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明けましておめでとう御座います。昨年の8月にオークションで落札して、その後放置プレイ中だったコイツ。別に、分解された状態で落札したわけではありません。完成品を洗浄した後、分解しました。なんか順序が逆ですね。でも、合ってます。結局、分解するなら、年末に一生懸命に洗浄するんじゃなかった。送料コミコミ、約2,500円で落札しておきながら、文句を言うのもアレですが、1つ気に入らない点があります。軸に目立つキズがあるんですよね。これは、何とかしないと。まずは、1500番のサンドペーパーでゴシゴシ。仕上がりを左右する一番重要な工程です。思い切りも大事ですね。最後は、模型用のコンパウンドの「細目」と「仕上げ目」で光沢を出してゆきます。ちょっと曇が残ってしまいましたが、どうせ使うので、コレでOKとしましょう。この程度のキズなら、丁寧に磨けば、分からなくなりますよ。 そう言えば、コイツの正体を明かしておりませんでした。「モンブラン 221」です。1970年(69末?)から90年代にかけて製造された、比較的、息の長いモデル。過去に記事にしましたが、自分用としては初めての「221」になります。70年代のモデルとしては、比較的レアな「0221」と言うモデルを持っていますが、普通のモデルは持っていませんでした。キャップは勘合式。基本的には、60年代のデザインの流れを汲んでいます。息の長いモデルですので、年代によって仕様も変化しています。私のものは、初期型ではありませんが、70年代の比較的古いものでしょう。「221」には、ピストンと両用式の2種類があり、後にピストン吸入式は廃止されたと思いますが、分解状態を見ての通り、コレはピストン吸入式です。「221」は、キャップリングが2重なのが特徴。太い方のリングには、「MONTBLANC」、「221」、「GERMANY」と刻印があります。この刻印が、年代によって変化しており、後期型では「221」の刻印が無くなります。付いてて良かった「ホワイトスター」。軸側のは脱落しやすいので、有無を確認してから購入または落札しましょう。ペン先は、14K。60年代のNo.22に採用されていたウイングニブとは異なるものが使われていますが、このペン先も、弾力があります。ペン先は、ユニット化されていますが、ペン芯にペン先を引っ掛けて固定しているだけなので、60年代のモデルとは、ユニットの構造が異なります。軸は、フーデッドの様な構造ですが、ペン先の大部分は露出するので、60年代のモデルより弾力を感じやすいかもしれません。「221」は、「No.22」の後継になると思いますが、比較してみると「No.22(No.12)」より長くなっていますね。写真では、上から「221」、「(No.22と同じサイズの)No.12」、「No.24」と並んでします。最後に汚い字で試し書き。インクは、ペリカン ターコイズ。比較は、「モンブラン No.12」です。推定Fと言った筆記線です。フローは良好で、素直で書きやすいペン先です。今時のペン先と比べると、かなり柔らか目のペン先ですが、コントロールが難しくなるほどではないので、万人が扱い易いのではないかと思います。それから、(すべての221に当てはまりませんが)分解しやすい構造も気に入ってます。裏を返せば、組み立て易い、修理し易いと言う事ですから、如何に、この時代のモンブランがコストに拘ったかが感じ取れます。内職仕事として組み立て出来そうな仕様ですし、ちょっと講習を受ければ、誰もがリペアマンになれそうな仕様です。
2011年01月03日
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これ、「Universal Geneve」のクロノグラフ(クォーツ)ですが、ベルトのDバックルが壊れてしまって、放置していました。F1レーサーの故人の名を冠した「Senna Watch」というモデルなんですが、セナが亡くなってから、Universal Geneveとセナ財団が企画したもので、セナは殆ど関係ありません。で、ベルトを交換しようと思ったんですが、幅20mmベルトって近所では良い物が見つからないと言うか、そもそも種類が少なくて、通販で買うことにしました。肉厚で、鮮やか目の色の革のベルト、かつ安いものを探していると、これが見つかりました。ベルトは、シチズン製で、この値段でDバックルが付いているのがポイントでた。青といっても、鮮やかな青ではなく、深みのある落ち着いた色合いです。型押しの牛革ですが、白いステッチもアクセントになって、あまりシックな感じにはなっておらず、カジュアルな時計にも合いそうです。Dバックルはステンレス製。見たん感じ頑丈そうなので、そう簡単には壊れないでしょう。「Senna Watch」に付けてみました。悪くはないですが、茶系統の方が似合ったかもしれませんね。裏側はこんな感じ。この季節だと、直ぐに汗で汚くなりそうです。肉厚なベルトで、中央が盛り上がっています。実は、厚みの問題で、取り付けの際にトラブルが発生しました。ベルトの取り付け金具にカバーがあるのですが、厚すぎて入りませんでした。で、ベルトの中の金属パイプを抜いて対応。あと、革をちょっとカットしました。耐久性に問題が出そうですが、見た目に違和感はありませんので、OKとします。こんな事してると、ばね棒が折れて、本体が大変なことになったり・・・。
2012年08月05日
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仕事の関係で、ペリカンの古いモデルを1本、手に入れました。これが、2010年の初万年筆ですね。と言っても流行の訳有り品で、半ば仕方なくなんですが・・・。1997年以前のM400で、日本では#500と呼ばれていたモデルです。 入手したのは、日本では、特に人気の高い茶縞軸。現行のM400でも、既に廃盤になっている色です。昨年、復刻した茶縞軸の「M400 SE」も日本では大人気で、個人的には「2009年のペン オブ ザ イヤー」ではないかと思っています。私も「M400 SE」は買わないとか言ってたのに、結局、買ってしまいましたし。・茶色いアイツがやって来た・3羽目のペリカンは捕獲できたか?ペリカンの軸は、色によって製造コストが異なるようで、中でも茶縞は歩留まりが悪く、コストが高かったようです。これが廃盤の要因の1つと言われいますが、真相は分かりません。現在は、販売されていない上、人気色ですので、2009年に発売された「M400 SE」ですら入手は困難です。古いものの流通も少なくはないですが、ちゃんとしたものを探すのは容易ではありません。一応、デッドストックと言うことですが、・ペン先に使用感または調整した形跡がある。・(首軸内部側ですが)ペン芯にやや目立つキズがある。・軸が怪しいかも。という訳有り。とは言え、一様でない軸の模様が綺麗な万年筆です。縞模様が湾曲しており、木目のような感じになっています。茶縞軸は、見た目の個体差が大きいので、個体によって随分印象が異なります。片側は、所々に白い模様が入っており、白っぽい印象。対して反対側は、こげ茶色が入っており、黒っぽい印象を与えます。内部を見ると、ピストンヘッドは、白ではなく黒でした。首軸を緩めるとピストンリングに刻印がありますが、刻印の番号がアレと同じなんですよね。キャップは螺子式で、基本的なデザインは、現行のM400と変わりません。現行品と同じく、機密性と開閉のし易さに優れたキャップです。#500のキャップは、通常は黒ですが、茶縞には、こげ茶色の専用のキャップが付いてます。首軸や尻軸もキャップに合わせて、黒ではなく、こげ茶色です。キャップリングは、現行のM400の二重リングと異なり一重。リング上には「W.-GERMANY」と刻印されていますね。反対側には「PELIKAN」と刻印があります。現行品は一体成型らしいですが、このキャップは、後からリングを嵌め込んで作られているので、リングが一重でもコストは掛かっています。続いて天冠。現行のM400がプリントであるのに対して、#500は、刻印(成型)になっており高級感がありますね。マークも旧デザインのもので雛2匹バージョンです。ペン先は14金で、金一色。個体差なのか、ペン芯への巻き込みが浅く、エラが張った印象。デザインも現行品と異なり、廃盤になったM250と同じデザインです。年代等によって、細部が異なるようですが、M250と比較すると、全体的に刻印が浅いのが特徴。M250タイプのペン先が付いた#500も出回ってますが、当時、実際にM250タイプのペン先が#500に採用されたのかは知りません。#500が販売されていた当時は、#250(旧M250)は12金ペン先でしたので、正確に言うと、「#500に採用されたペン先が、M250に採用されたか?」ですね。パーツの互換性が高いペリカンでは、部品交換が容易なので怖いところです。ちなみにM250タイプのペン先の特徴は・(#500)と比較して刻印が深い(太い)・(Pelikanの刻印の)Pの丸い部分の片側が縦棒にくっ付く傾向がある。・(Pelikanの刻印の)eの丸い部分が完全に閉じている傾向がある。・(Pelikanの刻印の)aとnが連続している傾向がある。などです。昨年発売された、M400の茶縞スペシャルバージョン「M400 SE」と比較してみましょう。上が「#500」、下が「M400SE」ですが、外観上の大きな違いは、キャップです。キャップは、共にこげ茶色ですが、「#500」の方が赤みが強い印象で色調が異なっています。また、「M400SE」のキャップは、二重リングで、天冠のロゴマークはプリントになっています。クリップなどの金属パーツは、金メッキが施されていますが、メッキの色合いも違いが。「#500」が山吹色なら「M400SE」は黄色と言った感じですね。軸自体は、見た目に大差はありません。「M400SE」は、倉庫から見つかった#500茶縞用の完成軸を使用したと言われていますので、見分けは難しいのでしょう。ペン先のデザインは明らかに違います。右が「#500」、左が「M400SE」のペン先。最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、ウォーターマンのフロリダブルー。比較で「ペリカン M400 SE F」、「ペリカン M800 F」でも書いています。インクフローは良く、インクが盛り上がるような筆記線。若干、ザラツキを感じますが、それを補って余りある特徴があるので、書き味は悪くありません。このペン先は柔らかく、弾力があり、筆圧に応じて素直に撓ります。ペン芯の位置は、表から見えるか見ないかと言った感じの位置なので穂先が出過ぎているわけでもなく、ペン先自体が弾力を持っているようです。筆圧に応じて筆記線の太さも変化するので、筆圧を上手くコントロールできる人なら強弱のある線が描けるでしょうね。筆記サンプルでは、少し強めに筆圧を掛けて強調していますが、実際の変化は、Fなのでもっと微妙なものです。私には上手くコントロールできません。硬めのペン先でも筆圧を掛ければ、筆記線の太さは変化しますが、これは別次元。素直に筆圧を受け止めてくれます。柔らかいと言っても、コシはあるのでクセがあって扱い難いペン先ではありません。ペン芯のキズの影響もないようで、ペン先に関してはアタリだったようです。やはり、ペリカンの茶縞軸は、いいですよね。地味な色合いですが、模様も色合いも茶縞が一番綺麗に思えますし、全く飽きません。現行のグリーンストライプやボルドーも綺麗ですが、模様が整い過ぎていて逆に不自然だったりします。異常に人気が高いのは日本だけなのかもしれませんが、ぜひ、現行のモデルでも復活して欲しいです。
2010年01月11日
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今回は、昨年末にオークションで落札した万年筆のうちの1本です。何を落札したかと言うと、「パーカー 75 スタリーングシルバー」です。「パーカー 75」は、1964年(63年末?)から1993年の実に30年に渡って販売されたモデルで、その種類も豊富ですが、私が入手したものは、軸とキャップがスターリングシルバー製で、シズレ(クロスハッチ グリッド)と呼ばれる格子模様の軸を持つタイプです。「パーカー 75」の中でも「パーカー 75 スタリーングシルバー」は、唯一、1964年-1993年の全期間に渡って販売されたモデルで、それだけ市場に沢山の数が出ています。長寿モデルであることから種類も豊富で、これ専門に集めるコレクターもいるほどですが、販売本数が多いせいもあり、比較的入手し易いのも人気の秘密でしょう。 嵌合式のキャップを開けると、グリップ付きの樹脂製の黒い首軸が現れます。首軸のグリップともう1つの秘密兵器がパーカー75の特徴だったりしますが、秘密兵器は後で・・・。中古品ですので多少のキズはありますが、予想以上に綺麗な状態でした。実は、到着するまで心配だったんです。「パーカー 75」の本命は別にあったんですが、こちらは、そのオークションより先に終了し、画像も鮮明では無かったんです。ところが、本命の落札候補者が、かなり本気のようで、しかも「パーカー 75」ばかり集めている方と判明。勝負すると怪我をすると思い、終了までに最低限の質問しかできませんでしたが、こちらに乗り換えました。お陰で一切競り合い無しで7,100円で落札できましたよ。キャップには、矢羽のデザインのクリップが付いています。クリップの羽の枚数は8枚で、クリップが軸側に取り付けられているので、この特徴から1966年-71年頃の製造と推測できますね。キャップには、「PARKER」の他、「STERLING SILVER」、「MADE IN U.S.A.」と刻印があります。この刻印は、1964-73年頃の製造品の特徴です。天冠は、「フラットトップ」と呼ばれる平らな形状。軸のお尻も同様に平らです。この「フラットトップ」は、1964-70年頃の初期の製造品で、この特徴があれば、初期型と言うことでオークションでは一気に高値になります。逆に言えば、フラットトップ以外の「パーカー 75 スタリーングシルバー」なら比較的安値で手に入ります。前にも書きましたが、首軸にグリップがありますが、このグリップは、クセのあるペンの持ち方をする人にとっては、厄介な機能。そこで秘密兵器が搭載されています。首軸の先端に目盛りが見えますが、ペン先を回転させて自分にあった角度に調節できる仕組みになっているのです。目盛りのデザインは、時代によって変化してゆき、後期モデルでは目盛りは無くなります。これは、1964-71年頃に製造されたタイプになります。元々は、ペン先を回すための専用工具も付属して販売されていたのですが、中古で探すと欠品の場合が多いです。ペン先は、14金で、「PARKER」、「14K」、「U.S.A.」と刻印があります。ペン先の刻印、時代によって変化しますが、これは1964-73年頃の刻印のようです。ペン芯は、外側に溝のないフラットフィーダー。「XF」と刻印されていますが、ペン先はXF(極細)です。初期のものは、2桁の数字でペン先の種類を表示していましたが、1970年頃からアルファベット表記に変わったようです。ペン先を横から見ると、こんな感じです。ペン芯が薄いせいもあり、全体的に薄く感じますね。両用式で、何やら重厚な中押し式のコンバーターが付属していましたが、このコンバーターは、保管して置いて、現行のコンバーターを使うことにします。ちなみに首軸の螺子部分が樹脂製になっていますが、貴重な最初期型は金属製です。最初期型は、フラットトップの中でも、別格の高値で取引されていますよ。推測では、この万年筆は、どうも1970年あたりの製造品のようですね。つまり、40年くらい昔のものと言うことになります。最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、パイロットのブラック。比較は、・パーカー バキュマチック たぶんXF(極細)・パーカー デュオフォールド インターナショナル XF(極細)・パーカー フロンティア F(細字)です。金属軸なので独特の重量感と言うかバランスですね。実際の重量は、20gちょっとで、インクとコンバーターを入れても25gにも見たず、それ程、重いわけではありません。XF(極細)なので、筆記線はかなり細いです。ペン先は、柔らかくはないですが、全く、撓らないわけではありません。少し撓るのでガチガチではなく、撓り過ぎず、コシがあるので、確りとした筆記が出来る印象。インクフローは適度で、素直にインクが出るので扱いやすい万年筆ですね。中古で使い込まれているせいもあるでしょうが、文字が書き易いですよ。「パーカー 75」シリーズは、ヴィンテージと呼べるほど古くないものが多いですが、価格も手頃なので入門用としては、手を出しやすいモデルではないかと思います。ブームで、昔と比べると相場が高騰したそうですが、それでもオークションを利用すれば、5,000円未満での落札も可能です。パーカー75についての日本語の資料としては「趣味の文具箱 Vol.12」がシズレについて上手くまとめていると思います。より詳しく知りたい場合は、英語サイトですが「Parker75.com」が情報量も豊富で参考になりますね。
2010年01月23日
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ギターの音色は、その素材やPUの特性の影響を受けます。モデルや個体によって、ピークとなる周波数や各周波数帯のレベルが異なり、同じような外観のギターでも、随分と音色が異なります。周波数特性を変化させる機構として、ギターやアンプ、エフェクターにはトーン・コントロールを備えていることが多いですが、より明示的に周波数特性を変化させたいなら『イコライザー』が不可欠です。『イコライザー』と一口に言っても、調整する周波数帯を変更できる『パラメトリック・イコライザー』もありますが、予め周波数帯が固定されている『グラフィック・イコライザー』が扱いやすいでしょう。 『MXR M109 6 Band Graphic EQ』は、100Hz、200Hz、400Hz、800Hz,、1.6kHz、3.2kHzの幅にして1オクターブ分、6つの周波数帯を±18dBの幅で調整出来る『グラフィック・イコライザー』です。6.4kHz帯の調整も可能な定番の『BOSS GE-7』と比較すると調整幅は少し狭いですが、周波数帯自体は同じ理屈で決定されているようです。 画数は数体に対応した6つのスライダーが配置されており、中心位置が±0dBの状態です。『BOSS GE-7』のようにマスター・ボリュームを備えていないため、イコライジングした後で全体のレベルを調整するといったことは出来ません。 入力コネクタが、右側面の凄く高い位置にあります。理由は分かりませんが『MXR』のエフェクターでも異例の配置。この位置ならば他のエフェクターとコネクタが干渉しないのでペダルボードのスペース節約の役立ちます。出力用のコネクタも高い位置にあり、下の方には9V ACアダプタ用の電源コネクタが配置されています。個人的には電源コネクタの位置は上面が良かったけど・・・。裏側は凄くシンプル。ゴツゴツとした質感と相まって、質実剛健な感じです。電源はセンターマイナス9VのACアダプターだけでなく、勿論、9V電池でも動作します。ただし、電池交換の際には4本のネジを外して裏蓋を開ける必要があり、使い勝手は悪いです。イコライザーをONにするとスライダーのツマミに内蔵されているLEDが赤く光ります。暗い場所でも視認性が高いので、曲間に設定を変えたい場合には便利でしょう。『MXR M109 6 Band Graphic EQ』は、ゲインの増減幅が±18dBと他の製品と比べて広いと言った長所もありますが、何よりも音質への影響が少ない点が一番の魅力でしょう。EQをフラットな状態にしてオンにすると、僅かにゲインは上がりますが、音質の変化は少なく元のトーンが維持されます。マスター・ボリュームが無いという短所もありますが、それを補うのに十分な長所ではないでしょうか。デモ動画もアップしましたので参考にして下さい。 ・[DEMO] MXR M109 6 Band Graphic EQ
