり(きっと、パンを焦がしたんでしょう)と、アットホームな雰囲気でした。しかし、ビーフストロガノフはうまかった。適度な脂身のある牛肉が程よい柔らかさで煮込んでありました。イギリスでは日本で重宝して使っていた薄切り肉が売っていないことを常日頃嘆いている私ですが、ここに来て、肉は厚めでないと味がしない、肉が薄いって意味が判らんと、すっかりジンガイの肉食動物感覚に洗脳されています。帰りに預けていたコートを友人が受け取ろうとすると、「あのコートは売り飛ばした」と冗談を言う、くだけたサービスに大笑いして店を後にしました。厳格なマナーのレストランなんて、もうこの世には、そうそう存在しないのかもしれません。
2009年10月19日
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数週間前にBBCで恒例のStrictly Come Dancingが始まりました。日本のテレビ番組に例えるとShall we dance ? オールスター社交ダンスクラブみたいな内容で、これからたっぷり3ヶ月かけて、クリスマスの頃に優勝者を決める趣向です。昨日、この番組の出場者の練習風景が放送された番組で、プロダンサーのAnton Du Becが、ラテンダンスを踊るために日焼けスプレーをかけて現れたインド系セレブリティー・ダンスパートナーに向かって、「パキスタン人みたい」と言い放ったようで、これが人種差別だと大きな問題になっていました。問題の人種差別用語は、「Paki」。「パキスタン」を省略した言い方で、略語大好きな日本人だと「かわいい~」とかなんとか言いながら喜んで使いそうな響きがありますが、これは立派に差別用語です。うっかり番組でこんな暴言を吐いてしまったAntonは、「普段からパキスタン人をバカにしているんだろう」と疑いをかけられ、番組降板さえ噂されています。そんなこんなで、ふとTan Sprayの存在を思い出しました。それぞれ人種や民族によって、美に対する価値観は異るようです。日本ではまだまだ「美白」が売れ筋の美容業界なのでしょうね。イギリスでは、相変わらず「日焼けした肌」が憧れの対象です。肌の色が白いと病気のよう見えるというコンプレックスもさることながら、「日焼け」→「ビーチでごろごろ」→「バカンスに行ってきましたことよ、おほほ」→「金持ち」みたいなイメージから、みんな焼けたがっている感じもします。確かに男性でも女性でも、浅黒い肌は健康的に見えますよね。いずれにしても、「酒焼け」よりは断然いい感じ。(あ、関係ないか)結婚式や誕生パーティーに出かける際に、「日焼けスプレー」を振りかけて出かける人も多いようです。そういえば、もと同僚のフランス人、自分の結婚式の時には「ブライダルエステ」ならぬ「ブライダル日焼け」を施したと言っていましたっけ。10ポンドくらいで市販されているスプレーもあるようですが、ここぞという時にはやはりプロに頼むのが一般的な模様。ざっと見た限りでは、スプレー処理は20分くらいで済み、一回やると7日から10日はもつらしいです。お値段は30ポンドくらいが相場のよう。スプレー作業はたかが20分とは言え、スプレー後は8時間くらい肌にくっつかないゆったりした服を着ていなければならない等、結構大変みたいです。スプレー直後、トイレに行ってうっかり手を洗ってしまって「日焼け」が落ちてしまったり、ジーンズを穿いてせっかくの褐色の肌がまだらになってしまったりと、日焼け処理後のケアは意外に面倒くさそう。さきのフランス人同僚も、結婚式前の友人とのパーティーではしゃぎすぎて、やはり斑になってしまったと笑っていました。お手軽なところでは、出張日焼けもある模様。なんだかおかしな画づらですが、上の写真のようなキット(確か全部で800ポンドくらいと書いてありました)を買って、出張日焼けを開業する人もいるようです。ちょっとサーチしてみたら、うちの近所にも、この商売やってる人が2人いました。何色の肌がいいのか。いつかそんな事にもこだわるようなオシャレがしてみたいものです。
2009年10月09日
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そら豆が旬だと聞いて、早速スーパーに買いに行きました。今は塩茹でしたそら豆をつまみながら仕事をしています。正直日本にいた頃には、豆なんてほとんど食べたことがありませんでした。失礼ながら、なんか、豆って米飢饉やじゃやがいも飢饉が起こったときに仕方なく食べるものというイメージがあるんですよね。気のきいたお煎餅やおかきのないイギリスにいると、こんなもの(失礼)をおやつとして食べている自分がいます。
2009年10月07日
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どうもイギリスのテレビ番組はつまらなくていけません。ドキュメンタリーは重過ぎるし、娯楽番組は中途半端だし。幸い母が日本のテレビ番組をDVDにして送ってくれているので、仕事終わりの夕方7時くらいからは日本の番組ばかり、3ヶ月遅れくらいで毎日観ています。こうなってくると、一体自分が何処にいるのか判らなくなることもしょっちゅう。これはいかんと、お昼、夕方、夜のBBCニュースだけはなるべく見るようにしています。移民の多いマルチ・ナショナルなお国柄、ニュースキャスターもいろんな人種の人が採用されている(そういえば、黒人のキャスターは見ませんね)訳ですが、中でも、つい癒されてしまうのが下↓のAlice Bhandhukraviちゃん。名前の長さから判る方もいらっしゃると思いますが、タイ人とイギリス人のハーフらしいです、彼女。BBC Londonニュースのレポーターとして、もっぱら外回り担当です。今日はヒースロー空港、明日はロンドン郊外の学校前と、毎日あちこちに送られては、雨風の強い外から健気に中継しています。このポッチャリした感じも和みのもとなのかも。ニュース番組でアジア人の顔を見るのは何だか嬉しいものです。応援してます。
