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2013年07月20日
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テーマ: 法律(509)
カテゴリ: 裁判員裁判研修




欠落部分が重要であり、以前の調書で書かれていないのはおかしいということを示す部分です。

重要であると理解してもらえないと、「別に欠落していてもおかしくはない」という証人の言い訳を許し、裁判官・裁判員も同じように思ってしまいます。

たとえば、法廷で証人が、「被告人が『ぶっ殺 す』という発言をした」と証言し、前の調書では、「ぶっ殺 す」という言葉が一切使われていなかったとします。

重要性を示そうとして「その発言は、あなたにとって印象的でしたね」とい言うだけでは不十分です。「怖かったですよね」「怖くなって、足早に帰りましたね」と具体的なエピソードを引き出す必要があります。

ここまで詰めておかないと、再主尋問で、「聞かれなかったから答えなかった」という言い訳を許してしまいます。
Iの段階で、「聞かれなくても話すはずだ」という印象を与える必要があるわけです。

ただし、焦って「その発言は、あなたにとって重要でしたね」などと直接聞いてはいけません。さすがに意図を察知され、「いや、それほどでもないです」などと重要性を直接否定され、その後の二つ目のCまで行くことは出来なくなります。

このように、CICCはかなり難しいので、CICCとCCCの両方が使える場合は、CCCの方が無難でしょう。


なお、2つめのCは、以前お示ししたとおりです。
言葉に気をつけて、「credit=調書を作った時も正しい」を示すのです。
ただし、くどいですが、2つめのCで内容確認をしてはいけません。
あくまで、「記憶通り話しましたね」と聞き、「記憶通りに話すといいながら、その日によってコロコロ変わる」という印象につなげるのです。



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最終更新日  2013年08月25日 11時00分32秒
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