PR
Freepage List
Comments
Keyword Search
山本が川田と一緒に冷蔵庫に製品を運んでいるのを見た。
俺は余計かとも思ったが、手伝うために冷蔵庫に向かった。
「山本さん。なんか手伝いますよ」と俺。
「おお、それじゃこれをここに積んでよ」となぜか川田が答えた。
それから俺が荷物を取って、山本に渡してというリレー運送が始まった。
しかし川田は横で口やかましく指示をするだけで、何もしない。
それどころか「早くしろよ~」とまで罵声を浴びせてきた。
そこで「は?お前がしろよ」と応酬する俺。とたんに険悪なムードに。
「まあまあ」と山本が間に入ってきた。
「俺さ~この前……」やっと空気を読んだのか、川田が自分の失敗話をしだした。
「ははっはっは」三人で爆笑。
だが、そんな折に山本が自分の身の上話をしだした。少し泣ける話だったが、三人の気持ちが近づいて、すっかり修学旅行の夜のような気分になってきた。
そこで俺は今目指している夢のことを話したが、二人ともそんな俺の夢を応援とともに喜んでさえくれた。
その時、冷蔵庫のドアが開いた。
そしてそこには班長の姿が……。
「いつまでダラダラやってんだ~!!お前ら~!」
その刹那、山本が大声を張り上げた!
「うっさいんじゃ~くそ野郎!やんのかこら~!!」