2009年10月07日
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もう数週間前のことになるが、先月18日、イギリスで最初のNational Park(ing) Dayなる試みが行われた。下の写真では判りづらいかもしれないが、駐車スペースを1日だけミニ公園に変えて、人々に限りある資源の大切さを訴えるイベント。(と、私は理解しています。)基本的に、Park(駐車)とpark(公園)をかけたダジャレである。コンセプトには賛成だが、くだらない感は否めず。アメリカ・サンフランシスコ発祥のこのアイディア。さすが健康志向の西海岸の皆さん、ジョークのセンスも超一流ながら、環境問題にも真剣に取り組まれているご様子。あ、バカにし過ぎですよね。ここイギリスでは、今年ついに「National」の冠を貰って、国が認めたイベントとしてスタートした模様。結局何が行われたかというと、私がチェックできた限りでは、テムズ川南岸の1区画の車1台分の駐車スペースが、ready-madeの芝生絨毯で覆われた憩いの場に変身しただけのこと。何だか、日本の「足湯」を連想するのは私だけ?しかし、上の写真のここで休んでいる人達、明らかにモデルでしょう。ニュースでインタビューを受けていた道行く人々の反応も冷ややか。「こんなところで何やってんの?」の声が大部分を占めていた。日ごろ、駐車スペースを求めてグルグル走り回ることの多いドライバーにとっては、「あ~、貴重なスペース潰しちゃって勿体ない」というのが正直な感想。このParking day、下の地図でも判るとおり、世界的に流行っているらしい。お隣の韓国でもやっているのね。日本のようにきちんとした駐車スペースが少なく、「路駐」が基本である国々にとっては意味のあるイベントなのかも。
2009年10月06日
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日系企業に働く外国人(日本人ではない職員)は大変です。会社にもよるとは思いますが、日系企業の海外支社または子会社、そんなに日本人っていないんですよね。日本の本社と、これら海外支社に働く日本語が喋れない社員たちの業務連絡はほとんどメール(英語)です。根本的に思考回路が違う両者の間では、大事な決定事項でも理解の行き違いが絶えない印象。そんな中、電話会議でもやってしまえば、もう少し気持ち的にお近づきになれてお互いの意思の疎通もスムーズにいくのではないかと思う事もしばしばですが、両者の言葉の壁はまだまだ厚いようです。仕事に対するテンションや丁寧さの違いも、障害のひとつではないかと思います。イギリス人側もよくやってはいますが、自分達の生活のペースを守ることが彼らにとっては優先事項なんですよね。先日、今までどんな行き違いがあって、結果としてここまで大変なことになってしまったのか定かではありませんが、イギリス側で大量の追加作業が発生した事例がありました。日本人同士だったらこんな時、「○月○日までにやり直しを完了します」みたいな報告になると思うのですが、この件のイギリス側の担当者、メールの中で「as humanly as possible(人間ができる範囲で)、できるだけ早く作業を完了します」と言っていて、思わず噴出してしまいました。しかし、日系企業、海外在留邦人としては働き易いです。祖国に本社があるのですから、なんだかいろいろと気を使ってもらってます。(笑)
2009年10月05日
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先日、友人が仕事から帰ってくるのを路駐した車の中で待っていたときのこと。道端に停めた車の中でぼんやりしていたら、突然真横でヒヒーンッ!!という絵に描いたような(?)馬のいななきが聞こえた。ビックリした。その友人宅がある住宅街の道には、車のスピードを制限するためにspeed ramp(下↓の写真)が置いてあるのだが、Horse trailerに乗せられてここを通っていた馬が、Rampでトレーラーが大きくバウンドして、ビックリしていなないた模様。妙におかしかったんですが…。馬、かわいい。
2009年09月28日