2016年05月08日
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最近、通販で買った商品レビューの第2弾です。先日書いた記事、「予定外にブライドルレザーの財布を購入してしまいました」で登場する「万双」の「ブライドル 二つ折り財布(小銭入付)」が手元に届きました。季節柄、秋(空き)財布にならないと良いですが・・・。買ったお店:万双買った商品:ブライドル 二つ折り財布(小銭入付) ネイビー価格:18,480円「万双」の通販サイトでは、滅多に商品が入荷しませんし、入荷しても直ぐに売り切れてしまうので、今回購入できて本当に幸運でした。10/20に、万双から入荷のお知らせメールが来たので即購入しましたが、既に注文が入り始めた後で正確な入荷数は分かりませんが、各色5個くらいではないでしょうか。夜には、レッド1つだけになり、いつの間にかそのレッドも売れて完売していました。ちなみに色は「ネイビー」を選んでいます。実は「グリーン」も捨てがたいと思ったのですが、モタモタしていると売り切れるので、あまり考える暇も無く「ネイビー」を選択。この財布で使われている「ブライドルレザー」は、タンニンなめしの成牛革に蝋(タロウ)を染み込ませた堅牢な牛革。イギリス発祥で、本来の用途は轡などの馬具です。エンジングと言って、使っているうちに色の深みが増し、色合いの変化が楽しめるので鞄、革小物用としても人気があります。「ブライドルレザー」と言えばイギリスが発祥で、本来はイギリスブランドの製品が有名ですが、最近は、日本の革メーカーもブライドルレザー製品に力を入れており、良い物が登場してきています。有名な英国ブランドの「Whitehouse Cox」や「ETTINGER」の物は全体的に薄造りで、コバの耐久性に問題のある「へり返し」という手法で革の端を処理している点が気になります。それに英国王室御用達の「ETTINGER」は持っていないので分かりませんが、「Whitehouse Cox」の縫製は今1つです。対して日本の「万双」の財布には適度に厚みがあり、コバの処理も「切れ目」である事がポイントです。耐久性を優先しました。最近は、日本でも「ブライドルレザー」をなめすタンナーが出てきました。日本製の「ブライドルレザー」を見た事がないので、実際のところは分かりませんが、「ブライドルレザー」自体は、イギリスのタンナーのものに一日の長が有るという評価が一般的でしょう。では、実物をチェックして行きましょう。外観はこんな感じです。色は「ネイビー」ですが派手さは無く、落ち着いた黒に近い色です。とにかく重厚な造りで、厚手の財布が苦手な人には合わないでしょう。デザインは至ってシンプル。余計な工夫はありません。お洒落かと言われれば微妙かもしれませんが、それなりに高級感はあります。この財布、重厚なはずで、糸とホック以外は、すべて革と言う豪華な総革造り仕様です。普通の財布の3、4倍の革を使用しているとか。特に内装に使っている革の量には圧巻。表側には「ブライドルレザー」が使われています。イギリスのタンナーのものだそうですが、タンナー等の詳細は不明。表面に白い粉のようなものが見えますが、これは「ブルーム」と言って染み込ませてある蝋が表面に浮き出たもの。ブライドルレザーの特徴です。「ブルーム」は、馬毛ブラシでブラッシングしたり、布で丁寧に拭けば取れますが、この程度なら使っているうちに落ちます。内装には、牛ヌメ革が使われています。牛皮をタンニンでなめしたもので、染色はされていませんので肌色。使っているうちに焼けて、比較的短期間でキツネ色にエイジングしますが、(特に色が浅いうちは)汚れや水に弱く注意が必要です。このヌメ革は、ベルギー製のものだそうです。内側には、4段のカードスペースとボックス型の小銭入れがあります。ここで重大な事に気付きました。注文した時、万双の商品写真を見る限り、内装の見返し部分(内装の一番上)にもブライドルレザーが使われる仕様でしたが、実物では、内装はすべてヌメ革。これはこれで個人的に好みなので、うるさく言うつもりはありませんが、実物と異なる写真を掲載するのはどうかと思うので、一応、万双には伝えておきます。それから、この財布には社名を含め「ロゴ」が全く入っていませんが、これは非常に珍しいです。通常、量産品の場合は、ロゴが無いと製品の識別が困難なため、ゴロの無い商品は、販売店の方が取り扱いを嫌がるのが普通です。他店に卸さず、「万双」でしか売らない商品だから、ロゴ無しに出来るんでしょうね。ここで、表側のブライドルレザーを細かくチェックします。革の宿命ですが、このブライドルレザーの表面には、結構キズがありますね。店頭で買う場合は、キズのあるものは避けられますが、通販だとこの辺りが弱いところ。コストの関係もあるでしょうが、多少、値段上がってもいいから、もっとキズの少ない革を使ってくれれば良いのに。手触りも適度にしっとりしていて良い感じです。後は、綺麗にエイジングしてくれるかが問題です。「ブルーム」落としを兼ねて、ちょっと磨いてみましたが、結構光沢が出ます。札入れ部分を見てみましょう。ブライドルレザーの裏(3枚のうち、一番右側の革)には、ヌメの1枚革が張られています。普通の財布では、見える部分(上の方)だけ革というパターンが多いですね。札入れ部分には仕切り(真ん中の革)が付いています。仕切りはヌメ1枚革で出来ており贅沢な作りです。内装側(3枚のうち、一番左側の革)にもヌメの1枚革が使われていますが、これもかなり贅沢な作りです。内装側にはカード入れや小銭入れが付くので、普通は、左右の内装を繋ぐ程度の革を張れば十分耐久性は確保できます。続いてカードポケットを見てみましょう。カードポケットは4段あります。ライナー(内張り)にもヌメ革が使われており、カードポケットの背面の下部のみ、ヌメ革の床面(裏側)をそのまま使っています。写真でも途中で色が変わっていますよね。内装右側に配置されたボックス型コインケース。あまり収納力はなさそう。沢山入れず過ぎても型崩れの原因になりますし。向かって左側から「かぶせ」が被さるように、横向きに配置されています。この小銭入れの向きは、人によっては使い難いかもしれません。ホックは、イタリアの「フィオッキ(FIOCCHI)」製。「フィオッキ」は、革物ではよく目にする有名なメーカーです。通常「FIOCCHI」と刻印があるので直ぐに分かります。しかし、このホック、「フィオッキ」とは思えないほど使い難い。硬くて開閉し辛いですね。当然、個体差があるでしょうから、悪いものに当たったかな?コインケースの内側を見ると、ホックの金具がむき出し、そのせいで、既に底に「アタリ」が付いてます。本来に金具の裏に何か貼るはずじゃないでしょうか?貼り忘れ?それともデザイン上のポリシー?これなら小銭入れ無くても良かったかなと言うのが正直な感想です。レビューの途中ですが、そろそろ、楽天ブログの文字数制限に引っ掛かりそうなので、続きは「万双のブライドルレザーの2つ折り財布を買いました その2」に書きます。
2008年10月30日
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これも昨年末にオークションで落札したものですが、70年代のモデル「モンブラン No.221」として出品されていました。ところが「軸は、221では無いのでは?」という質問が出ており、確認すると確かにキャップリングには「221」と刻印があるのですが、ペン先は明らかに221のものとは異なります。軸には「022/EF」というシールが貼られているように見えたので、軸のみ60年代の「No.22」と言うパターンは在り得るかもと思っていました。しかし、分かる方には分かったんでしょうね。私は、分かりませんでしたが・・・。最後まで、結構競り合いになり、8,500円で落札しました。一応、モンブランですが、けして豪華な造りではなく、軸もキャップも簡素です。むしろ樹脂製の安っぽい万年筆という感じが否めません。状態はとても良くて綺麗で、軸やキャップの樹脂は、まだ新品に近い光沢を放っています。難点は、軸にネームが入っている事くらいです。ちなみに軸のみ「No.22」ではと言う予想は外れました。キャップは勘合式で、首軸と軸の間には、幅が細めのインクビューが付いています。キャップをした状態では、「ペリカン M600」より少し長い程度ですが、軸径は細く、軸自体の長さは「ペリカン M400」ほどです。ペン先やインクビューは、60年代の「No.22」と70年代の「No.221」を合わせたような仕様。何なんでしょうね。このモデル。シンプルな金メッキのクリップが付いたキャップは、どうみても「No.221」のものに見えます。少なくとも70年代のモデルのものであることは間違いないでしょう。60年代の2桁モデルのものより、やや安っぽく感じる造りです。キャップリングは2重で、片側のリングに「221」の刻印。やはり、キャップ自体は「No.221」のもののようです。キャップが「No.221」のもののようなので、当然ですが、天冠は、70年代のデザイン。尻軸のホワイトスターも70年代のものに見えます。実は、このホワイトスター、簡単に外れてしまいます。60年のものの方が、明らかに造りが精巧で、好きですが・・・。軸に貼られているシールがオリジナルのものか分かりませんが、それを信じるならモデル名は「No.022」となりますが、そんなモデル見つかりません。無論、この軸は「No.22」のものではありませんし。インクビューは、幅が狭く、「No.221」と似ています。全体的な印象としては、「No.221」に近いのですが、ペン先は1世代前の「No.22」に近い感じです。吸入ノブは、動きが悪く、誤って破損するといけないので、後で何とかしましょう。ピストンリング付近に、黄色いリングが入っていますね。ペン先は14金ですが、エボ焼けやらで小汚い状態です。ペン先は、首軸に隠れていて、見えている部分は少ないですが、「ウイングニブ」っぽい感じ。やはり、ペン先と首軸の先端だけは、「No.22」に近い雰囲気です。ちなみに「No.221」はウイングニブではありません。首軸から僅かに覗くペン芯は、エボナイト製でしょう。これらの情報から考えて、ようやくモデル名が判明しました。しかし、このモデル情報自体少ないんですよね。「趣味の文具箱 vol.3」に写真が出ていて助かりましたよ。60年代に「No.22」などの2桁モデルは、販売を終了し、70年代になって「No.221」などが登場しますが、その合間に発売された短命モデルがあります。これは1970年に登場した過渡期の短命モデル、「No.0221」でした。特徴は、50年代から続く「ウイングニブ」の伝統を引き継ぐ、70年代のモデルであること。「No.0221」誕生の翌年、1971年には「No.221」が登場しますが、暫くの間は「No.0221」もカタログに掲載されていたようです。 掃除のため、バラしてみました。高級路線をとる現在のモンブランには存在しない、廉価モデルなので全体的な造りはチープ。樹脂軸は、結構ペラペラで、分解するときに樹脂が割れないか、ちょっと怖かったです。 吸入機構もバラしたかったのですが、やり方が分からなかったのでパス。吸入ノブの動きが悪かったので、シリコン潤滑剤で滑りを良くしておきました。最近、万年筆の洗浄ばかりしているので、うちの息子は、万年筆を水中の生物と思っているみたいです。万年筆を「おとと(魚)」と言いますから。ペン先とペン芯は、透明のケースに収められ、ユニットになっています。表面が平らなウイングニブ。どうも、60年代の「No.22」のペン先を流用したようです。ペン先には、「22」と刻印がありました。ペン芯の構造は、明らかにカートリッジ式を意識してます。しかし、この万年筆は、ピストン吸入式です。吸入式に対応するための、軸の先端に工夫が。ペン芯から突き出した棒を保護するための、パーツが軸の先端にありますね。「No.221」はカートリッジ式も存在したので、カートリッジ式への以降を意識した設計を取り入れたか、「No.221」と並行して販売された時期に共通の部品が使われたのかもしれません。キャップは、如何にも「No.221」のものの流用と言った感じです。60年代の「No.22」、「No.24」と比較していましょう。手前から「No.22」、「No.0221」、「No.24」と並んでいます。キャップリングが2重なので「No.2X」の後継にあたり、「No.22」にサイズかと思いきや、キャップをした状態では、やや大型の「No.24」に近いサイズになります。しかし、軸自体は、「No.22」に近いサイズですね。太さも「No.24」ほど、太くはなく、「No.22」に近い感じです。最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、パイロットの色彩雫 松露。比較は、・モンブラン 149 たぶんF(細字)・ペリカン #500 F(細字)です。ペン先はEF(極細)なのでかなり細い筆記線になります。紙の上を軽く走らせるだけでインクが素直に出る、非常に書きやすい万年筆ですね。「ウイングニブ=柔らかい」というイメージがあったのですが、第一印象は、予想以上に硬く感じました。勿論、撓りとフワフワ感はありますが、確りとコシもあり、私の頭の中のイメージとは、異なる撓り方でした。筆圧を上手く逃がすように自然に撓るので、優秀な設計のペン先と言えるのではないかと思いますが、古いペリカンとは、また違った感触です。扱い易さという点では、モンブランの方が上かもしれません。フーデッドタイプで、ペン先とペン芯はユニットに収まっていますし、ペン先は「No.22」のものの流用で小さめ。50年代のモデルや一世代前の「No.24」あたりだと、また違った印象になるかもしれません。
2010年02月04日
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昨年の11/28に最初の万年筆「パーカー ソネット」を手入れてから、ようやく、万年筆暦?1周年を迎えました。今回ご紹介するのは、予定外に楽天オークションで落札にした万年筆です。何やら豪華な箱に入ってますね。実は、この万年筆、記念品として元の持ち主に贈られたもの。蓋のプレートには、「日本のある会社の社員がパーカーを訪問した時の記念品」であることが刻印されています。さて、箱の中身はと言うと・・・。パーカーを代表するモデル「デュオフォールド インターナショナル パール&ブラックGT」です。未使用で、万年筆本体には、記念の刻印はありません。定価73,500円のところ、全く競り合いにならず、2万円で落札。加えて、ポイント利用で、実質的な出費は、1万3千円ほど。お買い得でした。「デュオフォールド」は、歴史も古く、非常に種類の多いモデルですが、これは現行品になります。大きい順に「センテニアル」、「インターナショナル」、「デミ」の3つがあり、私が入手したのは、真ん中のサイズ。長さ131mmなので、けして大きな万年筆ではありません。しかし、存在感は十分。色は、他にブラック、チェック模様3種と金具のメッキ色違いがあり、種類は豊富です。 マーブル調の真珠色の軸には、不規則な黒い線が配されており、見た目にも綺麗な軸ですね。しかし、残念なことに、キャップと軸との間に模様の連続性はありません。継ぎ目があるようには見えないのに、キャップリングの前後でも連続性が無いのは摩訶不思議。この軸は「アクリライト」と呼ばれるアクリル系樹脂の削り出しと思っていましたが、海外のサイトでは「cast」と書かれている場合もあるので成型かもしれません。しかし、この黒い線、どうやって入れたんでしょうね。軸の内部を見ると、内部にも黒い線が見られるので、後で書いたわけではなさそうです。しかし、内外で黒線の出方がかなり違います。特に、模様が途切れるキャップリング前後では、内外の黒線模様の差が激しい。樹脂に練り込んで、この模様が出せるんでしょうか?不思議です。キャップは螺子式になっています。開閉に要する回転数は、2回転ちょっと。流石に2回転以上ともなると、少し開閉にもたつく感じです。それほど、長さのある万年筆ではありませんが、尻軸にキャップを取り付ければ、それなりの長さになります。個人的には、この方が書き易いし、見た目にも貫禄が出ます。キャップには、2重のリング。それから、パーカーのシンボルマークとも言える矢羽のクリップ。これらの金具には金メッキが施されています。そのクリップの下を良く見ると穴が開いてますね。この穴もパーカーらしい特徴の1つです。天冠には、「エース」を象徴するマークが。モデル名を表す「DUOFOLD」の文字もあります。ちなみに社名やデイトコードは、尻軸部分に刻印されており、これは2006年の第一4半期の製造。ペン先は、18金で、一部にロジウムメッキが施され、2色染め分けタイプ。天冠同様の装飾が、ペン先にも施されています。このペン先は、意外と手間が掛けられており、「くるみのチップ」で56時間かけて磨いて仕上げられています。それに意味があるかと言われると疑問ですし、無駄なコストアップにつながっている気もしますが、一見、意味のない努力にこそ、モノ造りの本質があると思うので、個人的には評価してあげたいですね。ペン芯は、外側に溝がないフラットフィーダータイプ。乾燥には強いのかもしれませんが、ちょっと安っぽく見えるので、はっきり言って嫌いです。ペン先のサイズが不明だったのですが、ペンポイントも小さいですし、ペン芯に「X」と彫られているので「XF(極細)」ではないかと思います。両用式で、金具が金色のコンバーターが付属しています。下に色違いの銀色のコンバーターを置いてみました。ちなみに、どちらも値段は変わらないはずです。最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、ウォーターマンのブルーブラック。比較は、「ラミー サファリ EF(極細)」と「パイロット カスタム 823 F(細字)」。国産のFくらいの太さを予想したのですが、意外に太く、実際には中細と言った感じです。これでも、手持ちの万年筆では、筆記線の細い部類に入ります。そもそも、筆記線が細い万年筆も太い万年筆もあまり持っていないので・・・。フローは良好で、お世辞にも滑らかとは言えませんが、普通にスムーズに書けます。万年筆としては、扱いやすく、書き易い部類になるでしょう。ペン先を見た感じでは、ややスリットが開き気味な感もあるので、もう少し縛ると違った印象になるかもしれません。ペン先は、皆さんが言われている通り、硬いです。同じくパーカーで、ペン先が柔らかい「ソネット」とは大違いです。柔らかいペン先を持つ万年筆なんて皆無と言って良いような状況ですから、騒ぐ程の事ではないですが、やはり、かなり硬い。ペン先の硬さは、好みの問題であって、ペン先が硬いことは、必ずしもマイナス要因ではない事を誤解がないように書いておきます。ある程度、コシの強さが無いとペン先の追従性が悪くなって、速いスピードでの筆記に向かなくなりますし。と言っても、追従性の悪いペン先なんて、パイロットのフォルカンとかしか思いつきませんが・・・。あんまりフォローになってないですが、ともかく、悪い万年筆ではないです。にも拘らず、日本では、人気が無いような気が・・・。ペン先や天冠のデザインも不人気の理由の1つでしょうが、根本的な原因としてセールスポイントが少ない割りに、価格が高い事が影響しているのではないかと思います。もし、ブランドイメージで選ぶなら「モンブラン」の方が同じ価格帯でも上。もし実用性を重視するなら、ペリカンの方が遥かに安い。何となく、中途半端な感じなんですよね。セールスポイントが無いと言うわけではなく、表現が下手と言う話もあると思います。パーカーには、もうちょっと頑張って欲しいものです。
