La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

July 25, 2009
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カテゴリ: 歳時記

もみの木

夕方、庭に出ていた麻呂父が、急に家に入ってきて

小声で「そーっとこっちにきてごらん、川の向こうにシカがいる。」

と言いました。

私も庭に出てみると、確かに、川の対岸の草むらに、

立派な角を持った大きな成獣のシカ2頭と、子ジカが1頭、

ゆったりと草を食んでいるのが見えました。

すぐにカメラを持ち出し、何度かシャッターを切ったものの、

どれもこれも手ブレばかり。

お恥ずかしいのですが、どうにか「それ」とわかるものを

ここに載せますね。

シカ1

なんとな~く、立派な角がおわかりいただけるのではないかと思います。

しかも、彼はカメラ目線。ん?ポーズとっている??

我が家より少し標高の高いところでは、

近年シカの群れがたくさん目撃されていて、

山の上の小学校でも、今年、2麻呂の学年が育てている稲の苗が

何本も根こそぎ食べられてしまったという被害もありましたが、

こんな民家のある場所にまでも下りてくるなんて。

野生の動物を間近で見られたことに感激しながらも、

ここまで人を恐れなくなった彼らの習性に危惧の念を抱きました。

シカ2

しばらくしてから、3頭は林の向こうに消えてゆきました。

「これからも交通事故などに遭わないよう、元気に逞しく生きていってね」

心の中で祈りながら、彼らの白くて可愛らしいお尻を見送りました。

3頭は、どんな関係なのでしょう。

親子?兄弟?

今頃、夜行性の彼らは山の中を飛び回っているのでしょうか・・。

またあの雄々しく可愛らしい姿に会いたいです。






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Last updated  July 25, 2009 10:10:00 PM
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