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一週間ほど前にやっていたこのニュース。借金300万を抱えながらどうしても仕事が見つからない新卒David Rowe君、思い余ってこんな行動に出た模様。私も失業していた時は、毎日景気の動向をニュースでチェックしていたものですが、喉元過ぎれば熱さなんて忘れてしまっていました。巷には、まだまだ仕事が見つからない人が溢れているようです。看板を見ていただけるとお判りかと思いますが、「1ヶ月タダで働きます!」と謳っていますね。Sky TVの新規加入申し込みじゃないんだから…。と、思わないこともありませんが、かく言う私も、来年の正社員採用目指してパートで食いつないでる身。わかりまっせ、その気持ち。お父様との話し合いで、この捨て身の挑戦を決めたというDavid君。歩き始め1時間後には、なんと面接の約束を取り付け、仕事のオファーを貰ったそうです。初日に集めた名刺は20枚。仕事を貰ってもすぐには飛びつかず、「当初の予定通り、5日間はこのサンドイッチ・マン(日本では死語ですが、イギリスではまだ普通に使われております)スタイルの求職活動を行うつもり」と、いたって冷静です。そうですね、こうして得たネットワークは将来何がしかの形で役に立つものです。この試み、決して新しいものではなく、例えば、ニューヨークにもこんな人たちが居ます。上の方、「Almost Homeless」(ほとんどホームレス状態)という訴えが身につまされます。世の中まだまだ不景気。寄ると、「仕事があるだけマシ」と友だちと語り合う事もまだまだ多い状況ですが、目標だけはしっかり持っていたいと思います。
2009年09月28日
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Working from homeで息が詰まる今日この頃、先週の日曜日に、ロンドンのお友達とお昼を食べに行きました。場所はRegent streetに程近い5つ星ホテル内のレストラン。3コースのランチが25ポンドです。私は前菜にスモーク・サーモンとポテトサラダ、メインに魚(Sea Beamsって書いてあったような気がするが、何の魚かは不明)のグリルにムール貝のホワイトソース添え、デザートはcrumbleのイチゴ添えみたいなことにしました。ハウスワインのブンザイで、グラスで8.5ポンドもする白ワインは非常においしく、ランチタイムなので勿論席の入れ替えなし、たっぷり3時間、喋くり散らかして帰ってきました。しかし、お料理はイマイチ。スモーク・サーモン - しょっぱくて、パンをばくばく食べてしまいました。Tescoのものとの味の違いが判らず。しかし、パンを配っていたウェイターのお兄ちゃんがきれいだったので許しましょう。メイン - ムール貝を細かく刻んだソースは美味しかったものの、魚自体は別に…。日本の焼き魚のほうがうまい。デザート - crubmleがその名の通りばっさばさで、うまく喉を通らず、しんと静まりかえったレストランで激しく咳き込み、注目を集めてしまいました。私は豚インフルではありません。これらの3コースの合間にちょこちょこちょこちょこ、やれミニ・トマトとバジルの冷スープ(おちょこ並みの大きさのグラスに入っている)や、小さなティー・スプーンに載った一口サイズのカスタードクリームとか、楊枝につきさしたホワイトチョコと山羊のチーズとか、何か訳のわからんもんを泡立てたやつとか、出てくる出てくる、次から次へと。普段の食生活が超庶民派な私の口には、合いませんでしたことよ、おほほのほ-っ。前菜とメインの間に、何故チョコを食べなければならないのかって話しですよ、まったく。お会計は、25ポンドのコースを頼んで、サービス料と飲み物代が加わって、勿論50ポンドざます。ああ、50ポンド払うんだったら、どこかの日本食レストランですき焼きセットでも食べたかったわあ。
2009年09月21日
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最近忙しくて日記の更新ができないでいるが、先ほど昼休みにランチを買いに行った日本食料品店でのこと。店に入ってきたイギリス人。きゅうりのお漬物「パリキュー」のコーナーに直行。2袋も買っていた。相当のマニアとみた。
2009年09月17日
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先日のBBCニュースで、現在使われていないロンドン地下鉄駅を観光スポットとして再生させる話題をやっていた。ロンドンの地下鉄、最初に開通したのは1863年というから、もう150年近くの歴史がある。完全に電化されるまで、汽車があのトンネルの中を走っていたのか…。素朴な疑問。まあそれだけの長い歴史の中で、いくつかの駅が不要になって使われないまま、地下にひっそりと存在しているのも頷ける。例えば、この↓Down Street駅、1930年台にDover Street駅(現在のGreen Park駅)の改築と共に閉鎖となってしまったらしい。下↓の写真は、現在使われていないBompton Road駅の内部の様子。レトロな雰囲気に時代を感じる。現在の利用客はエスカレーターで改札口まで上るが、当時は階段だったのかしら。痩せそう…。こうしたdisused stations、第二次大戦中には、国立美術館貯蔵の絵画を格納する倉庫として使われていたこともあったらしい。現在は映画の撮影などに利用されているとか。最近、こういった歴史的に価値のある昔の駅を観光名所として再生できないかという提案がなされた模様。これに対するロンドン交通局のコメント。「使われていない駅を観光ポイントにする予算があるなら、今の地下鉄のサービス向上や改装を進めるべき」相変わらず、ごもっともなご意見。Ghost Station Toursなるものも、ウェブでは宣伝されているようだが、実現にはもうしばらく時間がかかりそう。でもお化けは間違いなく居るでしょう。