2009年11月28日
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実は、子供の頃からアトピー性皮膚炎に悩んでいまして、症状は酷くは無かったのですが、湿疹が良く出ていました。流石に大人になってからは、症状もあまり出なくなったのですが、冬場、乾燥してきたりすると、時々、湿疹が出る事があります。そこで、湿疹を抑えるための軟膏を常備しています。「合成副腎皮質ホルモン」が有効成分の所謂「ステロイド剤」ですね。アトピーで悩まれている方なら、よくご存知でしょうが、この「ステロイド剤」は、湿疹や痒みを抑えるのには効果的ですが、副作用が強いと言う欠点があります。だから、薄く塗って少量ずつ使う、1日に何度も塗らない、長期に渡って常用しないなどのルールを守る必要があります。皮膚科に行って、処方してもらうのが一番安全で安上がりなんですが、面倒なので大人になってからは日本に居た時も薬局で買える市販のステロイド剤を買って済ませていました。中国へ来た時も、多目に「ステロイド剤」を持ってきたのですが、中国での調達方法を見つけておかないと、そのうち困ります。最悪、面倒でも病院に行けば良いのですが・・・。そもそも、中国語で「アトピー性皮膚炎」って何て言うのかが分からない。中国人の奥さんに聞いても分かりません。中国でも「アトピー性皮膚炎」の子供は沢山居るでしょうが、言葉自体一般的ではないので、風通の中国人の多くは「アトピー性皮膚炎」なんて病気自体知らないんです。そこで自分で調べたところ、中国語でアトピー性皮膚炎は、「特應性皮炎」とか「昇應性皮炎」、「変應性皮炎」とか呼ばれているようです。他にも色々呼び方があるようですね。で、効能にアトピーに効くと書いてある薬で、薬局で見つけたのがこれ。「
2008年11月07日
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今更ながら「深セン通」を買いました。「深セン通」は、地下鉄、バスの運賃支払いの他、コンビニやスーパーでの支払いにも使えるICカードです。ただし、その名の通り、広東省シンセン市でしか使えません。このICカードは、前身のバス専用のICカード時代まで遡れば歴史が古く、私が始めてシンセンに来た2002年には存在していましたね。その後、2004年末の地下鉄の開通と合わせる形で、地下鉄での利用可能なカードにアップグレードし、名称も「深セン通」になったのですが、今まで何となく使わずに過ごしてきました。郊外に住んでますので、地下鉄はあまり乗らないし、バスは利用しますが、少し前までは郊外を走るバスでは、「深セン通」は利用できなかったので、無くても不便はありませんでした。ここへ来て購入に踏み切った理由は、この前買った「定期入れ」の裏側が寂しかったから。参考記事:イタリアオイルレザー ブッテーロの定期入れ、発色が綺麗です。と言うことで、「深セン通」は、この前買った「定期入れ」の裏側に収まりました。「深セン通」は、香港のICカード「オクトパス(八達通)」を意識して作られたようですが、まだ、対応する店舗が少ないので、「オクトパス(八達通)」ほど便利ではありません。しかし、この「深セン通」は、一応、中国で一番普及しているICカードらしいです。ちなみにこちらが、香港の「オクトパス(八達通)」。市販の「深セン通」には、デポジットを払ってカードを借りる「レンタル版」とICカードを買い取る「販売版」の2種類がありますが、私が買ったのは「販売版」の方です。50元(約759円)分のチャージ込みで80元(約1,214円)でした。つまり、ICカード代は、30元(約455元)です。ところが、公式ホームページの説明を見るとICカード代は、25元(約379円)になっているので、5元(約76円)騙されたかも!スーパーの前の電話カードなんかも取扱う露店で買ったので仕方ないですね。買ったお店:露店の電話カード屋買った商品:深セン通 ※センは、土へんに川価格:80元(約1,214円)
2008年09月16日
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少し前に手に入れた、銀座 佐々木商店の「つやふきん」。「趣味の文具箱Vol.1」を調達頂いた時に、「銀座近辺で欲しい物はありませんか?」と聞かれ、一緒にお願いしました。多分、暑い中、銀座まで買いに行かれた事と思います。お手数をお掛けしました。銀座と言えば、ある意味聖地。なのに、「なぜにつやふきん?」と思われるかもしれませんが、独力で調達が難しいものを一生懸命に考えた末、その時は「つやふきん」しか思い浮かばなかったのですよ。ところで「はやふきん」と読んでしまうのは私だけ?正しい商品名は「つやふきん」です。「つやふきん」は、古風なデザインの紙のパッケージに収まっています。中身はと言うと、見た目はただの黄色いタオル。ところがただのタオルじゃありません。広げてみると、どうですか?やはり、ただのタオルです。そもそも「つやふきん」と言うのは、仏壇などの艶出しに使う布を指すようで、ネットで検索すると同じ名称で別の製品が見つかります。しかし、佐々木商店のものは「イボタロウカイガラムシ」と言う虫の分泌物から得られる蝋が染みこませてあるのがポイント。そもそも、佐々木商店は、喫煙具のお店で、この「つやふきん」をブライヤーなどで出来たパイプの艶出し用に販売しているのですが、パイプだけでなく、木軸の万年筆の艶出しにも効果的で、万年筆愛好家の間では、結構有名な商品になっています。 価格は1枚1,000円也。他にも、エボナイト、真鍮、楽器などにも良いそうです。佐々木商店住所:東京都中央区銀座1-8-17電話:03-3561-3554営業時間:月~金 10:30~19:30(土曜 18:00迄)、日祝休業日「つやふきん」は手に入れたのですが、問題は磨く万年筆が無いと言うこと。しかし、先日、念願の木軸万年筆を注文しました。「パイロット カスタム カエデ」です。このモデルは、木軸としては値段が安いので、結構、お買い得だと思います。ペン先も同じ14K、10号でも「カスタム 742」のペン先とは違っていて、このモデル専用のものとの事。届くのが楽しみですね。
2009年09月24日
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今回もケースねた。不況の中でも計り知れない物欲のお持ちの皆様のことですから、当然、世間一般の常識からすると異常な数の万年筆をお持ちでしょう。きっと。集めた万年筆はコレクターズ・ボックスなどに納めて大切に保管されていることと思います。実は私もコレクターズ・ボックス2つ持ってたんですが、サイズの関係で日本への引越しの際にボックスのまま送ることは断念し、2つのコレクターズ・ボックスとは、その際にサヨナラしました。日本へ戻ってきて約1年になりますが、使うものはペンケースやペン立てで保管し、使わないものは、メーカーが納入時に使う樹脂製のケースに入れてダンボールに収まっていた有様。そろそろ何とかしないと。 しかし、こういうものはお高いので・・・。で、前々から目をつけていたのがコレ。「SAYA(彩)」です。送料込7,980円とこの手の商品としては激安かと。レビューは少ないですが売り切れと入荷を繰り返していたので、それなりの人気商品なのでしょう。多分。実物は、ハイこれです。木製で見た目は悪くないです。最上段は、透明のアクリルガラスが嵌めこまれた天板を開閉して出し入れする構造です。見せるためのスペースですね。ここには10本のペンが収納出来ます。下には2段の引き出しがあり、上段はペンが10本収納できるスペースになっています。下段は高さのあるスペースになっており、インクなど大きなものも収納の可能。私の購入したものは下段の引き出しの開閉がちょっとスムーズでありません。木の表面は赤みの強い茶色に塗られており、中々良い感じです。木目はプリントかもしれませんが結構綺麗ですね。引き出しと天板を開けるとこんな感じです。ペン20本とインクなどを収納出来ますが、収納力は中途半端かもしれません。引き出しの裏側は、こんな感じ。凄く丁寧とは言えませんが、十分に及第点の加工かと。本体の内側は粉を吹いたようになっており、ちょっと小汚いですね。まぁ、加工自体は及第点かと。ペンを収納してみました。主にバランス型のものになりますが、キャップのリング系が太いものは収まりが悪いです。ペリカンは大丈夫。下段は高さがあるのでモンブランのインクが箱に入れたままで丁度収まりましたが、インク瓶は意外に嵩張るので沢山収納できるわけではありません。写真では分かりませんが、モンブランの現行インクの後ろに旧パッケージのモンブランのインクを箱のまま収めています。 収納力はやや劣るものの、それなりに高級感もありますし、何よりも良心的な価格が魅力です。これ程お買い得なコレクターズ・ボックスは他にないのではないかと思います。特に「レッド」は木の質感が楽しめてオススメです。
2013年03月17日
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最近、購入したインクのうち、ロイヤルブルー系をまとめて比較してみます。「ヨーロッパ規格?のインク」で書いた「ウォーターマン フロリダブルー」、「パイロットのP式万年筆」で書いた「モンブラン ロイヤルブルー」、「ちょっとしたインク祭り?」で書いた「ONLINE KOMBI PATRONE ロイヤルブルー」の3種と「ペリカン 4001 ロイヤルブルー」を比較してみます。 最近、一気にロイヤルブルー系のインクが一気に増えてしまいました。この中から、常用するインクを絞ろうと思っています「ONLINE」のカートリッジインクは、ヨーロッパ規格とラミーの両方に対応しているという面白さで買っただけですので、常用するつもりはありませんが・・・。では、インクの比較してゆきましょう。4種とも、赤みを帯びた紫寄りの色調で、補正が下手なので分かり難いと思いますが、微妙に色調が異なります。モンブランが一番、赤みが強く紫寄りの色調です。ウォータマンのフロリダブルーとペリカンのロイヤルブルーは、良く似た色合いですが、ウォーターマンの方が、僅かに青が強く、鮮やかかもしれません。ONLINEは、一番、濃紺色に近いロイヤルブルーです。最初に書いておきますが、この中でも「ウォーターマン フロリダブルー」が劣っていると言う意味ではありませんので。たまたま、「ペリカン 4001 ブラウン」から「ウォーターマン フロリダーブルー」に入れ替えた万年筆があったので感じたのですが、「ペリカン 4001 ブラウン」より、書き味が劣りますね。粘度は、ほとんど変わらないようなのですが、「ペリカン 4001 ブラウン」は溶媒が蒸発しやすいのか、粘度が高いように感じます。書き味が劣るように感じるせいかもしれませんが、「ウォーターマン フロリダーブルー」は、「ペリカン 4001 ブラウン」と比較して、水っぽく感じる割りには、インクフローが悪いようにも思います。続いて耐水性のテストです。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。水性染料インクなので予想はしていましたが、見事に流れてしまいました。やはり、目だった耐水性はありませんね。ペーパークロマトグラフィーも試してみましたが、以前、実施した「ペリカン ロイヤルブルー」と同様に、面白くない結果に終わっています。結果からは、1色の染料で構成されているように見えます。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。万年筆のインクを消せる「ペリカン スーパーシェリフ」の「ロイヤルブルー」版があったので、試しに消してみました。「ペリカン ロイヤルブルー」が消えるのは当たり前ですが、他の3種も良く消えます。「ペリカン スーパーシェリフ」は、ペリカンのインク以外にも、他社の良く似た色調のインクなら消せる場合があります。 ちなみにロイヤルブルー系ではなく、青系といも言い難い「ウォーターマン ブルーブラック」で「ペリカン スーパーシェリフ」を試すとどうなるでしょうか?答えは、グリーン色になります。「ウォーターマン ブルーブラック」は、青と緑の染料で構成されており、青が消える事で、緑に変化したと言うわけです。ちなみに「パーカー クインク ブルーブラック」も、同じように緑に変化します。一応、常用するインクは「モンブラン ロイヤルブルー」になりそうです。ペリカンなどと比較すると赤味が強いですが、中々、綺麗な色です。耐光性については、まだ結果が出ていませんが、どうも、過度に期待しない方が良さそうです。
2009年05月10日
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これも昨年末にオークションで落札した1本ですが、以前から欲しかった1本でもあります。何やら古めかしい箱に入ってきました。外側もそうですが、内側にも染みが沢山あります。何が入っているかと言うと、パーカーの名作「パーカー 51」です。特に豪華な仕様ではなく、樹脂軸と金張りのキャップの組み合わせ。緑色の軸と金色のキャップの対比が個人的には気に入っています。緑と言っても、鮮やかな緑ではなく、灰色がかった緑ですね。色は、「Navy Gray」と呼ばれる色に似たものがあるので、それではないかと思いますが、良く分かりません。「パーカー 51」は、1941年から70年代中頃まで販売されたロングセラーで、驚異的なセールスを記録したモデルでもあります。 何といっても最大の特徴は、首軸のデザインで、ペン先は首軸に殆どが隠れたフーデッドになっています。軸は、リング意外には変化に乏しく、同じ素材の樹脂が全体に使われた「のっぺり」としたデザインですが、独特のシルエットが魅力的です。「パーカー 61」、「パーカー 41」、「パーカー 21」にも、同様のデザインが採用されていました。オークションに「未使用品」と言う形で出品されていたものですので、それなりに競り合いにはなりましたが、14,050円で落札できました。見ての通り、状態は非常に良く、軸もキャップも綺麗です。おそらく、出品者の言う通り未使用かそれに近い状態のものでしょう。ただし、インクを吸入したことがあるのではないかと思います。吸入機構内部を洗剤で洗浄した形跡がありました。軸上には、穴が開いてますが欠陥や破損ではなく、呼吸穴。時代によって、穴の位置が違うようです。「パーカー 61」にも同じ様な呼吸穴が見られますね。実に30年に渡って販売されたモデルですので、キャップにも様々な種類があるのですが、私の物は、12金張りのキャップ。縦縞模様が入っています。矢羽のデザインのクリップは、やや短めのサイズ。金色キャップと言うのは、一見派手そうですが、組み合わせる軸によっては、嫌味も無く、落ち着いて見えるので、最近は、結構好きになりました。キャップには「MADE IN U.S.A.」、「1/10 12K GOLD FILLED」と刻印があり、その上には楕円に矢の「Halo logo」があります。こう言った特徴は製造時期を特定する手がかりとして重要です。天冠には、ストーンが取り付けられています。おそらく樹脂製でしょうが、透明感のある白っぽいストーンは、中々綺麗です。ペン先の大部分は、首軸に隠れてしまっているので、外からは細部は分かりませんが、14金のペン先が使われているはず。「パーカー 51」は、基本的に金ペンですが、「パーカー 51 スペシャル」のペン先は、オクタニウム製で金合金ではありません。ペン芯も殆ど首軸に隠れてしまっていますが、エボナイト製のように見えました。吸入機構は、「Aeromatic Filling System」。「パーカー 51」としては、第二世代の吸入機構です。サックには、30年以上の耐久性を見込んだデュポン社製の「Pli-Glass」が使われています。中押し式のコンバーターに見えますが、取り外しはできません。吸入機構も様々で、初期のものは、バキュマチックと同様の「Vacuum Filler」が採用されていました。両用式のものも作られています。吸入機構のフレームには、モデル名を表す「PARKER "51"」と言う刻印の他、結構な長文も刻印されています。私のものには、TO FILLPRESS RIBBED BARFIRMLY 4 TIMESHOLDING PEN POINTDOWN, WIPE POINTWITH SOFT TISSUE. USE PARKER INK.THE PARKER PEN COMPANYMADE IN U.S.A.とありますが、時代により文面が異なるので、製造時期を特定する手がかりになりますね。「パーカー 100」が廃盤となった現在では、「パーカー 51」のデザインを継承するモデルは存在しませんが、中国の「英雄」と言うメーカーが、「パーカー 51」タイプの万年筆を現在も製造しています。これらと比較してみましょう。手前から、「英雄 100」、「英雄 616」、「パーカー 51」と並んでいますが、「英雄 616」は良く似てますね。キャップも「英雄 616」は良く似ています。クリップが矢羽である点までそっくりです。3つ共にフーデッドですが、やはり「英雄 616」が特に似ています。ただし、「英雄 616」のリングに見えるものはインクビューです。「パーカー 51」は、その特徴により、MARK 1~MARK 4の4つに大別できます。私のものは、1948年から1972年にかけて販売されたMRAK 2。そして、MARK 2の中でも1950年以降の製造品であるMARK 2 TYPE 2になります。更に絞り込むと、・キャップに「Halo logo」がある。・軸の横に呼吸穴がある。・「51」の刻印がキャップにない。などの特徴から、1960年代前半の製造品ではないかと思われます。最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、モンブランのロイヤルブルー。比較は、・パーカー 75 XF(極細)・パーカー デュオフォールド インターナショナル XF(極細)です。筆記線は細めで、字幅は、XF(極細)くらいではないかと思います。見た目は、硬そうな感じがするのですが、ペン先は思ったより撓るようで、けして硬いペン先ではありません。今時のペン先と比較すれば、むしろ柔らかい部類になると思います。ただし、未使用である分、馴染んでいないと言う違和感を少し感じますね。それに、インクは素直に紙の上に乗ってくれるのですが、フローが微妙に安定しません。実を言うと、ペン先が見えないフーデッドは、あまり得意ではないんです。それが違和感の一番の原因かもしれませんが。形は好きなんですがね。まぁ、このまま少し使い込めは、いい感じになるのではないかと思います。「パーカー 51」は、相当売れたはずなのですが、時代がやや古い事や樹脂軸のモデルが多かった事が影響するのか、探すと、意外に良い出物がありません。今回、状態が非常に良いものが手に入ったのは、とてもラッキーでした。「パーカー 51」に関する情報ページとしては、英語サイトですが「Parker51.com」が情報量が豊富です。ただし、上手くまとまっていないのが難点。「PARKERPENS.NET」の方が読みやすいかもしれません。
