41歳ニートと俺とおかんと親父の話

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2025.08.23
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カテゴリ: 日常

まいど!

久しぶりに部屋を掃除しよう思て押し入れ開けたらな――

そこにおったんや。

ファミコン。

黄色く変色した本体、コードが絡まりまくったコントローラー、

「これ、もはや遺跡やん…」って思わず声出た。

でも、その横にあったんや。

銀色のカセット、青いラベル――

ドラゴンクエスト。

……運命やったな。



テレビにつなぐまでが冒険や

まず問題:今のテレビ、AVケーブル刺さらん。

「この戦い、勇者には早すぎるやろ」って思いながら、

引き出しゴソゴソして変換アダプタ発見。

ほこりまみれのコードを吹きながら、

「これでつながれ……!」って祈る俺。

電源オン――

ピッ……ピコーン。

鳴った。

あの8bitのファンファーレが、

40年ぶりに蘇った。

涙出た。



画面の“あおいそら”が懐かしすぎた

ドットの王様。

カタカナだけのメッセージ。

「おお ゆうしゃよ しんでしまうとは なさけない!」

もうこれだけで感動や。

グラフィックなんか要らん。

音が鳴って、文字が出て、

それだけで冒険が始まる。



操作性が地獄でも、心は燃える

十字キー押しても微妙に反応悪いし、

Aボタンのゴム、寿命きてる。

でもええねん。

“効かないボタンほど、人生っぽい”やろ。

スライムに負けても、

セーブ忘れて最初からでも、

「もう一回!」って言いたくなる。

ドラクエって、

“諦め方”まで優しく教えてくれるゲームやと思う。



ファミコンのBGMって、なぜか心に響く

あのピコピコ音の奥に、ちゃんと情熱がある。

サウンドがしょぼいぶん、想像力が働く。

音が少ないからこそ、感情が多くなるんや。

まるで、

「静かな部屋で自分の声を聴く」みたいな時間。

この感じ、今のゲームにはないな。



親父が通りがかって言うた一言

防大卒の元鬼軍曹の親父が廊下から覗いてきて、

「まだそんなもんやっとるんか」って笑った。

「いや、これは文化や!」って言い返したら、

「戦争より長い歴史あるかもしれんな」ってボソッと。

……なんか深くてちょっと泣けた。



おかんのツッコミもいつも通り

「また古いもん引っ張り出して、掃除の意味ないやん!」

……その通りです。

でもええねん。

心はピカピカになった。



そして、ドラクエが教えてくれた

結局、勇者はスライムにやられて終わった。

でも、不思議とスッキリしてた。

ゲームも人生も、

“ちょっと動けば何か起こる”ってことを思い出させてくれた。

やっぱりドラクエって、

ただのRPGちゃう。

人生のリセットボタンみたいなもんや。



まとめ

掃除から始まって、気づけば冒険してた。

ファミコンの中には、

懐かしさと青春と、

“まだやれる”って気持ちが詰まってた。

時代は変わっても、

勇者はいつだって旅の途中や。





埃舞い

復活の呪文

胸の奥







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最終更新日  2025.10.13 19:32:52
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