2009年09月08日
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先週末友人宅に遊びに行ったら、昼間、ロンドン西のSouthallという場所に行っていたという友人の一人が「おみやげ」と称してcoconutを買ってきてくれていました。きれいに割れば↑こんな感じになるのでしょうが、ブツは丸ごと1個。さあ、自力で割って下さいという状態。とんでもない物が持ち込まれてしまいました。家庭用の包丁で周りを削り始めましたが、芯がかたっ…。この果物の構造も知らない私たち、廻りをけずること延々30分。やっと底の方に若干柔らかい部分を見つけ、包丁を入れてグリグリっとまわして、ストロー1本分の穴を開けました。(写真はイメージです)初めて飲むcoconut juice。なんだか雨水にほんのり果物のにおいが付いている程度。正直言って、ただの水でした。しかし、無人島に漂流した人たちがこれを飲む理由が判りましたね。変なクセがなくて飲料水としては最適。Tom Hunksの気持ちになり切ることができました。作業はまだまだ続きます。芯の内側についている果肉を食べなければなりません。家庭用工具セットからかなづちを取り出し、庭に新聞紙を敷き、coconutを殴り倒しました。数回目のトライでやっとヒビが入り…。割れかけた実をもって台所に戻った友人(40歳、日本人女性)、ぅうう、がるぅっ!!という物凄い雄たけびと共に、手で割りました…。なんとかなるもんですな。やっとありついた果肉部分は、杏仁豆腐とイカの中間のような食感。味はありませんでしたね。でも食べ続けていると、脂肪の味がしてきました。カロリー高そう。お腹が痛くなるほど大笑いして楽しかったのですが、これだけの作業、女性ばかりでやり遂げてしまった私たちって、一体…。
2009年09月07日
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先週の金曜日、ロンドン西のはずれにあるインド人のHockeyクラブにインド料理を食べに行きました。友人らと食事に行く際、「今日は何が食べたいかなあ」という話になると、もともとここイギリス、外食の種類が非常に少ない、不味い、プラス、私はパクチー系のハーブが嫌い。一応、「何でもいいよ」と答えるのですが、「でも、MariaGarciaは、タイ料理もインド料理もベトナム料理も食べないから、結局、パブか中華かイタリアンじゃん」といつも非難されています。この日は、ちょっとアジア人が恋しいモードだった事もあって、「じゃ、インド料理食べに行こう」と自ら切り出して、ここに出かける事にしました。このHockeyクラブ、Heathrow空港近くのインド人がたくさん住むエリアにあります。私の元同僚(インド人)や、これまた別の会社で元同僚だった彼の従兄弟ら地元インド人が、親の世代から大切に築き上げてきたこのHockeyクラブ。みんなでお金を出し合って、グラウンドのメンテやクラブハウスの管理をしているようです。彼らにとっては大切な社交場でもあります。クラブハウス自体は営利目的ではないので、食材もインド人が家庭で使うのと同じものを使用しているとかで、とても安心。実際、インド料理嫌いの私(あの脂っこさがちょっと…)もおいしくいただけます。時折、グランドを見下ろすバルコニーに出て、ヒースロー空港に着陸順番待ちをして上空を旋回しいる飛行機の数を数えたりしながらの楽しい夜でした。ちなみにこの辺りの空には常時10機くらいの飛行機が上空を旋回しています。この日は、別のサッカークラブにグランドを貸していた模様。当たり前ですが、クラブとは縁もゆかりもない私たちが食事をしていても特に注目を集めるわけでもなく、全体的にそっとしておいてくれている優しさが感じられました。やっぱり、アジア人はいいですね。
2009年09月07日
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先週末、イギリスは3連休でした。これで、今年の夏も終わりです。不況のあおりで、今年は国内で過ごした人が多かったようです。夏でも寒いイギリス南部の海岸で過ごした人、(上の写真は1月のものですが、ま、夏でも大して変わりありません。こんな感じです。)キャンピング・カーに初挑戦、自然の中で家族とトランプをして過ごした人やスコットランドにハイキングに行った人、そして、公園でただ裸になって寝ていた人それぞれに例年より少ない予算で楽しく過ごしたようです。雨天決行のバーベキュー三昧の夏が終わり、イギリスでは9月から新しい年が始まります。今年前半、ごたごたして落ち着かなかった私も、これから冬に向かって、日常生活の計画を立てなければ。スペイン語が習いたい…今は夕方の時間が自由になるので、どこかの大学でコースを取るのもいいかも。フラメンコ…わざわざロンドンに出かけていくのが億劫になっています。フラメンコ仲間とのお付き合いも意外に大変で、ちょっと。かわりにヨガでもやろうかと。ウォーキング先々週始めましたが、1週間坊主でした。自宅で働いているので、運動不足が深刻化しています。しっかり気合をいれないと、年末までこのままグダグダになってしまいそうです。