2010年01月28日
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小ネタが、色々と溜まったので、しばらく、放出してゆきます。先日、「パイロット ネオックス イーノ」と「三菱 Uni ナノダイヤ」を購入しましたが、今回、持っていなかった硬さを埋めるべく、追加購入して来ました。参考記事:ペンシルは芯が命。シャープペンの替芯、色々。すべて、香港の文具店で買いましたが、値段は、1ケース150円くらいです。「パイロット ネオックス イーノ」は、0.5mm B、2B、3Bを持っていましたが、一番柔らかい4Bは持っていなかったので購入。あと、0.9mmのHBも買っています。0.9mmは、2Bまであるはずなのですが、HBしか売ってませんでした。0.9mmともなると、かなり径が大きいですね。ちなみに、この時点では0.9mmのシャープペンは持っておりません。「三菱 Uni ナノダイヤ」は、0.5mmのB、2Bを持っていましたが、更に柔らかい3Bと4Bも購入してみました。お気に入りが「パイロット ネオックス イーノ」なので、使うかどうか分かりませんが・・・。「パイロット ネオックス イーノ」と比較すると、濃さと柔らかさで劣りますが、3B、4Bなら期待できるかもしれません。さて、実際に書き比べてきます。比較のため、「パイロット ネオックス イーノ 0.5mm 3B」でも書いて見ました。「パイロット ネオックス イーノ 0.5mm 4B」は、流石に柔らかく、濃く、滑らかですが、既に3Bで強度に不安を覚えていたので、あまり実用的な硬さとは言えないかもしれません。「パイロット ネオックス イーノ 0.9mm HB」も期待以上に濃い描線になりました。「三菱 Uni ナノダイヤ 0.5mm」の3B、4Bもそれなりに濃いのですが、柔らかく、濃い「パイロット ネオックス イーノ」と比べると、面白味に書けます。ただし、強度は「三菱 Uni ナノダイヤ」の方が上で、3B、4Bでも安心感があります。 お次は、後日購入した0.9mmのシャープペン。ステッドラーの「925 09」です。値段は、HK$48(約585円)でしたので、安いとは言えませんね。 大した機能は無いのですが、便利な機能としては、硬度表示があります。3H~2B(F有り)まで表示が可能です。それからちょっとした工夫ですが、0.9mmであることが一目瞭然。これなら、径違いで揃えても大丈夫ですね。特にペンスタンドに立てている状態で、迷わずに済みます。ガイドパイプは、製図用らしく長めです。定規を使う時には、このタイプが便利。機構部先端のチャックは金属製。先日、購入した「ステッドラー グラファイト760」と「ファーバー・カステル Basic Metal Machanical Pencil Chrome Plated/Matt 138472」は、樹脂製のチャックでした。金属製でも、樹脂製でも、最近のモノは、耐久性に大差は無いようですが、カチカチとノック音がする金属製は、何となく気持ち良いです。0.5mmのペンシルと並べてみました。径が、倍近く違うので、随分と太く見えます。実際に書いてみるとこんな感じです。0.7mm、0.5mmと大差ないように見えますが、0.7mm、0.5mmは、かなり柔らか目の芯を使っているからで、0.9mmともなると、かなり太く書けます。こうやって0.9mmのペンシルを使ってみると、次は、ちょっと良いものが欲しいと思ってしますので危険。シャープペンの出番は万年筆と比較すると、多くはないですし・・・。
2010年05月27日
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ウクレレ用にスタンドを購入しました。『ARIA』が取り扱う『AROMA AUS-02』という小型楽器用スタンドです。ウクレレ、ヴァイオリン、フラットマンドリンなどの小型楽器に対応。 折り畳んでコンパクトに収納出来るスタンドで、持ち運びを意識した製品です。樹脂製なので重量も176gと軽量。楽器が接触する部分にはシリコンクッションが張られていますが、保護用としては硬すぎる印象です。また、楽器を受ける部分の幅は、62mmから85mmの範囲で調整出来るようになっています。 パイナップル型のソプラノウクレレを置いてみました。楽器を支えるアーム部分が床に着く単純な構造のため、安定性にも優れています。
2016年05月18日
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左メニューに表示されているブログのカテゴリ分けを変えてみました。少しは、過去記事が探しやすくなったと思います。記事は自分用の資料でもあるのですが、我がブログながら、目的の記事が見つけ難く、正直Googleで検索した方が早かった状態です。技術的には難しく無い作業ですが、記事を1つずつ変更する完全な力作業です。頻繁に記事は書かないものの、既に330も記事があったので、結構疲れました。それなりに達成感はありましたが・・・。楽天ブログは、あまり作りが良くないので、カテゴリ分けしても記事数が多くなると、過去記事を探すのが至難の業になります。気になったら、更に細かくカテゴリ分けするかもしれません。さて、今回は、パーカー 51のキャップの修理のお話です。問題のパーカー 51は、よくあるMark2Type2です。外見上は全く問題ないのですが、キャップの内側に問題がありまして・・・。 パーカー 51のキャップの内部には、4枚の金属板が取り付けられており、この金属板で首軸のリングを押さえることでキャップを固定する構造になっています。首軸全体で固定していないので、キャップを開け閉めしても首軸が傷つかない賢い仕組みです。この4枚の金属板のうち1枚が取れかかっている状態でした。金属板は、インナーキャップ状に狭くなった部分に固定されているようなので、簡単には脱落しないでしょうが、このままにして置くのも嫌なので修理にチャレンジしてみる事に。修理前の状態は、うっかり写真に撮り忘れました。金属板がキャップの内面から浮いてしまっている状態を想像して下さい。下の写真は修理後の状態になります。接着剤で貼り付けているのですが、金属板の周りに余分な接着剤が残っているので、多少、修理後が目立ちますね。余分な接着剤は、首軸を傷付ける恐れもあるので、一応、耐水ペーパーで削ったのですが、結構、大変な作業なので支障の無い部分はそのまま残しました。キャップの内側には、指など入るはずもないので、耳かきや竹串に耐水ペーパーを巻きつけての作業。結構、大変です。耐水ペーパーでの処理を除けば、単に接着剤で貼るだけの作業なのですが、実際やって見ると作業は簡単ではなく、2回、やり直しています。そもそも狭いキャップの内側に正確に接着剤を塗ること自体、至難の業なので、最初は、多少はみ出ても良いように、2液混合のエポキシ系接着剤を使いました。エポキシ系の接着剤は、塗った後でも拭き取り易いので、思い切って塗れます。しかし、これが失敗で、エポキシ系接着剤では、修理部分に厚みが出てしまい、キャップが奥まで刺さらなくなってしまいました。加えて、厚みが出ることで修理部分に余分な力が掛かるためか、キャップを開け閉めしているうちに、修理した部分が外れる始末。仕方が無いので、一旦、乾いたエポキシ系接着剤を耐水ペーパーで削り、今度は、アロンアルファで接着してみる事に。とは言え、アロンアルファを綺麗に塗れる筈も無いので、余計な部分にも付着してしまいましたが、乾燥後、耐水ペーパーで削れば、ある程度綺麗になりました。ところが、これもキャップを開け閉めしていると接着面が外れてしまったじゃないですか!キャップの中が汚くなることを恐れて、使用量を遠慮したのが失敗の原因?金属板全体にアロンアルファが行渡るように塗らないと強度が確保できないのかもしれません。残った接着剤を耐水ペーパーで削り、今度は、アロンアルファを金属板全体に流し込むように使いました。当然、はみ出ますから、キャップの内部は大変な事に。それから、修理箇所に厚みが出るのを避けるため、余分な接着剤を追い出す様に、竹串で金属板を確りと押さえつけて乾くのを待ちました。最後は、大変な事になったキャップに内部を綺麗にするために、耐水ペーパーでひたすら余分な接着剤を削ります。以上の作業で現状に至りましたが、今の所、問題はなさそうです。しかし、キャップの開け閉めの度に力が加わる箇所なので、いずれ、外れるような気がします。
2010年08月29日
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1月に香港の文具店「中南図書文具有限公司」で購入した「ラミー ブルーブラック」。買ったお店:中南図書文具有限公司買った商品:ラミー ブルーブラック価格:HK$65(約750円)暫く、仕舞い込んでいたのですが、ようやく使い始めました。このインクは、古典的ブルーブラックインクと言われています。古典的ブルーブラックインクは「ペリカン 4001 ブルーブラック」に続いて、これで2瓶目。 ラミーのインクは、円柱状のボトルで形自体、少し変わっているのですが、実は、ここに2つの工夫があります。まず、瓶の下半分がプラスチックのケースに覆われており、ここに紙がトイレットペーパーの様に巻かれています。この紙は、吸入の際に万年筆についたインクを拭き取るためのもので、この様な工夫は他に例がないと思います。更に瓶の底が、細長く出っ張った形状になっており、インクの残りが少なくなった時は、ここにインクが溜まるので、最後までインクを吸入しやすい構造の瓶です。残り少ないインクを吸入しようとして、瓶を傾け過ぎて大惨事になったりすることもありません。以上のように良く出来たインク瓶なのですが、良い事ばかりでなく、無駄に嵩張ると言うデメリットもあります。一見、大きくは見えますが、内容量は50mlとけして多くはありません。では早速、試しに書いてみましょう。比較の「ペリカン 4001 ブルーブラック」は、古典的ブルーブラックインクで、「パイロット インキ ブルーブラック」は水性染料系のブルーブラックインクです。紙は、ブロックロディア No.11。書いた直後は、もう少し青みが強く、乾くと黒っぽく変化します。このインクは、インクフローが悪いと言う話が良く出ていますが、確かに良くはありませんね。しかし、フローの良い「パイロット カスタムカエデ 中字」に入れたので、書き難いと言う事はありませんでした。色調は「ペリカン 4001 ブルーブラック」と似ていますが、ペリカンの方が、乾く前も、乾いた後も、少し青みが強いかもしれません。と言っても、どちらもかなり黒寄りですが。「パイロット インキ ブルーブラック」のような青味はありません。続いては、耐水性のテスト。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。古典的ブルーブラックインクと言っても染料が含まれているようなので、多少は水に滲みますが、かなり水に強いですね。「ペリカン 4001 ブルーブラック」も、かなり耐水性があるのですが、ラミーの方が耐水性は勝っているように思います。最後は、ペーパークロマトグラフィーです。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。色の分離は見られませんね。おそらく青系の染料インクが含まれているのでしょうが、何種類なのかは、この結果からでは分かりません。最近まで、古典的ブルーブラックインクを敬遠していたのですが、実際に使ってみると、普段、よく使う万年筆に使う分は、特に問題ないように感じました。最近は、良い洗浄方法もあるようですが、万年筆の中で乾燥させてしまうと厄介なインクであることは変わりないので、最低限の注意は必要だとは思います。
2010年04月01日
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モンブランの筆記具では、実質的に最高峰となるのが「マイスターシュテュック」シリーズ。「マイスターシュテュック」シリーズとしては、149、164を持ってますので、これで3本目ですが、今回のモデルは趣が違います。1950年代には、所謂モンブランらしい形であるバランス型の「マイスターシュテュック」が充実していましたが、1959年には、149を残してすべて廃盤となります。 60年代には、全くデザインが異なる2桁型番のモデルが主流となりますが、今回紹介する「No.12」もその1つです。「No.12」のサイズや基本的なデザインは、下位モデルである「No.22」と変わりません。「No.22」との大きな違いは、キャップリングの形状と尻軸にリングが入っている事、加えてペン先が14金ではなく18金である点です。そして、10番台モデルの「No.12」と「No.14」には、「マイスターシュテュック」を名乗ることが許されています。これは、更に上位の70番台、80番台、90番台も同様ですね。キャップは、嵌合式。嵌合式は負荷がかかるので、樹脂製の嵌合式キャップは、この時代のモデルのボトルネックだったりします。60年代には、螺子式のキャップは、廉価版のNo.32に採用されていましたが、上位の2桁モデルはすべて嵌合式。どうも、この時代は嵌合式のキャップを高級な機構と位置づけていたようです。「No.22」のインクビューが青であるのに対して、「No.12」は、ゴールド色を意識した黄色になっています。高級感を出すため?キャップの仕様は、「No.22」のものと大差ないのですが、「No.22」とは、リングの形状が異なり、リングのサイズも大きなものが採用されています。リングの違いだけでも、随分と違った印象になりますね。キャップリングには、「MONTBALNC」、「MEISTERST?CK」、「No.12」と刻印。「No.」の刻印があるので、後期型です。吸入機構には、モンブランお得意のピストン吸入式が採用されています。形こそモンブランらしくないですが、やはりモンブランは、ピストン吸入式が良いですね。尻軸には、リングが入って高級モデルであることを主張している?天冠と軸の後ろには、ホワイトスター。やっぱり、モンブランにはコレがないと。70年代のモデルは、このホワイトスターが安っぽく、脱落しやすいですが、60年代のモデルのホワイトスターは、そんな事はありません。ペン先は、18金。ペン芯はエボナイト。フーデッドニブなので、大部分は首軸に隠れています。ペンポイントの大きさからすると、筆記線はMくらい。ペン先はユニットになっており、首軸で隠れている部分に「MONTBLANC」、「18C」、「750」、「12」と刻印があります。ペン先の形状は50年代から存在するウイングニブです。現在のペン先と比べると、よく撓ることで知られているペン先ですね。20番台にも、同じ形状のペン先が採用されていますが、18金だからと言って、14金の「No.22」や「No.24」と比べてよく撓るというわけではありません。同じく60年代のモデルである「No.22」、「No.24」と比較しました。「No.12」の長さは130mmほどで、「No.22」とほぼ同じサイズ。「No.24」は、長さ136mmほどで、「No.12」と比べると一回り以上、大きな印象です。「No.12」は、高級モデルという位置づけですが、下位の「No.22」と仕様に共通な部分が多いためか、正直、あまり差を感じない点が残念です。60年代のモンブランは、仕様の共通化により、生産効率を高めて生き残りを計った感じがしますが、もう少し頑張って個性を出して欲しかったです。 では、最後に、いつもの如く、汚い字で書いていました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、モンブラン ロイヤルブルー。比較は、モンブラン No.24モンブラン 042G モンテローザです。国産のMよりもやや太め程度の筆記線になりました。インクフローも良好で書き易いです。ウイングニブらしく撓りがありますが、手持ちで比べると、14金ペン先で、ペン先の大きい「No.24」の方が撓りが大きいように感じます。そもそも、撓りに関しては、個体差が大きいように思うので、金の純度、ペン先の大きさは無関係かもしれません。柔らか過ぎるペン先は、コントロールが難しいですが、No.12などのウイングニブは、程よい撓りを持ち、とても扱いやすいので、気に入っています。
