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2004年10月26日
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カテゴリ: つぶやき
先日のお風呂のカビ騒動を思い出し、シューズボックスやシンクの下など徹底的にチェックしました。


ふと思い出したのがバイオリン。
もう一年以上ケースを開けていません。
一応防湿剤は入れているものの、効果は切れていると思われます。
ドキドキしながら開けてみたところ・・・被害ゼロ。
よかった・・・。

音楽は小さい頃から少したしなんでいて、3歳からピアノを15年ほど習っていました。
その後お琴を学校の部活で3年間習い、バイオリンは大人になってから始めて3年習いました。

それ以来レッスンも辞め、再開する気が起きなくなっていました。

ピアノでさえ暫く弾かないと腕が鈍りますが、それでも少し指の練習をすると、ある程度の感覚は取り戻すことが出来ます。
バイオリンに至っては、期間が空けば空くほどひどい状態になっていきます。
自分の出した音で気分が悪くなって倒れそうになるほどです(笑)。

以前実家に帰るため2ヶ月ほどお休みしたことがありますが、案の定ひどい状態になりました。
不自然な体勢をとるせいか、筋力が衰えるとバイオリンを長時間顎ではさんで持っていられなくなります。
大人になってから始めたため、感覚を取り戻すのが大変だということもあるのでしょう。
元の状態に戻すのにかなり苦労しました。

そんな経験があったので、今回のケガの休業も元に戻るまでどれだけ労力を要するか分かっていました。
それで気分が萎えてズルズル辞めてしまった・・・というわけです。

まあ、折角出してみたんだから・・・とちょっとチューニングしてみました。

耳であわせるしかありません。

ちなみに私は絶対音感なんてものは持っていません。
相対的に音を合わせることは出来ますが、チューナーかきちんと調律されたピアノがないと、最初にとるべき基本の音Aの周波数にぴったり合わせることが出来ません。

しかたないので感で(笑)。
とりあえず4つの弦の音がきちんと合っていれば、弾いていて気持ち悪くなることはありません^^;


後輩がピアノの調律学校に通っていました。
その後輩はピアノのとても上手な娘なのですが、調律の実習の時先生に言われたそうです。

「ピアノ弾きは、調律するときに微妙に音を低くとる癖がある。それは音そのものを聴いているからだ」

調律というものは音を聴くのではなく、音の波、つまり周波数を感じることなんだそうです。

確かに私もバイオリンで音をとるときに、低くとってしまう癖があります。
習いたての頃、よく先生に指摘されていました。
自分では合ってるのに!と思っていても、先生に修正されるとその微妙な違いに驚く・・・といったことがよくありました。

ピアノという楽器はドの次はド#、その次はレ・・・とデジタル信号的に不連続な音を鳴らす楽器です。
普段音程がずれた!なんて気にしながら弾く楽器ではありません。
しかもいちいち弾くたびに自分でチューニングはしません。

しかしバイオリンは人間の声と同じで、ドでもド#でもない、中間の音を数え切れないほど出すことが出来ます。
同じ弦楽器でも、ギターみたいにフレットの印がついていないので、自分の感覚だけで弦を押さえなければなりません。
バイオリンとはつまり、アナログ信号的に連続した音を出すことができる楽器なのです。

毎回のチューニングも面倒ですが、演奏中は常に音程に対して細心の注意を払わなければなりません。
ピアノ出身の私には、これが一番きつかったことでした。

実は習い始める前、お琴を習っていたんだから同じ弦楽器のバイオリンだって出来るだろうくらいの甘い考えがありました。
とんでもない!
お琴はデジタル信号的楽器です。
最初のチューニングはバイオリンと同じで、必ず行わなければなりませんが、あとはそれぞれの弦は決まった音しか出ないんです。
そういう意味ではピアノに近い。
1ヶ月もしないうちに、お琴は技術的に問題ないレベルに達することができました(表現能力は別として)。

バイオリンをやってよかったなぁと思うことは、そういった自分の中の驕りを打破することが出来たことです。
過去の経験から色々なことをいいように予測してしまうことは多々あります。
特にハイ・モチベーションの時に間違いがちです。

しかしたまには予測が外れ、ショックを受け、平常心に戻る・・・こういったことは結構大事なんじゃないかなぁと思います。
私の中の教訓みたいなものです。

挫折やショックは誰もが好きではないと思いますが、そんなわけで私は結構ありがたいものだと思っているのであります。

最後に、バイオリンをずっとほったらかしにしていたことを反省。
調整に行って、またキレイな声が出るようにしてあげたいと思います。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

折角(?)なのでマイ・バイオリンの紹介をば。
vn
作者不明のフランス生まれのバイオリン。
出会った瞬間に一目惚れ。
この娘の歌う声に心を奪われました。
貴族のお嬢様のような涼やかな声ではないけれど、
下町娘の溌剌さと優しさを感じます。

今は生活に疲れたオバサンの声。
私の前のオーナーはキレイな声で歌わせてあげていたんだろうな・・・





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最終更新日  2004年10月26日 13時26分48秒
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