2009年09月02日
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多分、日本の皆さまもよくご存知のRealityテレビ番組、Big Brother。(元祖は、なんとオランダ発なんだそう。知らなかった。)イギリス版は、来年のシリーズをもって、ついに終了だそうです。昨日のBBCニュースで言ってました。まあ、まったく個人的な意見を言わせていただくなら、例えば、こんな↓アホ面した男が、こんな変なもの着て空ろな目をしている映像をライブで見て、何が面白いんだか。しかし、覗き見大好きのイギリス人もさすがに飽きてきたようで、数年前には平均800万人の人が観ていたようですが、今年のシリーズの平均視聴者数は200万人だそうです。BBCニュースのレポートによると、番組出演者の行動もお下品さが加速している模様。写真を見つけることはできませんでしたが、いい歳こいたおっさんが、犬の真似をしながらハウスメートの手からご飯を食べている映像が流れていましたね。こんな番組が10年も続いちゃうんですから、イギリスもなんだかな~って感じです。こんなレポートの後、ぱっと画面が切り替わって、BBC10時のニュースのメインキャスター、Huw Edwardsの顔が画面一杯に戻ってきて、なんだかほっとしてしまった私でした。↑このHuw、日本の衛星放送でも見れますよね。いつか日本に帰ったとき、テレビをつけたら彼が映っていて、びっくりしたことがあります。
2009年08月27日
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家で仕事をしていると、実は昼間の間に近所でいろんな事が起こっているのに気付きます。先日、朝ゆっくり寝ていたらギュッ、ギュッと変な音がするので目を覚ましたら、外から窓拭きやってました。ジャアジャア水をかけてきたりしてびっくり。庭木の手入れや芝刈りも、夏で草木が伸び盛りなせいか、週に1度は来てます。管理費払ってるだけのことはありますね。今日の夕方、近所の子供が珍しく外で泣いていたようなので、何ごとかと表を見てみると、大量の煙が流れていました。一応、火事じゃないことを確認しようと表にでてみると、うちの前の国道で事故でした。小さなバンが、(多分)角を曲がりきれず、交差点で炎上。ぼうぼう燃えてました。今日は少し暑かったので、思いっきりの家着で、近所の人がわらわらと集まってきます。準備よく、すでにカメラを手にしている人も。(私は1回、家にカメラを取りに戻った)しかし、あんな中途半端な夕方の時間に家でゴロゴロしてる人って、結構いるんだなあと思いました。けが人がなかったことを祈るのみですが、道路は完全封鎖。ただでさえ交通量の多い道。帰りに渋滞で大変な思いをした人も多かったことと思われます。しかし、地元の警察官、ロンドンの警察官よりちょっと迫力に欠けますね。制服フェチの私としては、警官と消防士が一遍に見れるよい機会だったのですが、ちょっと残念。
2009年08月20日
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イギリスの有名な大学町Oxfordにある空港が、つい最近「Oxford空港」から「London Oxford空港」に改名したらしい。別に空港が物理的にLondon近郊に移動したからではなく、Londonと名前に付けていると集客力が違うからということらしい。投資関係の会社を持っているらしい大金持ちの空港のオーナー、きちんと誰かに相談したのかしなかったのか、空港のウエブ・サイトで、もうその新しい名前を使い始めた模様。ロンドンおよびその近郊には、「London何とか空港」みたいに名前にLondonがついている空港がもう既に8つもあるとか。Oxfordは当然9番目ということになるが、そりゃ、そこら辺のロンドン近郊の田舎町がLondonを名乗るのと、状況は大違い。Oxfordは、イギリスではロンドンについで2番目に知名度の高い、歴史ある学問の町である。今日のお昼のニュースで、10分ほどこの話題をやっていて、この見切り発車的な改名に対する各方面からのコメントが面白くて大笑いした。- London中心部から60マイルも離れていて、Londonもへったくれもない。- 客に誤解を与える。London行きだと思って乗ったら、とんでもない田舎に到着してびっくり。- Londonと付けるからには、例えばLondon Eyeなんかの観光地にもすぐ行けるくらい近くでなくてはならない。(これは、 Londonのど真ん中にあるLondon City airportの関係者のコメント。自分とこのロケーションが、どことなく自慢気)。地元からのつきあげもある。- Londonの名前なんか使わなくても、Oxfordはすでに知名度がある。Londonの名前をかたるなんて、Oxfordの歴史的遺産に対する侮辱。- Londonの一部扱いをされるいわれはない。金の為とはいえ、空港からロンドンへの直接の交通手段を確保するなどの対策も講じないままの強硬突破。空港では、看板の架け替え作業が着々と進んでいるんだとか。現在、夏の間だけJerseyへの定期便がある他は、プライベート・チャーターやヘリコプターが使っている程度のこの空港。今回のRe-brandingによって、実際、他のヨーロッパの首都からの定期便を毎日就航する案や、新規に週末の定期チャーター便の話も浮上してきているとか。実際、地理に疎い人がうっかりここに飛んできてしまい、パニックのあまり地元のホテルで1泊なんて臨時収入も見込める。まあ、この名前を嘘と呼ぶかどうかは別として、実際、私もベルギーの首都ブリュッセルへのフライトを予約して、フランス国境近くのど田舎に到着していビックリしたことがある。このときは、帰るぎりぎりまで空港がどこにあるか判らず、パスポートに押された空港のスタンプだけを頼りに空港を探した。そう言えば、フランクフルトから相当離れたところにも、Frankfurt-Hahnなんて空港があったような…。考えてみればよくある事。でもOxfordの人たちには我慢ならないでしょうね。