2010年09月18日
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久しぶりにギターを新調しました。新品を買うのは25年ぶりです。買ったのは『Kramer Pacer Vintage』というギター。所謂、ストラトキャスタータイプのギターです。80年代の『Kramer』のフラッグシップモデルの1つである『Pacer』をショボく復刻しましたみたいな感じのモデルです。ストラトキャスターはあまり好きじゃなんですが、その派生は大好きで、YAMAHA RGX-611J、Kramer JK-1000、Ibanez RGと買って来ましたが、結局手元に残ったのは、Kramer JK-1000のみ。まぁ『Kramer』というメーカも好きなんです。はい。84年製『Baretta』の復刻版『The 84』というモデルも出ていて悩んだのですが手持ちの『JK-1000』とかぶるし、フィニッシュが微妙なので『Pacer』にしました。 『Kramer』といえば、80年代に一世を風靡したメーカーで一時は大御所フェンダーを抜いて売上世界一になりました。ヴァン・ヘイレンを初めHR/HMギタリストが愛用したことから、一気にブレイクし90年代に入りHR/HMが下火になると、まさかの倒産。現在はギブソンの傘下のブランドとして辛うじて生き残っています。思えば、『Kramer』と同じく80年代を代表するギターメーカーだった『Jackson』も『Charvel』も同様の道をたどり、現在、この2社はフェンダー傘下です。ブランド名だけが独り歩きし始めると、最後には全く別ものになってしまうことも良くあるのですが、現在の『Kramer』からも80年代のモデルを彷彿させるギターが出ていて気になっていました。では、細かいところを見てゆきましょう。仕様ではボディはメイプル(楓)となってます。おそらく、単板ではないでしょう。メイプルはギターには欠かせない素材ですが、音に癖があり、重いことからメインでボディ材として使われることは稀なんです。重量は3.9~4.0kgくらいで超重量級とは言えないのでおそらくソフト・メイプルかと。それでもストラトキャスタータイプとしては、かなり重い方ですが。メイプルボディに虎柄のフニッシュとくれば、ジョージ・リンチを彷彿させます。PUは、ハンバッカー2つ。レス・ポールタイプのレイアアウトです。コントロールは、2ボリューム、1トーンに1セレクター。ボリュームポットはプル/プッシュ式で、コイルの接続を直列から並列に切り替えられるようになっています。様々な音が出せそうな仕様ですね。 ブリッジは、ロック式の定番『フロイド・ローズ』です。私が初めてギターを買った25年前に既に定番になっており、本当に息が長い製品です。残念なことに、このフロイド・ローズの型番は『FRT-02000』。1000シリーズと言われる韓国メーカーのOEM品で、所謂ライセンス品ではないですが、シャーラー(ドイツ)製のフロイド・ローズ・オリジナル(FRT-5)とは異なるものです。『Kramer』といえば、最後は揉めましたがフロイド・ローズと蜜月関係にあったメーカー。どうせならオリジナルを載せて欲しかったです。ピックアップは、ハンバッカーが2つ。訳のわからんものではなく『セイモア・ダンカン』のピックアップです。ブリッジ側は、JB。ジェフ・ベックモデルと言われているものですが、SH-4ではなく、ストラトキャスターやフロイド・ローズの弦間隔に合わせたTB-4です。ネック側は出力低めのJAZZ。SH-2nです。これは、定番とも言える組み合わせですね。ネック・ジョイントはボルトで留めるボルト・オン。ハイ・ポジションが弾きにくいというデメリットがありますが、ストラトキャスタータイプのギターでは定番のネック・ジョイントです。ネック・プレートが往年のKramerと比べると安っぽくなっています。(まぁ、当たり前ですが)ネックはハード・メイプルです。サテン・フィニッシュで自然な感じの仕上げになっています。後々、このネックがトラブルを引き起こします。ネックにはメイプルのフィンガーボードが貼られています。フィンガーボードの素材としてはローズウッドが主流ですが、私はメイプル派なんです。フレットはミデアム・ジャンボサイズ。できれば、ジャンボサイズにしてもらえると良かったのですが・・・。ヘッドはPacerヘッドと言われる形状で、良くも悪くも普通。Kramerお得意のバナナヘッドやリバースヘッドと比べると地味ですね。ペグもブラックで統一されています。メーカーは不明です。ヘッドの裏にはフロイド・ローズには欠かせないレンチがセットされていますが、これ個人的には不要です。『MADE IN KOREA』のシールもありますね。米国製は無論のこと、日本製のギターだって高価になってしまいましたから仕方ないですが。シリアルの感じからして韓国メーカーの『Cort』の工場で作られたものではないかと推測します。シリアル晒してますが、このシリアルのギターは既にお亡くなりになったので・・・。ピート・タウンゼントにぶっ壊された後で、ジミヘンが火葬にしました。下手くそなサンプルサウンドをアップしました。P.U.は、ブリッジ側のJBを使っています。・Kramer Pacer Vitageサウンドチェック録音にはiPhone 4s、JamUp Pro XT、Peavey AmpKit LiNKを使いました。
2014年01月20日
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今回は、今年の1月に入手したパーカー51の訳有り品を分解してみました。「Aerometric」フィラーを搭載したMARK2 TYPE2。パーカー 51としては、中古市場でもよく見かけるタイプです。記事:肝心な部分は、間違いなく「パーカー 51」です。継ぎ接ぎの個体で、ある意味部品取りには最適なヤツなんですが、破損が怖くてフードを外せずにいました。 フード部分は、樹脂の厚みが薄く、ヤワな感じがして怖いのですが、今回、少し頑張ったところ、意外と簡単に外せてビックリ。主要なパーツを並べると、こんな感じです。これらのパーツに加えて、軸とキャップで、1本が組みあがっています。フード部分は螺子で吸入機構側と繋がっているので、回せば外れます。コツは、思い切って慎重にグイッと回す。全く、コツじゃないですね。元々、未使用品だったパーカー 51も持ってますが、こいつは簡単には外れそうもないので諦めました。本来は螺子止めだけでなく、接着されているのかもしれません。繋ぎ目からインクが漏れる状態になれば、それ以前にボタ落ちして大変な事になるでしょうから、この部分をシールする必要はないと思いますので、単に固いだけかもしれませんが。ペン先は、丸まった面白い形状をしています。けして、大きなペン先ではないのですが、丸まった形状のせいで、更に小さく感じますね。ペン先には、「PARKER」、「MADE IN USA」、「RU」、「1951」と1951の下に小さな点の刻印があります。「RU」は、イリジウムの割金のルテニウム(Ruthinium)を表していますが、時代によっては、RU-PL、OS-PLの事も有り、製造時期特定の手がかりになります。「1951」と小さな点で、製造時期を表しているのではないかと思いますが、詳細は不明。私の予想では、ペン先は1951年第3四半期の製造かと思います。ペン先とペン芯は、透明のプラスチックのユニットに収まっています。ペン芯は、ユニットから出すのも戻すのも大変そうなので諦めました。細長いペン芯からは、更に細長いパイプが吸入機構の中まで深く伸びています。このスタイルは、バキュマチックと同じ構造です。吸入機構内部まで伸びたパイプのお陰で、吸入機構をプッシュしても一度吸入したインクが逃げにくくなっており、数回プッシュすることで満タンに出来ます。 ペン芯本体はエボナイト製のようですが、その構造は非常にシンプル。フィンなどは無く、ペン芯自体にインクを保持する能力はなさそうです。パーカー 51のように、固定式の吸入機構を持つ万年筆では、やはり吸入機構の故障が心配です。「Aerometric」フィラーを搭載するパーカー 51は、40から60年経過しているモデルですが、「Aerometric」フィラーに使われている樹脂製のインクサックは、非常に丈夫に出来ていて、パーカー 75に付属していた中押し式コンバーターのインクサックより破れ難いくらいなんです。とは言え、これで、もしもの時の交換の目処が経ちました。
2010年08月19日
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以前から、iPodやiPhoneのDockコネクタに対応したアンプ内蔵スピーカーを欲しいと思っていました。しかし、この手の商品は比較的小型のものが多く、音質的にも中途半端なりそうで躊躇していました。先日、特価のものを見つけたので思い切って購入しました。これなら気に入らなくとも、諦めもつきます。一応、音響関連メーカーかな?、「maxell MXSP-D240」です。少し箱に破れがありますが・・・。これだけの事で訳あり価格の2,933円。生産終了品とは言え、ここまで安いのは「エクセラー」だけでした。 勿論、未開封品で中身には全く問題ありません。本体の他、ACアダプター、リモコン、3.5mmステレオミニプラグケーブルが付属しています。本体は、白を基調としたシンプルなデザイン。高級感はありませんが、安っぽくもなく、部屋に溶け込みやすいデザインです。操作ボタンも電源とボリュームのみのシンプルな配置。余計なものがありません。コンパクトで持ち運びやすい大きさなので、出来ればバッテリーを内蔵して欲しかった。iPodは、このDockコネクタに接続します。蓋付きなので埃対策も大丈夫。このモデルは、公式にはDockコネクタを持つiPodのみサポートしており、iPhoneはサポートしていませんが、一応、iPhone 4Sも使えました。背面にあるインターフェースは、ACアダプター用の端子と3.5mmステレオミニジャックだけ。ステレオミニジャックがあるので、iPod以外の機器もヘッドフォン端子などを介して接続可能です。5.3mmのフルレンジスピーカーが左右に1機ずつ搭載されています。スピーカー周りはオレンジに見えますが、実際には茶系。唯一、アクセントらしいアクセントです。スピーカーは、前方ではなく、真横に向けた独特のマウント方法になっています。スピーカーが小さいですし、2.5W✕2なのでパワーはありません。バスレフ・エンクロージャーを採用しており、これで低音を補っています。全面の下部に開口部があります。第6世代のiPod nanoを取り付けてみました。グリーンのiPodも浮くこと無く溶け込んでいます。付属のリモコンで一時停止、早送りなどiPodの操作も可能。ボリュームは、iPod側ではなく「MXSP-D240」側の操作になっています。さて肝心の音質ですが、小さなスピーカーですので音に篭りがあったりと、けして最高のものではありません。しかし、1万円以下の製品としては、上手くまとまっている方かと思います。十分に音楽を楽しめる音質です。左右のスピーカーの距離が近いのですが、スピーカーが横向きであることもあり、意外に定位は確りとしており、ステレオサウンドを楽しめます。音質的には中低音に特徴があり、基本的に低音寄りの音質。ベースの輪郭もはっきりと聞き取れます。高音の伸びが今1つでクリア感、表現力に欠けますが、聞いていて疲れない音質かと思います。「MXSP-D240」が、この品質なら、現行モデルの「maxell MXSP-1200」の音質が気になります。デザイン的には面白味がないですが、値段も大して変わらないので、こっちの方が良かったかも。 このシリーズにはSonyのWalkmanに対応した「MXSP-1200WM」もあります。 最上位の「MXSP-1300WM」は、残念ながらWalkman対応モデルしか出てませんね。
2013年02月02日
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皆さんは腕時計の保管、どうしてますか?私は腕時計を木製のトレーにまとめて置いておいて、必要な時はそこから取り出して使っていました。しかし、トレーでは置ける数に限界がありますし、時計同士が接触して傷つくこともあるかと思い専用のボックスを購入してみました。10本収納可能な木製のボックスが、なんと881円。送料をケチって、定形外郵便で注文したら宅急便よりも送料が高かったというオチ付き。 これです。蓋のアクリルガラスがね・・・。なんか雑巾で拭いた後みたいに薄汚れていて、いきなりテンション下がりました。10個も入るボックスなので当たり前と言えば当たり前なのですが、購入の際に大きさを考えててことを後悔。サイズが予想以上に大きく、当初予定していた場所には置けず、置き場所に困る程です。一応木製のケースなんですが、表面には紙のようなものが貼られており、木の質感は楽しめません。紙の貼り方は、結構、雑ですね。 ゴールドの留め金が2つ付いており、これでロックする仕組みです。鍵はありません。お約束で、留め金の取り付け方も雑です。中身は10個に区切られており、それぞれにクッションが付いています。このクッション、中に中綿が入れただけの単純な構造。触った感じがゴワゴワしていて安っぽいです。ありぁ、蝶番が歪んでますね。とりあえず蓋の開け閉めに支障はありませんが・・・。では、時計を入れてみましょう。大き目の時計も難なく収まります。単純な構造のクッションは、意外にどんなベルトにもフットします。問題は上。高さがもう少し欲しかったところです。時計によっては、蓋のアクリルガラスに接触しそうになりました。値段が値段なので文句を言っても仕方ないのですが、見た目はあまり良くありません。しかし、収納としての機能は果たしてくれます。見た目が今1つだったこともありますが、置き場に困ったので、結局は使わない時計と乾燥剤を入れて押入れに収まっています。もう少し小さいものを買えば良かった。
2013年02月22日
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どちらも80年代のアメリカのロックバンドを代表するような大物バンドですが、アルバムを1枚も持ってなかったので・・・。UFOじゃなくてギターですよ。昨年、6thアルバム『Life, Love & Hope』をリリースし、今年10月に35年ぶりに来日する『BOSTON』の2ndアルバム『Don't Look Back』です。1978年発売の古いアルバムですが収録曲の『Don't Look Back』は、一聴の価値がある名曲です。『BOSTON』は、1976年に発表した1stアルバム『BOSTON(邦題:幻想飛行)』がヒットし、一躍アメリカを代表するロックバンドになります。また、そのサウンドは80年代のロックバンドに大きな影響を与えます。サウンド的には同年代に活躍した『JOURNEY』と同じくプログレッシブ・ハードロックに分類されますが、聴きやすく万人受けするサウンドが特徴です。(非生産的なのに産業ロックと呼ばれることも多い。) 『BOSTON』はバンドの形態をとっていますが、これはライブのためという側面が強く、実態はトム・ショルツ(ライブではギター担当)のソロ・プロジェクトに近い存在です。トム・ショルツは、レコーディングでは曲作りから殆どの楽器の演奏までこなし、プロデューサーやレコーディングエンジニアの役割すら担ってしまう強者。将に天才です。実際、MIT卒ですし。『BOSTON』のレコーディングは、トム・ショルツ一人に依存する部分が多く、完璧を求めるトム・ショルツの性格も影響して、とにかく時間がかかります。※76年デビュー、現在も活動中ですが、発表したスタジオアルバムは6枚のみ。実際、レコーディングの遅さが災いして、トム・ショルツはレコード会社から契約違反だと訴えられる結果に。更に売れたのが災いして他のメンバーからギャラの問題で訴えられたりと法廷闘争に明け暮れます。華々しく登場し、トップに上り詰めた反面、不幸なバンドとも言えます。もう1つのバンドは『TOTO』。これは、1982年に発売された4thアルバム『TOTO IV(邦題:聖なる剣)』。大ヒット曲の『Rosanna』や『Africa』を収録した『TOTO』全盛期のアルバムです。『TOTO』と言えば一流のスタジオ・ミュージシャンの集まりとして知られますが、実際、凄く上手いです。スペイシーと形容される『シンセサイザー』サウンドを多用したり、リズムに特徴があったりとか、80年代のロックバンドに多大な影響を与えた『TOTO』サウンドは一言では語れませんが、一言で言えば節操の無さが特徴かと。節操がなくハードロックからプログレ、AORまでと特定のジャンルに留まりません。 楽曲の質の高くヒット曲も多いため、現在でもTOTOの曲が頻繁にBGM、SEとして使われています。誰もが一度は『TOTO』の曲を耳にしたことがあるでしょう。このアルバムでは、ボビー・キンボールがリード・ボーカルを担当していますが、ヒット曲の『Rosanna』ではスティーヴ・ルカサー(Gt.)、『Africa』ではデヴィッド・ペイチ(Key.)がリード・ボーカルを担当し、演奏陣も頻繁に歌う点が『TOTO』の特徴です。『TOTO』は2008年に一度解散しますが、ALSを発症した元ベースのマイク・ポーカロの救済目的で現在も活動を継続しています。続いて1988年にリリースされた『TOTO』の7thアルバム『The Seventh One(邦題:第7の剣)』。このアルバムからは『Pamela』や『Stop Loving You』などがシングル・カットされています。 歴代のボーカルの中でも評価が高いジョセフ・ウィリアムズが参加しているアルバムですが、個人的にはボビー・キンボールの方が好きです。収録曲の『Home of the Brave』が聴きたくてこのアルバムを購入したのですが、ボーカルがボビー・キンボールだったら更に良かったのに・・・。最後は、1978年発売の1stアルバム『TOTO(邦題:宇宙の騎士)』。『TOTO』の原点も押さえておきました。このアルバムにはハードロック調のヒット曲『Hold the Line』が収録されていますが、個人的に大好きな曲です。ボビー・キンボールのボーカルも曲によくマッチしていますし・・・。かなり古いアルバムでですが、楽曲が色褪せて無いんですよね。これも『TOTO』の楽曲が斬新だったことの証明かと。
2014年06月13日