2009年08月19日
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海外に出て良かったことがあるとすれば、まあたくさんの、いろんな国のいろんな人達に出会えた事でしょうか。とは言え、せっかく出会った方達みんなと末永い友情が続いているかというと当然そういう訳でもなく、例えば500人出遭っても450人はそのまま音信不通。残った50人も時の流れとともに自然消滅みたいな感じですね。そしてまた新しい出会い。何かの集まりで久し振りに顔を合わせた知人とちょっと近況報告をし合って、そしてまたそれぞれの生活に戻っていく。何度も顔を合わせる人の中から気の合う友人が見つかったり。そんな繰り返しです。そんな中、仲良しだったアメリカ人の友人が今週、永久帰国します。もともとは前の前の会社で同僚だった彼。入社もほぼ同時で、在職中はかれこれ6年ほど、毎日世間話を続けてきたことになります。仲良しとは言っても、私の退職後は数ヶ月に1度近況報告をしあう程度でしたが、何が起こって相談しても、いつも親身になってくれる貴重な存在でした。ほんの2-3年、ちょっとヨーロッパで生活してみたいというノリでイギリスにやって来て、気付いたら8年もいたと笑っていましたね。日本人の私から見ると、アメリカ人もヨーロッパ人も同じ西洋人とひとくくりにしがちですが、イギリス本社の会社で、アメリカ人の彼は彼なりに、イギリスの社会・文化に合わせる苦労があったようです。事務所の中では、アメリカン・アクセントも相当控えめにして話していたし、大爆笑も慎んでいました。先週末のお別れdrinkでは、もうこの国とは関係ないと言わんばかりに、本来のアクセント全開で、自由を満喫していたのが、可笑しかった。祖国に帰れるのが相当嬉しいのでしょう。まあ、外国生活をしていれば誰でもいつかは祖国に永久帰国するのは当然ですが、付き合いが長い人ともこういう形で別れていくのかと思うと、やはり淋しいですね。
2009年08月18日
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先週アメリカから人が来ていて、ロンドン市内観光を担当しました。先日の母の訪英以来、私もだんだん観光案内に慣れてきたところ。ロンドンの西側半分を駆け足で案内するコースとしては、ピカデリー・サーカス→Fortnum & Maison→グリーン・パーク→バッキンガム宮殿→ウエストミンスター地区(Big Ben、Westminster寺院)→橋を渡ってLondon Eye→また橋を渡ってTrafalger広場→National Galleryが開いていればゴッホの「ひまわり」だけ駆け足で鑑賞。みたいな事です。人の案内をするだけでは虚しいので、今回はかねてより興味のあった英国Prime Minister(総理大臣)のお住まい、10 Downing Streetに行ってみました。Downing Street の10番地にあるフラット自体、「庶民目線」を強調して手狭であるという噂だし、ニュースなどで見るイメージでは、首相のお住まいの前は行ったりきたり自由、運がよければガードマンと記念写真の1枚でもという感じだったのですが、実際は…、Downing Street自体、ゲートで完全に封鎖されています。ゲートの前にはあからさまに銃やライフルを持った警官の方々がしっかり護衛↓。(?)まあ、当たり前と言えば当たり前のことですが、ちょっとイメージと違いました。ちょくちょくこういう人↓が現れたりするのを考えると、仕方のないことですね。しかし、バッキンガム宮殿前といい、ここDowning Street前といい、警備の警察官の方々、相当、愛想がいいです。ロンドンの警察官といえば、あのお寺の鐘のような形をした帽子でロンドン観光のシンボル的存在ですから、観光客向けのトレーニングも相当受けておいでのはず。和み系の、よくできた人達です。
2009年08月17日