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別に専用のものでなくても良かったのですが、丁度いいもの無かったので・・。100均で売っていてもおかしくないレベルの商品ですが、専用のものということで割高になります。 何の変哲もないケースですが、実はピックケースです。ピックは消耗品なのでバンドをやっていた頃は忘れないように小銭入れに入れてましたが、今はピック置き場的な使い方です。このタイプは、形やサイズに関係なく収納できる点がメリットかと。弦で有名な『ERNIE BALL』のピック、12枚入りパッケージ。お気に入りのピックです。今まではバラ売りのものを買っており、パッケージに入ったものを買うのは初めてです。と言うかパッケージ入りのものがあること自体知りませんでした。 右側は新品。左側は使用後。左側はかなり減ってます。重ねるとよく分かりますね。ピックは使っているうちに減って変形するので、使い難くなったら交換します。弦と同様に消耗なので、ある程度のストックが必要です。これは弦を切るための工具、ストリングカッターです。これまではニッパーで代用していたので、専用のものを買うのは初めてです。コレ、『けいおん!』の『秋山 澪』モデルとのこと。 何が違うかと言うと、通常モデルは持ち手のところに貼られたラバーが黄色。これは赤です。違いはそれだけです。ハイ。楽器関連では、未だに『けいおん!』の名で売ろうとする商品が結構あります。日本製とのことですが、安物なので高級感はありません。でも専用のものは、やはり使い勝手がいいです。これはペグを高速で巻くための道具、ストリング・ワインダーです。弦交換の際に、これがあるととても便利です。昔使っていたものがどっか行っちゃったので購入しました。そう言えば、カポも見当たりません。
2013年12月10日
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前回の記事、『80年代を彷彿させるKramer Pacer Vintage』の中で『Kramer Pacer Vintage』のその後について微妙な表現をしましたが、実は『Kramer Pacer Vintage』を使い始めて一ヶ月も経たないうちにネックに異変が・・・。このネック、メイプル(楓)製のネックにメイプルのフィンガーボードを貼りあわせた構造になっているのですが、この構造自体はごくありふれたものです。安っぽいネックだなぁとは思っていましたが、まさかこんなトラブルが出るとは・・・。拡大するとよく分かりますが、フィンガーボードが剥がれてきたのかネックに亀裂が走っています。勿論、ギターを落下させたり、ぶつけたり等、ネックに衝撃が加わるようなことはしていません。トラスロッドの調整など、ネックに負荷がかかるようなこともしていません。仕方ないのでメーカー(Gibson)と販売店(イケベ)に問い合わせたところ、翌日には販売店から連絡あり、保証対象として修理していただけるということになりました。そこで販売店に修理の取次ぎをお願いしたのですが、最終的にはメーカーでも修理不能ということで新品と交換することになりました。まぁ、修理と言ってもネックの全交換になるだろうと予想していたのですが、メーカーではそれすら出来ないようで、少々がっかりしました。販売終了から時間が経過しているのなら交換部品がなくて当然かと思いますが、そもそも修理するなど想定していないような印象を受けました。今後、ギターに何かあってもメーカーでは対応不能と覚悟しておいたほうがよさそうです。また、販売店の対応に比べて、メーカーからの連絡があまりにも遅かったという経緯もあり、『Gibson』にはかなり失望しています。最近は、驚くほど低価格のギターがたくさん登場していますが、ギターの価格が下がっているのではなく、単に昔は無かったような安物が平気で売られているだけのように思います。むしろギター自体は高くなっていて、そこそこの金額のギターでも望むような品質は得られないと感じました。 手持ちの『Kramer』のギターに『Kramer JK-1000』(上側)というモデルがありますが、『Kramer Pacer Vintage』よりも安い『Kramer JK-1000』の方が造りが確りしているように思います。『Kramer JK-1000』は『Kramer USA』ではなく『Kramer Japan』の製品で、『Kramer USA』からライセンスを受けて日本市場向けに『ESP』が製造・販売していた廉価版が『Kramer Japan』なのですが、廉価版とは言え日本のメーカーが手掛けただけのことはありますね。もっとも『ESP』が作ると高くなるので、実際の製造は下請けだったでしょうが・・・。2つのギターは時代が異なりますし、私が持っているイメージも80年代半ばから90年代初め頃に販売されていたギターのイメージなので単純には比較できませんが、『Kramer Pacer Vintage』は定価に釣りった造りには見えません。例えば『Kramer Pacer Vintage』も『Kramer JK-1000』もブリッジは、フロイド・ローズを採用していますが、全く同じものが取り付けられているわけではありません。『Kramer Pacer Vintage』に装備されているフロイド・ローズは『1000シリーズ』と呼ばれる韓国メーカーOEM品ですが、『Kramer JK-1000』には一般に『本物』と言われるドイツのシャーラー製のフロイド・ローズが装備されています。一見、同じように見えますが、黒の『1000シリーズ』(下側)はプレスによってベースプレートを形成しています。対してドイツのシャーラー製のフロイド・ローズ(上側)は鍛造で、『曲げ』の部分のラインがシャープです。当然、ドイツのシャーラー製の方が精度、耐久性共に優れています。『Kramer JK-1000』は、当時5万円以上したシャーラ製のフロイドローズを搭載しながら、10万円を切る定価で販売されましたのでヒットしましたが、価格の安さから『フロイド・ローズを買っているようなもので、後のパーツはオマケ』と揶揄されることもありました。しかし、今どきのギターを見ると『Kramer JK-1000』も馬鹿にはできないなと思います。楽器で最も重要なことは、正しい音程がとれること。無論、精度は重要ですし、音程の安定のためにも耐久性に優れたパーツや加工技術は欠かせません。しかし、最近は10万円を超えるギターに安物の材料・パーツが使われていることも少なくないように思います。昔はそこそこ使えるものが欲しいなら5万円以上、それ以下はゴミと言われてましたが、今は幾ら以上出せば、そこそこのものが買えるんでしょうね?
2014年01月27日
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皆さん、色々とお手入れ用のクロスをお持ちかと思います。私のは、コレ。上の汚いヤツ。左端と真ん中は、銀軸の変色を除くのに欠かせない銀磨きクロスです。左のクロスは、モノとしては良いのですが、研磨効果が高く、ある意味使い難いかも。真ん中のは、鏡面磨き用のクロスもセットになっていて、重宝してましたが、そろそろ寿命ですね。右端は、金磨きクロス。こちらも研磨用と鏡面磨き用のクロスがセットになっています。香港で買ったんですが、これはちょっと高かったですね。ペン先やメッキ部の変色に使用していますが、本来、金無垢用なので、研磨剤が入っている方を使うときは注意が必要です。鏡面磨き用のクロスは、メッキにも優しく重宝します。下は、木軸万年筆の艶出しに欠かせない銀座、佐々木商店の「つやふきん」。他のクロスと違って、研磨タイプではなく、あくまで艶出しです。 そして新しく仲間に加わった「プラスチックみがきクロス」。光陽社の「ポリマール」と言う製品です。【メール便対応】ポリマール プラスチックみがきクロス価格:472円(税込、送料別)この会社は、同じ商品名で銀磨きクロスなども出していますね。 2枚セットになっていて、見た目はメガネ拭きみたいな感じ。しかし、薬剤が浸み込んでいるので、ちょっと嫌な手触りです。僅かにプラスチックを削ることで、小さなキズを消し、艶を出すと言う理屈ですが、効果の程はどうでしょうね。試したいんですが、良い生贄がありません。そこで、多少、状態の悪いコレを生贄にすることに。首軸に小さなキズは沢山ありますが、光沢は十分に残っていますので、効果は期待できないかもしれませんが・・・。とりあえず、クロスで磨いてみました。どうでしょうか?劇的な変化は見られませんが、キズが減っています。しかし、光沢は、あまり変わってないかも。おそらく、光沢が無いものに試せば、艶出し効果も確認できた事でしょう。正直、綺麗にキズを消し、美しく仕上げるなら耐水ペーパーやコンパウンドを組み合わせた方が良いと思いますが、布である手軽さが利点です。材質や状態にもよるでしょうが、逆に光沢を損なったりすることもなさそうに思います。感覚的には、粗くもなく、細かくもなく、無難な中庸と言った感じですので、これを使った後で、細かいコンパウンドで仕上げても良いかもしれません。
2010年08月08日
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パスポートの更新手続きが完了したので、昨日、香港総領事館に受け取りに行って来ました。折角、滅多に来ない香港島のセントラルまで来たので、近くの万年筆専門店を覗く事も忘れません。当分、来る予定がないので、極少々の買い物をして帰路に着きます。しばらくすると、総領事館から電話が・・・。悪事がバレれ、いよいよ強制帰国かと思ったのですが・・・趣旨は、「HK$10(約12円)余分に請求してしまったので返金したい」との事。面倒なので「いいです」って言ったんですが、そういう訳には行かないそうです。香港の会社に来てくれると言う話もあったのですが、時間を合わせるのも面倒なので、後日、総領事館に出向くことにしました。しかし、こちらに出向いて頂けるお話が出たのには驚きました。意外に、サービス良いです。私は仕事で週2回程、香港へ行っているのですが、出かけるのは、九龍半島側。もっとも安い交通手段を選んでも、香港島のセントラルまでHK$10以上かかります。HK$10返して貰うのに、HK$10以上の交通費と言うのは割りに合いませんね。頑張って泳げば、タダですが、そんなズブ濡れの怪しい人間、領事館の入り口で確実に捕まります。ところで、パスポートのビザ欄って、書き心地は、どんなものか気になりませんか?さて、ここから本題です。これは、昨日の買い物ではないのですが、以前から安いペンシースを何本か買いたいと思っていました。そもそも、ペンシースとペースケースの境目って、どこにあるんだろうと思ったりしますが、私が欲しいのは、本当にシンプルなペンシース。ペンを入れる袋みたいなやつです。 先日、「モンブラン 251」を購入した香港のセントラルにある「華佑金筆行」で、HK$28(約335円)のペンシースが売られているのを発見。とりあえず、2本、革違いでゲットしてきました。ブラウンの方は、大き目のシボがあるタイプで、ブラックの方は、スムースな印象の革です。革の表面には、革の風合いは残されていません。PUで加工した感じです。しかし、一応、ベースは本革のようです。どちらも柔らかい革で、使っているうちに伸びそうですね。もうコバを、どうこう言うような製品ではありません。HK$28(約335円)ですから。実際に、ペンを入れてみました。ブラウンの方には、パーカー 51が、ブラックには、モンブラン251が入っています。長さ150mm、幅40mm、収納部分の深さ135mmと言うサイズ。小型に見えますが、わりと深があり、表と裏の革のサイズの差が少なく、収納部分の入り口が高い位置にあるのが特徴です。そのため、モンブラン 251には、収納部分が深すぎて、奥まで押し込むと、完全に隠れてしまいます。また、天冠部分が長いペンは、クリップを掛けると天冠がシースからはみ出る事も。収納力は、見かけ以上で、かなり大きなサイズのペンもスッポリ収納できます。パイロット 823も、クリップをかけずに楽々と収まりました。小さく見えますが、意外に径もあります。ペリカン M800も、この通り。ほぼ全体を保護してくれます。天冠付近が僅かに外部に出る程度。その分、取り出し難くはなりますね。多少、無理がありますが、モンブラン 149だって入ります。コンパクトですが、収納力は大したものです。革は柔らかいので、試しにペンを入れただけで、既に革が伸び気味。コストパフォーマンスに敬意を表して、ここは馴染み易いとしておきましょう。このサイズなら、ペン全体を保護することができますが、もう少し、入り口が低い位置にあった方が良かったかもしれません。この手のペンシースは、ペンを破損から守ると言うより、ペンがキズ付くのを防いだり、ペンで他の物をキズ付けることを防ぐのが目的だと思いますが、サイズがコンパクトなので、ある目的に使おうと思って買いました。サイズが合うか分かりませんが、上手く行くと嬉しいですね。
2010年04月27日
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これは、中国で万年筆を買ったときにオマケで貰った万年筆です。ブランド名は「MARKSMAN」のようですが、詳細は全く不明。木軸を得意とする「MARKSMAN」というメーカーがありますが、それとは無関係だと思います。素性の分かる方、教えてください。そもそも、貰い物なので、そんな立派な作りのものではありません。未使用のようですが、全体的に劣化が見られ、小キズも沢山在ります。貰ったのは、黒と青の2色、計5本です。天冠、尻軸が丸みを帯びたバランス型。モンブランや日本メーカーが得意とするタイプのデザインです。キャップを付けた状態での長さは136mmほどありますが、軸系が一番太いキャップ周りで約11mmと細身なので、かなり小さく感じます。キャップは螺子式になっており、螺子溝の外側には透明なインクビューが。2色とも、首軸には黒の樹脂が使われてます。ブランド名らしきものを特定する唯一の手掛かりがクリップの刻印。「MARKSMAN」とありますね。このクリップは取り付けが甘くて、そのうち取れそうな予感が。ペン先は、多分、ステンレスでしょう。何の飾り気もないペン先で、ペン芯も外側に溝がないシンプルなものです。最初は、固定タイプの吸入機構かと思ったのですが、引っ張ってみると簡単に抜け、両用式でした。付属のコンバーターは、殆どが金属でカバーされた中押し式なので大き目のインクビューは殆ど意味がありません。まぁ、後に大きなインクビューが役立つのですが・・・。最後に、いつもの如く汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、パイロットのブルー。怪しげな万年筆ですが、難無く書けました。ペン先は、鉄ペンでもかなり硬めのタイプで、筆記線は極細クラス。ペン先の硬さ、筆記線の細さを考慮するとメモ帳用に丁度よさそうな感じです。コンパクトで持ち運びにも便利ですし。ところが翌日になってインク漏れに気が付きました。ペンケースなどと一緒にペンスタンドに立てていることが多いので、インク漏れは一歩間違えれば大惨事につながります。幸い、大きなインクビューのお陰で異変に気づきました。インク漏れの原因は、どうもコンバーターをきちんと奥まで差し込んでいなかった事にあるようで、この万年筆は無罪です。気をつけないと。
2009年10月08日
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万年筆には、様々な金属パーツが使われています。例えば、ペン先には、金合金やステンレスがよく使われますね。それ以外にも、クリップやリングに金属が使われていることが普通です。軸が金属製の万年筆もあります。クリップやリング、軸の材料として使われる金属は、主にアルミ、ステンレス、真鍮などではないかと思いますが、鉄(合金)なども使われるのかもしれません。また金属パーツには、金、ロジウム、ニッケルクロームメッキが施されてていることが多く、腐食しやすいに金属でも錆に強く仕上げてあることが大半です。にも関わらず、短期間で錆びるものがあるんですよね。高温多湿な季節が長い中国華南という要素もあると思いますが、錆は悲しいです。クリップやリングが均等に錆びるなら分かるのですが、中にはクリップだけ錆び易いものがあったります。クリップやリングには、同じ金属が使われ、同じようにメッキが施されていると思っていたのですが、そうした経験から、どうも違うように思いはじめました。そこで、現在科学の最先端をゆく分析装置で、万年筆の金属パーツを調べてみました。じゃじゃーん。「ただの磁石じゃないか!」って言うな!ただの磁石ではありません。U字型。しかも「N」、「S」って書いてあります。そこに何の意味もありません。別に、棒磁石でもいいんですよ。 磁石の登場で話が見えたと思いますが、磁石に「くっつく」、「くっつかない」で金属パーツを分類しようと言うのが今回のお話です。まず、万年筆に使われていそうな金属を磁石に「くっつく」、「くっつかない」で分類しておきます。金属の種類磁石に金くっつかないプラチナくっつかない銀くっつかない鉄くっつくステンレス 300系くっつかないステンレス 400系くっつく真鍮(ブラス)くっつかないアルミくっつかないあくまで、ざくっとした分類です。表には鉄しか書いてませんが、おそらく鉄の合金も磁石にくっつくものが多いでしょう。ステンレスは、鉄にクロムやニッケルを加えた合金で、沢山の種類があり性質も異なります。すべてを網羅できないので、表では、2種類に分類しました。300系のステンレスは、磁石にくっきませんが、加工によっては磁性体に変化し磁石にくっつく場合もありますので一概には言えません。ちなみに300系ステンレスは、流し台とかに使われています。その流れで行くと、400系ステンレスは包丁ですね。では、実際に万年筆を調べてゆきましょう。まずは、ペリカン M800、M400SE、モンブラン 149(80年代)、パイロット カスタム742、セーラー プロフィット21。これらは全て、リングもクリップも磁石にくっつきません。磁石にくっつかないからと言って、全てのパーツに同じ材質が使われているとは限りませんし、ある程度の弾力が要求されるクリップなどは違う材質が使われている可能性もあると否定できません。対して、パーカーソネット(旧)、パーカー45、ペリカン M200の場合は、リングはくっつきませんが、クリップが磁石にくっつきます。同じペリカンでも、トラディショナルのクリップは、スーベレーンとは異なるようです。一見、同じクリップに見えるのですが、トラディショナルシリーズは見えないところでコストを落としていそうですね。パーカーの万年筆は、子供が誤って飲み込んだ場合の対策として、キャップに工夫がありますが、その一環で何か工夫しているのかもしれません。パイロット カスタム742とは異なり、尻軸部分のリングのみが磁石にくっついたのがパイロット カスタム823。プランジャー式の823の場合、尻軸のリングは、ちょうど可動部分の先端になるので材料を変えて何か工夫してるんでしょう。また、手持ちの鉄ペンのペン先も試してみましたが、殆どが磁石に付かないので、300系のステンレスが使われている場合が多そうです。同じステンレスでも、400系より300系の方が腐食に強いものが多いようなので、300系が好まれるのではないかと思います。今回は、万年筆の金属パーツについて調べましたが、同じモデルでも製造時やロットによって異なるパーツが使われている可能性もあります。同じモデルで時代の異なるもの持っている方は、調べてみても面白いかもしれません。時代を特定する手がかりになるか可能性もありますね。余談ですが、ステンレスと言う合金は曲者です。製造過程や製品への加工方法によっては本来の性質を発揮できない場合があります。中国のステンレスは錆びやすいと言う話を聞いたことはないですか?これは、あながち嘘ではなく、本当です。メッキも下処理の脱脂が下手なのか剥がれやすいものが多い。愛犬ワンワンのケージは、「錆びない」とお店の人が勧めるので高いものを買ったのに見事に錆びました。 ちなみにワンワンのケージは、磁石にくっつくので400系のステンレスが使われてようです。400系なので元々腐食に弱いことは理解できますが、それにしても酷いような気が・・・。それともワンワンから金属を腐食させる何かが出ている?そんな恐ろしい生き物だったのか?ともかく、なんちゃってステンレスも多いので注意が必要です。