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Abbey Roadと言えば、Beatlesの代表的アルバム。先日8月8日、ちょうど40年前のこの日、このアルバムのジャケット写真のために、BeatlesのメンバーがAbbey Roadの横断歩道を渡ったことを記念する行事が行われたらしい。私、Beatlesに関しては、知識として知っておく必要があるのでベストアルバムCDなんかは一応持っていたりするが、特に傾倒したこともなく、こんなニュースを見ても「そんなに大事なことなんだあ」という程度。ちょうど40周年で脚光をあびたせいか、今日のニュースでは、この横断歩道の場所をちょっとずらそうかと地元の議員が提案したことで物議を醸しているという話題をやっていた。理由は交通事故の多発。Beatlesファンであろうとなかろうと、ここで彼らの真似っこをして写真を撮りたい観光客は後を絶たず。この横断歩道、黄色の点滅信号つきなのだが、点滅信号の横断歩道は歩行者優先。誰かが渡っていると車は停まって待たなければならない。すぐそばに交差点もあって、いざ曲がってみると、いきなり横断歩道の上で記念写真をしている状況があるとすれば、そりゃあ、事故も起こるでしょう。ここって、バスも通るみたいだし。記念写真を撮る観光客による渋滞に悩まされていると、タクシーの運転手さんがインタビューで文句を言っておられた。ファンにとっては大事な横断歩道。地元のドライバーにとっては…、要注意です。写真を撮るのがいいとか悪いとかの問題ではないにしろ、黄色の点滅信号、心ないドライバーは人が渡っていても平気でつっこんでくる可能性があります。私も角を曲がって急に点滅信号が現れ、停まりきれなかったことがある。横断の際はお気をつけください。
2009年08月11日
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2-3週間前、ロンドンのフラメンコ・ワークショップを受講しにLiverpool近ぺんから出てきた友人と、食事に行った。フラメンコ仲間との食事と言えばここ、 Costa Drada 。スペインなどから教えに来る先生が、パッケージでショーをする場合もたいていこのレストラン。私の先生もここで踊っていて、この日は久しぶりに本気のパフォーマンスを見せていただこうかと思って出かけてみたが、あいにく、先生の出演はなし。フラメンコに限らず、ダンサーの方、踊り続けているとやはり体のあちこちが痛んでくるものらしい。先生もしばらく首が痛いと言っていたので、他の人に代わってもらっていたのかも。行く前に確認しておけば良かった…。この女性ダンサー、踊りが硬っ…。男性のほうは、後で先生に名前を聞いたが、発音が良すぎて覚えられず。しかし、彼はうまかった。どこかで見た事があるが、どこだったろう。ここ、お料理もまあまあだし、悪くないレストランでおます。ロンドンにお越しの際には、是非いらしてみては?
2009年08月10日
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私は大阪人ではありませんが、こんな時には大阪弁もどきになってしまいます。仕事を始めて早10日。今のところ自宅から作業をしているため、仕事のための道具を揃えるのにお金がかかっています。毎日毎日、新しく何かを買い足しています。覚えているだけでも、新しいラップトップマウスラップトップのキャリーバッグInternet SecurityのソフトBroadband接続をWirelessに変更(イギリスでは、インターネット接続、まだまだ電話回線的なことなんですよ。この間、アメリカの人に笑われたばかりです。)Ethernetのコードデータ保存用のDVDDVDに名前を書くための油性ペンノート封筒プリンターのインク・カートリッジ2個(Buy one get the second half price(1個買うと2個目は半額)で安く上がった…。)などなどなどなど。金が数百ポンド単位で出て行ってます。行かないで~。今日は、おまけにScannerを買いました。うちのプリンター、4-5年前に買ったのですが、当時はまだScannerが標準装備されてなかったんですよね。今日はScannerだけって言うのを見つけるのに苦労しました。しかし見回してみると、家の中になんと不要になってしまった電子機器の多いことか。古いブロードバンドのモデム、どんな機種にも使えるアダプター(スペインにラップトップのアダプターを忘れてきてしまったときに臨時で買ったもの)、USBポート追加のHub(古いラップトップ用)、電話のコード数本(長さ3メートル、5メートル、10メートル)、テレビのケーブル数本、使わないデバイスのドライバーCDの数々…。今日は、Vistaに古いプリンターがインストールできず、あまり使ってない既存のプリンターがお役御免になるところでしたよ。結局、プリンターと同じ値段するScannerを新たに買ったので、一緒なんですがね。効率が悪いんでしょうか。ケチくさく、ちびちび買うからでしょうね。ソフトも高いです。びっくりです。オフィス勤めだった時は、会社のITサポートチームに「これ欲しい」と言えば、さっさとインストールしてくれたのに、いざ自分で買うとなると…。高い、高過ぎるでおます。設備投資で結局赤字になんてことになったら、笑えませんよ、これは。
2009年08月05日