2009年10月14日
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旧正月前に、ジャスコに買出しに出かけようと言う話になったのですが、今回は、いつも行く店舗とは別の場所にあるジャスコへ行ってみる事にしました。行った場所は、マンションが立ち並ぶ、シンセンでは比較的開発が新しいエリア「福田」にある「COCO PARK(購物公園)」。ジャスコもあります。中央は広場になっており、広場を取り囲むようにショッピングセンターが建っています。旧正月前だったせいか、お客さんは少ないですね。みんな田舎に帰った?様々なお店がテナントとして入っていますが、お店が入店していないブースもチラホラ。やはり、不況の影響かな。地下1階には、ジャスコ、1階と2階は、ショッピングセンターになっています。3Fは、レストランが入店してしました。建物の構造が悪く、移動し難いショッピングセンターです。息子用の食器と奥さんのコンタクトレンズを購入し、私は、アレを物色します。規模は小さいですが、ジャスコの文具コーナーがあり、「パーカー」、「パイロット」、「PICASSO ART COLLECTION」の万年筆が置いてあります。「パーカー」は中堅の「ソネット」まで、「パイロット」は、「デスクペン」とか「ボーテックス」、「ニューヤングレックス」などで大したものは置いていません。輸入品ですので「パイロット」は、日本より高いですし。狙いは勿論、「PICASSO ART COLLECTION」です。ピカソの万年筆は、中国メーカーのものとしては珍しく、カラフルな万年筆が多く、デザインもお洒落です。「法国(フランス)」の「PICASSO ART COLLECTION」と表現される事もありますが、フランスとは関係なく、立派な中国製万年筆です。何本か試し書きしました。どの万年筆も、ペン先は1種類しかなく、ペン先のサイズ表示がないものが大半ですが、全体的にやや太目の印象。「M」と言った感じです。最終的に選んだのが、「908 世紀先鋒(Century Pioneer)」というモデルです。買ったお店:ジャスコ 購物公園店の文具コーナー買った商品:PICASSO ART COLLECTION PS-908 世紀先鋒(Century Pioneer) 橙黄価格:108元(約1,407円)では、万年筆を見てゆきましょう。「PICASSO ART COLLECTION」は、「上海(巾へんに白)弗洛文化用品有限公司」と「上海藝想文化用品有限公司」の2社が、中国唯一の総代理を主張しています。今回は、この辺りの謎にも迫りたいと思います。紙の外箱は、カラフルで綺麗です。外箱を開けると、偽物を見分けるための「400防偽」シールが貼ってありました。防偽400システムについては、こちらを参照。中の箱も紙製ですが、綺麗で高級感があります。箱を開けると、万年筆本体の他、説明書と合格証が入っています。しかし、この箱、どこかで見覚えがありますね。デザインは異なりますが、以前購入した「鰐魚(Crocodile)」の万年筆の箱と作りは全く同じです。「鰐魚(Crocodile)」の万年筆を製造している「上海欧鰐文化用品有限公司」の関連会社が、「PICASSO ART COLLECTION」の中国総代理を主張する「上海藝想文化用品有限公司」なんですよね。ところが、説明書の裏側を見ると製造元は「上海(巾へんに白)弗洛文化用品有限公司」になっています。この謎は一端保留して、万年筆を見てゆきましょう。色は3色あったのですが、この色を選びました。オレンジっぽい黄色にラッカー塗装されています。軸は、かなり細身です。軸やキャップは、ブラス製のようで重量感があります。長さ:140mm直径:10.5mm首軸に螺子溝があるように見えますが、キャップは、パチンと外すだけの嵌合式。キャップを、尻軸部分に付けてみました。ちょっと、キャップが差し込み難いですね。キャップのクリップ部分には、トレードマークの刻印が。何やら「ピカソ」と関連がありそうな刻印がですが、絵画の知識がないのでよく分かりません。ペン先は、かなり小型のものでステンレス製のようです。よく分かりませんが「ピカソ」と関連がありそうな装飾が施されています。その下に、トレードマークと「PICASSO」の文字の刻印。一番下には、半分隠れていますが「FRANCE」の文字の刻印があります。説明書には、12K、14K、18Kニブと一部のステンレスニブは、フランス製と書かれていますので、ペン先は、フランス製なのでしょう。コンバーターが付属していますが、作りは、以前購入した「鰐魚(Crocodile)」の万年筆とよく似ています。最後に、恒例の汚い字の試し書きです。インクは「パーカー クインク ブルーブラック」を使ってみました。使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。比較として、1行あけて・プラチナ #3776 バランス ステンレスペン先 太字(B)・鰐魚(Crocodile) 316 ペン先不明 ・ペリカン トラディショナル M200 Fニブでも書いてみました。ペン先は、硬いですが、インクフローが良く、ペンポイントも大き目なので、滑らかに書けます。紙との抵抗もあまり感じられません。今まで買った中国万年筆の中で、一番、印象がいいですね。線は、やや太めで、「M」くらいと言った印象です。概ね「プラチナ #3776 バランス 太字」と同じくらいですね。中国万年筆言うと、派手なデザインのものが多いのですが、「PICASSO ART COLLECTION」は、それとは一線を画していて、日本人好みのデザインではないかと思います。最後に二つの総代理の謎ですが、調べてみたところ「上海(巾へんに白)弗洛文化用品有限公司」と「上海藝想文化用品有限公司」の両方が「PICASSO ART COLLECTION」の万年筆を販売しているようです。どちらか一方、無くなってる可能性はありますが・・・。基本的には、2社共に同じ万年筆を販売していますが、トレードマークが違うため、クリップのやリング、ペン先の装飾が異なります。今回購入したのは、「上海(巾へんに白)弗洛文化用品有限公司」の方。何となく「鰐魚(Crocodile)」も含めて3社、製造元は同じような気がします。ちなみに「上海藝想文化用品有限公司」バージョンの「PICASSO 908」はコレです。「PICASSO ART COLLECTION」は、日本では無名かと思ったのですが、楽天市場の「You STYLE」で結構色々なモデルを販売していますね。
2009年01月29日
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近所の銀行へ出かけたら、謎のダンス集団を発見。別に、銀行の宣伝とかではありません。この銀行は、マンションの敷地内にあるので、銀行前の広場は住民の憩いの場になっています。マンションの住民が集まって、何やら踊りの練習をしているみたいです。小さな太鼓を抱えて、打ち鳴らしながら踊っていました。銀行の帰りに、以前「英雄 373」を購入した「人人楽購物広場」というスーパーの文具コーナーに立ち寄ったところ、ショックな事が・・・。万年筆のショーケースが無くなっている・・・。こんな郊外のスーパーでは、万年筆なんて売れないんでしょうね。歩いて行ける場所にある、唯一のまともな「万年筆売場」だったのに・・・。しかし、万年筆が完全に無くなったわけではありません。基本的にショーケースに入っていたのは、高級なものだけです。(高級と言っても500円程度の物からショーケース入りしていましたが・・・。)ブリスターケースに入った安物は、陳列棚にぶら下がっています。値段も100円もしないものから150円程度までと激安。以前から、激安万年筆の造りがどうなっているのか興味があったので、「英雄(HERO)」の「博士(DOCTOR)」シリーズの1本、「616」と言う万年筆を買ってみました。今年、初の万年筆です。(去年買って、未だ届いていない分もありますが、あくまで去年の分ですよ。)買ったお店:人人楽購物広場の文具コーナー買った商品:英雄 博士(HERO DOCTOR) 大616価格:8.3元(約109円)パッケージの裏のシールです。頼むから「高級」って書かないで欲しい。商品名に「金」へんに「衣」と言う字が見えますが、これは「イリジウム」の意味。この値段でも、イリジウムポイントがちゃんと付いているんです。商品を取り出すためのミシン目の上に、本物か偽物か見分けるための「防偽800」システムのシールが貼られています。中国の場合、100円程度の商品でも偽物があっても不思議ではないですが・・・。防偽800システムについては、リンクの過去記事を参照して下さい。肝心の万年筆本体は、こんな感じです。色はグリーンを選びました。軸は、プラスチック製、キャップは金属製です。どうもアルミみたいですね。とにかく軽いですね。お世辞にも、高級感があるとは言えませんし、作りも良くありません。多少、キズもあったりします。長さ:140mm直径:11.0mmキャップには、縦線が模様として入っています。パチンと留めるタイプです。実際には「ぐにゅーう」と軸にめり込む感じで、気持ち悪いですね。クリップは、矢羽のデザイン。「どこかで見た事があるデザインだ。」なんて野暮な事は言ってはいけません。間違いなくパクリでしょう。首軸と胴軸の境目のリング状の部分は、スケルトンになっていて、一応、インクの有無が確認できるみたいです。ペン先の殆どは首軸に隠れており、ステンレスのペン先が僅かに見えます。この値段でも、ペンポイントは、ちゃんとイリジウムです。ペン先のサイズは表示によると「大」です。他にも「小」と「中」があるようですが、帰って来てから「大」を買ってしまった事に気付きました。「大」と言っても、ペンポイントが極端に大きい訳ではなく、むしろ小さいので、どんな太さの文字になるか気になりますね。ペン芯も殆ど首軸に隠れてしまっています。ペン先とペン芯の接合が、ずれているとか突っ込んではいけません。この値段ですから・・・。要は、書ければOKなんです。一番、気になっていたのがインクの補充方法。中国の場合は、ランニングコストが高いカートリッジインクは敬遠されるので、カートリッジ式ではなく、何らかのインク吸入機構が内臓されていると読んでいましたが、やはり、中押し式のコンバーターを内臓していました。コンバーター部分の取り外しができない固定式です。大きくて容量がありそうなんですが、実際にインクを吸入してみても、沢山入った実感がありません。そもそも、金属で覆われているので、どれだけインクが入ったか確認できないんです。最後に、恒例の汚い字の試し書きです。インクは、パーカーのクインク ブラックを使ってみました。使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。比較として、1行あけて・パーカー ソネット K18 Fニブ・ラミー サファリ EFニブ・英雄 373でも書いてみました。字幅は「大」なんですが、そんなに太くありませんね。ちょっと太目のFくらいです。ペン先は、かなりガチガチに硬いのですが、書き味は悪くありません。紙への引っ掛かりも少ないです。問題は、インクフローが過剰と言うか、過激なこと。「書いている」と言うより「塗っている」と表現した方が合っていると思います。意外と小さい文字も書けるのですが、インクフローが良すぎて、インクの乾きが遅いのでメモとかには全く向きませんね。十分乾燥してから触らないと文字が滲みます。メモ用なら「小」とか「中」の方が良いかもしれません。書き難いとは言いませんが、癖があるので、これを最初の1本にしてしまうと、万年筆嫌いになるでしょうね。この万年筆、突っ込みどころは満載だったりするのですが、一応、万年筆らしい形をしていて、インクの吸入機構を備え、価格が100円程と言うのは驚異的ですね。中国万年筆、侮り難し。中国では、中押し式のインク吸入機構を内臓した万年筆は、昔からあるようで、うちの奥さんも子供の頃、学校で使っていたそうです。当時は、4、5元(5、60円)だったそうですが、物価の上昇を考えると、あまり値上がりしてませんね。むしろ安くなったのかも。そう言えば、キャラクターものの激安万年筆もありましたので、今でも小学校等で使われているのかもしれません。一緒に英雄のボトルインクも買おうかと思ったのですが、買っても使わないと思うのでやめました。値段は30円程と激安ですよ。
2009年01月13日
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皆さんは「楽天スーパーポイント」を活用されていますか?楽天で買い物等をすると貰え、買い物の際に現金代わりに使える「あのポイント」です。ポイント10倍等を狙って購入すると結構溜まるので、私は、結構、溜め込んでポイントだけで商品を買ったりしているのですが、どうも、楽天は、最近、楽天スーパーポイントを与えたくない、使わせたくないと思っているのでは・・・。昔と違って、エントリーしないとポイントが貰えないキャンペーンが増えましたし、微妙な時期に有効期限の短いポイントが付与される事が多くなりました。2月も、2/18、2/19に合わせて255ポイント付与されました。有効期限が2009/2/28までのポイントが・・・。年末、年始のキャンペーン企画のポイントだと思いますが、有効期限10日程のポイントを付与されても困るんですが・・・。とは言え、無駄にはしない性分なので、万年筆用のカートリッジインクなら安いし、メール便発送のお店も多いので、カートリッジインクを買うことに。で、2本しか入ってないので激安のプラチナのものを購入しました。買ったお店:オフィスプラザshop買った商品:"PLATINUM"プラチナ 万年筆/サインペン用インクカートリッジ2本入(SPN-100A) グリーン価格:94円プラチナのボトルインクと違って、結構、色も豊富です。私はグリーンを選びました。メール便送料が160円なので、商品代より高いのが微妙ですが・・・。ちょうど両親が孫に会いにこちらに来たので、持って来て貰いました。パッケージは簡素なもので2本入っています。このインクは、プラチナ製の万年筆、サインペン兼用となっています。実は、カートリッジタイプのインクを使うのは初めてで、購入した万年筆に付属している場合もありましたが、そのまま放置していました。購入したカートリッジインクは「プラチナ #3776 バランス(ステンレスニブ)」で使ってみる事にします。と言うか、プラチナの万年筆は、コレしか持ってないので・・・。「プラチナ #3776 バランス(ステンレスニブ)」には、「ペリカン4001 ロイヤルブルー」を入れて使っていたのですが、ペン先が乾きやすく、書き出しでインクが出ない事が多く、オマケにコンバーターのせいかインクフローも安定して居なかったので、お蔵入りしていました。インクを代えると改善するかもしれませんね。差し込み部分は、ステンレスのボールで塞がっていますので、ラムネの要領で万年筆に押し込んで使います。取り付けは簡単でした。1.2cc入りでコンバーター(0.53cc)より、沢山インクが入っています。インクの色は、見ての通り緑ですね。もう少し渋い緑だと、普段使いもし易いですが、鮮やかな緑です。勿体無いので、最近、葉っぱがお気に入りのようで、「葉っぱ」マニア?化している息子に葉っぱの絵でも書きますか・・・。「プラチナ #3776 バランス(ステンレスニブ)」の方は、このカートリッジインクにしても、相変わらず、書き出しでインクが出ない事が多いですね。続いて耐水性試験です。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。予想はしていましたが、水にはかなり弱いようです。ペーパークロマトグラフィーも試してみました。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。黄色と水色の成分で構成されていますね。と言う事で、楽天から頂いた期限のみじか~い楽天スーパーポイントは、付与されて直ぐ、「カートリッジインク代」に使ってしまったのですが、よく考えると「ひなあられ」を買う必要があったので、こっちで使っても良かった。批判しつつ、楽天の売り上げに貢献してしまった・・・。買ったお店:京都発・老舗おかき専門店小倉山荘。送料無料セットあり。買った商品:【5000箱限定】初節句の内祝いや季節の手土産に京都あられ専門店のひなあられ 化粧箱(70g×3袋...価格:1,050円
2009年03月08日