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不況の時は人の気持ちもギスギスしてくるのか、何だか暗いニュースの多いイギリスの今日この頃。今日のニュースでは、アパートの入居者募集に応募してきたポーランド人が、門前払いを食わされた話題をやっていた。東欧からの移民に対する差別。ご飯の準備をしながら見ていたので詳しい事情は判らないが、このポーランド人、ビデオで不動産屋の対応を隠し撮りしていた。入居者が決まっていないのに、「ここは、もう決まったから」と追い返す様子が映っている。大家さんは、自分にはテナントを選ぶ権利があると主張しているようだ。確かにその通り。ナニ人でも、不潔そうな人には住んで欲しくないとか、家賃が滞りそうな人は困るとか。でも国籍を理由に門前払いはいけませんな。イギリスでは1950年代に、大家さんが「No blacks, No dogs, No Irish」と張り紙を出したりする時代があったとか。そんな風潮に戻りつつあるのかという懸念が報じられていた。隠し撮りをされてしまった不動産屋は、スタッフの接客態度を再トレーニングをすると約束。イギリス人って、ほんとにいつもこんな解決策ばかり…。トレーニングすれば済むと思っている。ちなみに、日本人がこういう差別にあったと聞いた事がない。大人しくて、きれい好きで、経済的にきちんとしているからでしょうね。
2009年08月04日
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警察犬のことを、英語では「Police Dog」と言うようです。結構、そのまんま。先月6月30日、2匹の警察犬が車に放置されて、暑さのためにそのまま死んでしまったことがイギリスでは大きなニュースになりました。その頃のイギリスは、今年最初で最後と思われる連日の夏らしい好天で、その日の外気温は摂氏28度。この犬ちゃんたちの世話をしていたNottingham警察は、犬を飼い始めてまだ日が浅かったらしく、いつも毛皮のコートを着ている状態の犬が40度くらいの気温で死んでしまう可能性があることに気付かなかったんでしょうかね…。イギリスは動物に非常に優しい国です。この国にはペットショップが存在しないんですよ。人間と同じ生き物を売り買いするのに抵抗があるのでしょうか。犬や猫を飼いたければ、多分、近所で偶然子猫や子犬が生まれたときにもらうか、新聞広告か、はたまた動物愛護団体のサービスに頼るってことになるんでしょうね。「ジャーマン・シェパード、生体価格3万円」なんて広告をイギリス人に見せたら、失神者続出かもしれません、はい。ま、こういうお国柄ですから、さきのNittigham警察、当然動物愛護団体RSPCAに訴えられました。「動物に苦痛を与えた」罪です。最高で禁固6ヶ月、罰金20,000ポンド(約300万円)が課せられます。どうなるんでしょうね。私も海外生活が長くなってきているせいか、日本に帰って動物に値段が付いているのを見ると、ちょっと引いてしまいます。そう言えば、日本が好きなドイツ人の元同僚が浅草で猿回しを見て、涙ぐんでいたという話を聞きました。猿回しの猿と、回し役の芸人さんの間には、ある意味家族のようなつながりがあることは日本人なら誰でも知っていることですが、外人には判りづらいでしょうね。魚やイカのおどり食い的なことも含めて、文化の違いはまだまだ大きいような気がします。ちょっと、しんみりしちゃいましたね。
2009年08月03日
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今日のヤフーのニュースでイギリス滞在者の献血規制緩和を検討中という記事を見ました。(多分)最新の規制は、1980年から1996年の間にイギリスに1日以上滞在した人、及び、1997年から2004年の間に通算6ヶ月以上イギリスに滞在した人は、現在日本では献血できません。今回のニュースでは、最初の条件の中の「1日以上」の部分をもっと緩和することを検討中とのこと。どっちにしても、私はダメですな。イギリスに移って来て、最初にこの話を日本人仲間から聞いたときには、何だかショックでした。祖国に拒絶されたような…。(大袈裟)(愛の妖精「けんけつちゃん」。誕生日は10月22日…)日本にいた頃は、当時勤めていた会社の真ん前に献血車がやって来ていたので、ちょくちょく献上しておりましたが。もう、タダでヤクルトや野菜ジュースをもらうことはできません。献血後の妙な満足感、自分の血が入れ替わる充実感も味わうことはありません。それではイギリスで献血をと思うと、どうやらこちらでは1回400mlも取られるらしい。ジンガイの体力はさすがに違いまんな。注射針をきれいに洗っているのか不安だし、ちょっと行く気がしません。
2009年07月29日
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イギリス人と電話で話をすると、いつも「3」の発音を聞き取って貰えず、電話口で何度も「スリー!」と連呼する羽目になる。疲れる。原因は、私が英語をアイルランドで学んだから。アイルランド英語は訛りが強く、[TH]の発音は[T]的な音を出す。あの国では、Threeは、Treeと発音するのだ。他にも、Bus(乗り物のバス)の発音はほぼ「ボス」、done(doの過去完了)は「ドン!」と発音。全体に、口を縦に開けますね、あの人ら。Threeに関しては、私の場合、THをTで発音しているのに加えて、「スリー」の「リ」のRの巻きが甘いからと思われる。まんざら、アイルランドのせいだけではなさそう。同じ日本人でも、英語を習ったり、普段使ったりする国によって、違うアクセントの英語を話すのが面白い。土台は同じ日本人なのにね。しかし英語、面倒くさ。
2009年07月28日
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