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以前、レビューしたインク、「セーラー 極黒(きわぐろ)」。 紙に書いた直後は、こんな感じでした。耐光性のテストのために、約2ヶ月間、窓に貼り付けて光に晒すと・・・。殆ど変わっていませんね。ある意味、予想通りの結果ですが、「セーラー 極黒」は、水にも光にもかなり強いようです。「セーラー 極黒」は、クリスマスカードの宛名書きで活躍してくれました。代わりとなるインクが少ないので、これからも頻繁に使うことになると思います。年末と言う事で、万年筆の決算でもやろうかと思ったのですが、反省材料が多すぎるので、止めます。このブログをご覧の方なら、お気づきでしょうが半年前より、少し、いや、かなりペースアップしたとだけ言っておきます。代わりに個人的な万年筆の使用頻度ランキングをやりましょう。もっとも書いた文字数やインクの消費量を記録しているわけではないので、単にインクの吸入回数で比較しました。吸入回数の記録を付け始めたのも、今年の途中からですし、万年筆の購入時期や吸入量も違うので、全然、フェアのランキングではありません。使用頻度、上位5位は、1位 ペリカン スーベレーン M800 F 11回2位 セーラー プロフィット 21 M 8回3位 モンブラン マイスターシュテュック 149 F 7回4位 パイロット カスタム 823 F 5回4位 パーカー ソネット F 5回5位 ペリカン スーベレーン M400SE F 4回です。2位の「セーラー プロフィット 21」のコンバーターと4位に「パイロット カスタム 823」では、1回の吸入量が全然違うので、実際に消費したインクの量を比較した場合は、多分、順位は逆転するでしょう。1回の吸入量を測れば、よりフェアなランキングになるのですが、面倒なので細かいことは無視します。「ペリカン スーベレーン M800」と「モンブラン No.149」は、机に上で何か書くときに、真っ先に手に取るような万年筆で、特に用途は決めていません。インクは、それぞれ「ウォーターマン BB」と「モンブラン レーシンググリーン」で固定しています。「セーラー プロフィット 21」は、「セーラー 極黒」との組み合わせでクリスマスカードの宛名書きで大活躍しました。細字の「パイロット カスタム 823」は、主に日記用として使ってますが、手持ちの万年筆の中では、一番、筆記線が細いので色々と活躍してくれました。「ペリカン スーベレーン M400SE」は、主に手帳や仕事関係の記録に使っています。コンパクトなので、普段、持ち歩く万年筆でもありますね。今度は、個人的に使い易いと思う万年筆を上げると・ペリカン スーベレーン M800・モンブラン マイスターシュテュック 149・パーカー バキュマチック メジャー ブルーダイアモンドあたりがベストです。 ペリカン、モンブラン、パーカーと世界の大御所が並びました。「モンブラン 149」は、腐っても定番。(失礼。)なぜ、こんなものがこの値段と思うこともありますが、悔しいけど凄く使いやすいです。多くのメーカー、ユーザーにとっての目標であり、尊敬の対象なんでしょう。最近では「モンブラン 149」以上に評価が高い「ペリカン M800」でさえ越えられない存在だと思います。「パーカー バキュマチック」も素晴らしいですね。パーカーの現行品のXFより細い極細字で、やや硬めのペン先ですが、ごく自然にインクが出て書き易い万年筆です。ただし、寒くなったせいか、ペン先とペン芯の添いが悪く、使っているうちにペン先がズレることがあります。ご老体で無ければ、もっと活躍させるんですが・・・。総括も済ませた事ですし、いよいよ年越しです。次の記事は、年が明けてから。皆様お付き合い頂き、有難う御座いました。来年も宜しくお願い致します。
2009年12月30日
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現在、手持ちのギターは4本で、3本立てのギター・スタンド+1本立てでは効率が悪いので、6本立てのギター・スタンドを購入しました。複数のギターを立てられるギター・スタンドにはスペースを専有しないという利点があります。購入したのは『KIKUTANI』の『GS-600/6』という製品ですが、これは今まで使っていた3本立てギター・スタンド『GS-600/3』の大型版になります。特徴は安いこと。安物ではありますが、結構使えます。 このスタンドは、金属製のフレームで構成されていますがギターが接触する部分にはスポンジが巻かれており、ギターが傷つかないように配慮されています。ただし、このスポンジは柔らかいのでギターの重量で潰れてしまうのが難点。 手持ちのギターを4本立ててみました。スタンドを選ぶ際、安定性は重視しないといけない点ですが、偏って荷重が掛かっても安定性しています。まず、転倒の心配はないでしょう。この手のスタンドとしては、ギター同士の間隔は広めに取られています。間隔が狭いと取り出す際にギター同士が接触してしまいます。かと言って広すぎると省スペースになりませんし。 3本立てのGS-600/3と比較するとかなり大きいですが、収納力は倍でもサイズは倍にはなっていません。2本分の空きスペースは将来に備えてということで・・・・。
2014年12月28日
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最近は単機能エフェクターに様々な設定パラメーターや付加機能を持たせた多機能エフェクターがトレンドの1つになっており、様々な製品がリリースされています。その中でもデジタル・ディレイは競争が激しい分野で、定番の『LINE6 DL-4』を始めとして『TC Electronic Flashback X4』、『BOSS DD-20』、『EVENTIDE TIME FACTOR』、『STRYMON TIME LINE』等の多機能デジタルディレイが人気を得ています。 そんな中で比較的新しい製品にも関わらず、既に忘れ去られようとしている製品が1つ。『VOX DelayLab』です。純正ACアダプター『KORG KA-181』付きで、ほぼ未使用品が中古で売られていたので保護しました。本来は『LINE6 DL-4』、『TC Electronic Flashback X4』、『BOSS DD-20』と価格が競合する製品かと思いますが、実際には新品が15,000円を切る価格で手に入ります。けして悪い製品ではなく、少なくとも『LINE6 DL-4』より音は良いと思いますが、市場の評価は低いようで今や立派な不人気モデルです。何がダメなんでしょうね。まず、無駄にデカイ筐体。コレばかりは頂けません。これを買ったばかりにエフェクトボードを新調する必要が出てきました。多機能とは程遠いアナログな感じのインターフェースがマイナスイメージなのでしょうか。裏返せば直感的に操作出来るということなんですが・・・。PCとの親和性が皆無とは。USBポートを備えていません。不具合が出てもファームウェアを書き換える手段がないということです。基本となるディレイは10種類ですが、それぞれに3つのタイプあり、搭載してるディレイは30種類とクラス最高です。ディスプレイもアナログな感じでアルファベットの表示さえ微妙ですが、必要な情報は十分に読み取れます。 この製品は立派なデジタル・エフェクターですが、アナログ風のコントロール系統のお陰で直感的に操作できる秀逸なインターフェースを実現しています。基本的な設定はコンパクト・エフェクターと大差ありません。設定は、10バンク✕3チャンネル=30プログラムまで保存することが出来ます。プログラムの呼び出しは4つのペダルで行います。一番の左のペダルで、バンクを切り替えます。右側の3つのペダルでA、B、Cチャンネルを選択してプログラムを呼び出す。ルーパー機能の操作も、この4つのペダルを使用します。ステレオ入力、ステレオ出力をサポートし、コントロールペダル接続用の端子も装備。先にも書きましたが、残念ながらUSBポートはありません。 デジタル・エフェクターですので一般的なエフェクターより消費電力は大きいのですが、比較的少なく抑えられているようで、消費電流は200mAです。消費電力の少なさを生かして単三電池6本でも動作するように設計されています。ACアダプターは別売りですが、起動時により大きな電力を必要することを考慮しても定格電流が300mA程度のもので十分です。デジタル・エフェクターとしての仕様は量子化ビット数 24bit、サンプリング周波数 48kHzと一般的なものですが、28秒のステレオ・ルーパーを備え、バイパス時にDSPを通すかトゥルーバイパスにするか、いきなりディレイをOFFにせずに残響音を残すかと言った細かな設定も可能です。肝心の音はと言うと、悪いということは全くありません。むしろ『LINE6 DL-4』よりは、ハイファイな印象を受けました。使いやすい無難なディレイ・サウンドで、特徴を欠いているとも言えますが・・・。今回もレビュー動画をアップしました。勿論、下手くそなデモ演奏もあります。 ・[DEMO] VOX DelayLab (DIGITAL DELAY)
2015年05月10日
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『TC electronic』と言えばポリフォニック・チューナー『PolyTune』が、まず頭に浮かびますが、空間系エフェクターでも定評があります。『TC electronic』は、現在、ペダルタイプのデジタル・リバーブを4モデルリリースしていますが、その中で一番オーソドックスなモデルが、この『TC electronic Hall Of Fame Reverb』です。真っ赤なフニッシュのポップな印象のリバーブですが、『Hall Of Fame』の名に恥じない機能を備えています。 一般的なリバーブに共通する『DECAY』・『FXLEVEL』・『TONE』と言ったコントロールの他、トグルスイッチで、プリディレイタイムを『SHORT』または『LONG』に切り替えられるようになっています。選択できるリバーブタイプは10種類。このクラスとしては多い方。 ・ROOM ・HALL ・SPRING ・PLATE ・CHURCH ・MOD ・LOFI ・TILE ・AMB ・GATEフットスイッチは『TC electronic』のペダルエフェクター共通のもので、クリック感はありますが、軽めスイッチです。スイッチが軽いため、履いている靴によってはON/OFFを感じ取りにくいかもしれません。入出力も充実しており、『ステレオ・イン』、『ステレオ・アウト』仕様。『モノラル』で使うことが多いと思いますが、空間系エフェクターの場合、ステレオ仕様であることに越したことはありません。 電源は、センターマイナスの9v ACアダプター。9Vバッテリーにも対応していますが、消費電力が大きいエフェクターなので、ACアダプターの使用が現実的でしょう。USBポートを備え、『TC electronic』の製品ではお馴染みの『TONE PRINT』をサポートしています。コインやピックで簡単に開けられる裏蓋を外すと、電池を入れるスペースがあります。また、ディップスイッチが取り付けられており、『トゥルーバイパス/バッファード』の切り替えや『キルドライ』のON/OFFが出来るスグレモノです。 『Hall Of Fame Reverb』は、10種類ものリバーブを搭載し、『TONE PRINT』によるパラメーター調整を駆使すれば多彩なリバーブ効果を生み出すことができます。機能的には、このクラスとしては最高峰と言って間違いないと思います。また、音の密度も高く、『BOSS』のRVシリーズに匹敵するクォリティーを備えています。動画サイトの比較を見た限りでは、音の密度、掛り方の自然さでは『BOSS』の最新モデルである『BOSS RV-6』に劣ることは否めませんが・・・。とは言え『Hall Of Fame Reverb』は、『BOSS』製品にはない『TONE PRINT』といった革新的な機能を備えており、そう単純には優劣は語れません。コンパクトペダルタイプでは、『Hall Of Fame Reverb』は、現時点でも最高峰のリバーブの1つであることは間違いないでしょう。今回もレビュー動画をアップしました。勿論、下手くそなデモ演奏もあります。 ・[DEMO] TC Electronic Hall Of Fame Reverb(Reverb)
2015年11月29日
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もう直ぐ、クリスマスだと言うのに、今日の最高気温は25度を超え、暑いです。皆さん、ご家族へのクリスマスプレゼントは準備できましたか?私は、奥さんへのプレゼントをまだ購入してないんです。一応、希望は聞いているんですが、条件が厳しくてピッタリ来るものが見つかりません。それとなく伝えてありますが、サンタさんは諸事情で遅れそうです。次は、フライング気味のサンタさんのお話です。中国万年筆ではありませんが、前々から気になっていた万年筆があります。ドイツの筆記用具メーカー「ラミー(LAMY)」の人気商品、「サファリ(safari)」と言う万年筆です。この「サファリ」は、プラスチック製でチープな材質の万年筆なのですが、デザインが優れていて全くチープさを感じさせません。如何にも「工業製品」と言った感じのデザインですが、ドイツ人気質なのか合理的でセンスが良いと思います。しかも、お値段は嬉しい事に、かなりチープ。「サファリ」には、万年筆の中身が透けて見える「スケルトンカラー」が設定されていることも魅力の1つで、この「スケルトン」を狙っていました。ちなみに「サファリ」と同型の上位モデルに「アルスター(AL-star)」と言うものもあります。 以前から香港の「中南図書文具有限公司(Chung Nam Book & Stationery Co. Ltd.)」と言う文具店で売っている事を知っており、そのうちに買おうと思っていました。このお店、以前、ペリカンのインクやペンケースを買ったところですね。元々、HK$220(約2,534円)と言う日本より安い価格設定に加えて、10%オフでHK$198(約2,281円)になっていましたので、かなりお買い得。もちろん色は「スケルトン」です。買ったお店:中南図書文具有限公司(Chung Nam Book & Stationery Co. Ltd.)買った商品:ラミー サファリ スケルトン(LAMY vista)価格:HK$198(約2,281円)今回初めて気付いたのですが、日本では、スケルトンカラーも「LAMY safari」の名称で販売されていますが、海外では「サファリ」と同型のスケルトンカラーは「LAMY vista」と言う名称になっています。購入した「サファリ(ビスタ)」に貼られていたシールにも「vista」と印刷されていました。ここでは便宜上「ラミー ビスタ」のことを、日本風に「ラミー サファリ」と呼ぶことにします。では、購入した「ラミー サファリ」を見てゆきましょう。パッケージは至ってシンプルです。キャップに付いた、大きくてシンプルなクリップが目立ちます。尻軸付近の「LAMY」のロゴが誇らしげ。コンパクトかと思いきや意外と軸は太く、長さもあります。写真下は「パーカー ソネット」です。長さ:140mm直径:12mm軸の中には、ブルーのカートリッジインクが1本入っています。軸の連結部に挟み込まれていた紙製のリングは、カートリッジインクがペン先に刺さるのを防止するためのもの。使う時は取り外します。キャップを外して見ました。軸の中央付近の穴は、インクの残量を確認するためのものですが、スケルトンの場合はあまり意味がありませんね。他のカラーでは、ここからインクの色が覗けるので、デザイン上のアクセントになります。キャップを尻軸につけてみました。キャップは大きく、厚みがあるので、やや頭でっかちになります。写真では分かり難いですが、首軸に2箇所窪みがあります。これはペンを正しく持たせるための工夫で、ここに指を掛けます。ペンの持ち方に癖のある私は、窪みを無視して持っていますね。「サファリ」にはコンバーターは付属していませんが、カートリッジ、コンバーター両用式です。ラミーのカートリッジインクは、色の種類が豊富なのでスケルトンを生かした色の変化を十分に楽しめますがコンバーターがあれば、他社のインクも使えるので更に面白くなります。無論、別売りのコンバーターも買っています。ラミーには複数のコンバーターありますが、「サファリ」に適合するのは、「LZ24」という回転式コンバーターです。買ったお店:中南図書文具有限公司(Chung Nam Book & Stationery Co. Ltd.)買った商品:ラミー 回転式コンバーター LZ24(Z24)価格:HK$40(約461円)ノブの部分が赤いのが特徴です。シリンダーには、小さな突起があり、この突起に合わせた固定用の切れ込みが「サファリ」の首軸にあります。コンバーターを取り付けると、こんな感じです。当たり前ですが赤いノブも、しっかり透けて見えています。この赤いノブに関しては「スケルトン」ユーザーの間では賛否両論なんですが、赤も意外に悪くないかもしれません。ペン先やペン芯が収まっている首軸もスケルトン。黒いペン芯が透けて見えます。ペン芯もスケルトンだと、もっと面白いかも。ペン先のアップです。寂しいくらいに飾り気が無く、シンプルなスチール製のペン先です。「EF」、「LAMY」の刻印が見えます。ラミーは、他の欧米メーカーと比較しても、表示より線が太い傾向があるそうなので「F(細字)」の線が出るように「EF(極細)」を選びました。実は、スケルトンの在庫に「EF(極細)」無く、私が購入したスケルトンは、元々「F(細字)」。私が、残念がっていると、ペン先を交換してくれると言う事になり、やって貰いましたが、ペン先とペン芯の接合は微妙なので、高い万年筆では、こう言ったことはしない方が無難です。すぐ近くで、ペン先の交換作業を見ていましたが、あまりにも簡単にやるので拍子抜けでしたね。別のカラーの在庫のペン先にセロテープを貼ったかと思うと、あっという間にペン先が取り出され、同じ要領で私が買ったスケルトンのペン先を取り外し、代わりに「EF(極細)」のペン先が取り付けられました。インクを入れてみましょう。正しいレビューとしては、折角のスケルトンなのだからカラフルなインクを入れるべきでしょうが、最近、手元の万年筆に色々な色のインクを入れてしまい、無難な色のインクが入った細字の万年筆が1本も無いと言う個人的な事情から、一緒に購入した「パーカー クインク ブルーブラック」を入れます。買ったお店:中南図書文具有限公司(Chung Nam Book & Stationery Co. Ltd.)買った商品:パーカー クインク ブルーブラック価格:HK$22(約253円)※インクのレビューは、別の機会に。現在実施中の耐光性には加えておきました。ブルーブラックでは、華やかさに欠けますが、コンバーターにインクが入っているのが分かります。ペン芯にもインクが回っています。恒例の汚い字で試し書きです。ペン先は「EF(極細)」ですが、噂どおり「F(細字)」くらいの線の太さですね。サファリは、表示サイズより1段階くらい太いと思った方が無難です。書き味はと言うと、夫婦で驚いたのですが、スチールペン先とは思えないほど滑らかです。鉄ペンの中国万年筆は3本持っていますが、全く比較にならない感じです。日本でも買えるのでオススメの1本です。「EF(極細)」が使い易いと思います。
2008年12月21日
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